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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
タレコミ人ですが (スコア:2, 参考になる)
○SUPERBIRD-7は国内企業の商業静止通信衛星としてははじめて国産の衛星バス
です。
あと、Technobarnは「完全国産」 [technobahn.com]と書いてますが間違いです。
ミッション機器はともかく、衛星バスですら「国産」と言っても中身には輸入品を使ってるはずなので、「完全」国産ではありません。
それでもまぁ、三菱電機は商業衛星で国際的な競争力を持ってることを示せた、と言う面においては大きな一歩だと思います。
海外の衛星バスも最近は日本製のパーツを入れています (スコア:2, 参考になる)
海外の衛星バスも最近は日本製のパーツも使っています。
特に日本が売りにしているのが、衛星のスラスタです。
姿勢制御の小さいスラスタではなく、軌道修正を行う為に大きな加減速をする
メインエンジンといえる箇所で小型高出力のIHIの500Nスラスタは
国内・海外の衛星問わず採用例が増えています。
日本で初めて採用・実用化された宇宙機は日本初の火星探査機「のぞみ」で、
地球を使ったパワースイングバイによる加速と火星の重力圏にとどまる為の
減速に使う為に搭載されました。(ミッションそのものは失敗でしたが)
それ以降、国内ではJAXAの「かぐや」「PLANET-C」NTT DoCoMoの通信衛星「N-Star c」
(衛星バスはロッキードマーチン社製・打ち上げはアリアンⅤ)に採用。
海外では直近だと今回のスーパーバード7号と共にアリアンⅤで
デュアルローンチされた米国の通信衛星「AMC-21」や「Horizons 2」「Intelsat 11」等に採用。
他にもオーストラリアやインドネシアの通信衛星にも採用され、
打ち上げ・稼働実績がまるで積めない国産衛星を尻目に、
海外の商業衛星で着々と軌道上での実績を挙げており、
各国の衛星に欠く事の出来ない重要部品の地位を築きつつあります。
民間の商用衛星は最近の新型旅客機のように、自国調達に拘らず
安く、実績があり、ミッションに適した性能を備えた部品を
国境を越えて、様々な製造元から調達しているようです。
自国の軍事利用や技術開発や育成を目的とせず、第一に採算を考える商業ベースのモノだと、
100%自国部品使用というのが純国産だという基準とすると
今は日本に限らず、何所の国も「純国産」は存在しないでしょう。
強いて言うなら割合が問題になるでしょうか。