遺伝子組み換えにより蛍光を発する犬が韓国で誕生 36
ストーリー by headless
蛍光 部門より
蛍光 部門より
eggy 曰く、
韓国・ソウル大学の研究チームがクローン技術を使い、蛍光を発する犬を誕生させた(ロイターの記事、 msnbc.comの記事、 本家/.)。
蛍光を発するのは2009年に生まれたメスのビーグル、テゴン。抗生物質ドキシサイクリンを混ぜた餌を与えてから紫外線を照射すると、緑色に光るという。蛍光は抗生物質を入れるかどうかでコントロール可能だ。同大は2005年に世界初のクローン犬、スナッピーを生み出しているが、テゴンも同様の体細胞核移植クローン技術を応用し、クラゲやサンゴなどの蛍光を発する遺伝子を組み込んだとのこと。人間と犬では共通する病気が268種類にのぼる。蛍光を発する遺伝子を難病の遺伝子に置き換えて同様の症状を持つ犬を人工的に作り出すことにより、難病治療の研究に貢献できる可能性があるとのことだ。
これってノーベル賞レベルの発見では? (スコア:1, おもしろおかしい)
Warning !
不安嘘つく教授
Re: (スコア:0)
下村脩氏:オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質を発見し、その後医学研究用の重要なツールに発展したことが評価され2008年のノーベル化学賞を受賞。
下村努氏:下村脩氏の息子。連邦捜査局に協力し、ハッカーの顔役ケビン・ミトニック逮捕に貢献。
/.読者が好きそうなw
やっぱり (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:やっぱり (スコア:1)
Re:やっぱり (スコア:1)
むしろ蛍光化は犬に対する食欲を減退させる画期的な発明です。
改良によりさらにキラキラするようになります。
#次の犬の名前は輝々(きらきら)ちゃんとかそんな感じで
Re: (スコア:0)
光るのはホタルイカを食う日本人向けのサービスか?
Re: (スコア:0)
# 別に遺伝子組み換えでもいいとは思うが。。
Re: (スコア:0)
韓国からの留学生に
「やっぱ普通に犬とか食うの?」
と訊いたら
「アレはオッサンが夜遊びの前に精力でもつけるか!というノリで食うもので、今時の若者は食わないです」
と言ってた。
すっぽんみたいな (スコア:1)
まぁすっぽんみたいなものなのかもしれませんね。
一度食ってみたいとは思う。
屍体メモ [windy.cx]
Re:やっぱり (スコア:1)
韓国の取引先と雑談の際、「最近の(韓国の)若者は、ファストフードばかりで、
伝統的な食事であるキムチなどを子供の時に食べつけていないから、辛いものが苦手で困る」
という愚痴を聞きました。
何処も同じ、てとこでしょうか。
Re: (スコア:0)
韓国でもキワモノだったのか。ちょっと安心した。
#でもやっぱり仲良くしたいとは思えないな…
Re: (スコア:0)
つうか爺さんの話だと戦後食い物が無い時に犬を食ったと。
でもって、犬肉は暗い処で光るから区別できるとか言っていた様な。
もしかして蛍光と相性が良い?
すでにもっと人間に近い動物でなかったっけ? (スコア:1, 興味深い)
確かどこかで似たような「光るサル」とか「光る豚」とかが発表されていた気がするんだけど。
後光るラット、光る猫とかも。
Re:すでにもっと人間に近い動物でなかったっけ? (スコア:3, 参考になる)
日本で実現済
遺伝子改変霊長類の作出に成功(霊長類を用いたパーキンソン病などの難病研究が可能に) [jst.go.jp]
疑わしいけど中国サル
遺伝子組み換えサル、中国で初誕生 [people.com.cn]
Re:すでにもっと人間に近い動物でなかったっけ? (スコア:1)
「もっと人間に近い」という点については、標的とする病気や臓器によって「より人間に近い動物」は色々変わります。
(ごめんなさい、具体的な程度を知ってるわけじゃないので例示もできませんが)
また同様に、ある特定の病気について「病態モデル」にしやすい動物ってのもそれぞれです。
モデル動物の例としてはサル、ブタ、ウシ、マウスが有名ですが、ウサギや鶏もモデルに使われたりしているはずです。
ので、腎不全を扱うなら犬がもっとも適している、という可能性はありますね。
Re: (スコア:0)
犬であることが重要なんですぉ、きっと。
韓国ネタをことさら取り上げるためならそれが大事なんですよ(棒
Re: (スコア:0)
どっかで光る牛肉とかなかったっけ?
Re:すでにもっと人間に近い動物でなかったっけ? (スコア:1, 参考になる)
Re: (スコア:0)
ああ、これだ。牛肉じゃなかったのか。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
蛍光遺伝子の導入事例は多い (スコア:1)
蛍光に関係する遺伝子を導入された動物(いわゆる遺伝子組換え動物)は,あちこちでつくられていて,それ自体は取り立てて珍しいことではないように思います。
その割には話題になるので,おそらく一般には認知されていないのかなあと思います。
(例)2000年ころに話題になった有名な「蛍光ウサギ」
http://wired.jp/wv/gallery/2008/10/16/%E8%9B%8D%E5%85%89%E8%89%B2%E3%8... [wired.jp]
(例)明治大学の研究チームによる「蛍光ブタ」
http://www.isc.meiji.ac.jp/~nagaslab/theme_2.html [meiji.ac.jp]
http://nagaslab.com/?page_id=342 [nagaslab.com]
今回の例は,抗生物質の投与に反応することに新規性があるのだと推測します。
より詳しい方の見解がほしいところです。
様は、餌の成分が光るということですね? (スコア:1)
光り始めるという...
案外、日本の安売りスーパーも光ったりして。
# 幻想的に光っても、Gはいらんから。
ドキシサイクリンは紫外線で蛍光を発する (スコア:0)
もともとドキシサイクリンは紫外線を照射することにより蛍光を発する性質があるみたいなんですが。
遺伝子組み換え関係あるんですかね?
Re: (スコア:0)
つまりドキシサイクリン存在しなければ目的とする遺伝子が発現しませんが、餌としてドキシサイクリンを与えると目的とする遺伝が発現させることができ、遺伝子発現のオンオフを簡単に制御することができます。
ドキシサイクリンは「腎不全があっても投与量を変更する必要のない唯一のテトラサイクリン系薬剤である。」とwikipediaにありますので、テトラサイクリンよりも使いやすいということだと思います。おそらく犬は腎不全になりやすい動物なのかもしれません。
最近は遺伝子発現を調整できるらしい (スコア:1)
テトラサイクリンによる遺伝子発現の誘導 [wikipedia.org]は、商品化される程度に普及した手法みたいですね。
http://www.takara-bio.co.jp/goods/bioview/pdfs/53_28-29.pdf [takara-bio.co.jp]
つまり、「ドキシサイクリンを投与されてる間だけ難病にかかる犬」みたいなものが作れて、実験に役立つということでいいのかな?
Re:最近は遺伝子発現を調整できるらしい (スコア:2, 参考になる)
ただ、培養細胞(in vitro)では制御がしっかりとできるのですが、生体内(in vivo)ではこの制御が様々な理由でうまくできずに不完全な制御となってしまいます。そこで、少しでもうまく制御できるように導入するDNAに様々な(経験則に基づいて)工夫をします。
Genesisという論文誌に対して批判するつもりは全くありませんが、学術的に価値のある研究成果を発表するというよりも、「こういう新しい遺伝子組換え動物を作りました。詳しいことは調べていません。もし欲しければ分与します。」という研究が発表されることが主であると思います。
バスカヴィル家の犬 (スコア:0)
まだ道は長い (スコア:0)
この蛍光を発する技術を使えば、
難病の遺伝子を持つ犬を作ることができて、
その難病の治療の研究を行うことが可能になり、
いずれ人間の治療にも役立つに違いない
ということですね?
暗い夜道も安心 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
……なんて脂ぎったオッサンにゆーたら殴られるで
もともと老廃物とかって蛍光するよね (スコア:0)
いわゆる垢とか水虫に侵された角質とか。
以前、ある店の妙に暗ーいトイレで小便したら、
便座の裏にブラックライトが仕込んであって愕然即爆笑した。
このあと、スタッフがおいしくいただきました。 (スコア:0)
豚に真珠、犬に抗生物質? (スコア:0)
素人目に見ても、「抗生物質を与えて紫外線を照射したら蛍光を発するクラゲと犬の遺伝子」
なんてものを難病遺伝子に置き換えて人間と同じ難病がちゃんと発症するのか?と思ったり。
#そもそも耐性菌の脅威が叫ばれる中で管理下とはいえ非治療目的で抗生物質を投与するって…
#どこの(飼料に抗生物質を混ぜた)国ですか。
スーパーサイヤ人 (スコア:0)
ゴテンじゃなくてテゴンかよ