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人生unstable -- あるハッカー
こういってしまうとあれですが・・・ (スコア:5, すばらしい洞察)
虎は死して皮を残す (スコア:5, 興味深い)
動いているシステムの内部仕様を直接見てみる、という観察法もあります。
1822年、カナダの猟師マーティン・アレックスは仕事仲間の流れ弾を腹に受けてしまい、縫合しても胴体に胃へと開いた穴が開いたままの状態になったのですが、これ幸いとウィリアム・ボーモント医師はその穴から消化途中の食物の様子を観察したり、胃液を取って成分を調べたり、気候や体調と消化の関係を調べたり、消化という未知のメカニズムにとても大きな数々の発見をしました。(アレックスはこの実験を相当嫌がっていたそうですが、それでもボーモント医師は「機嫌と消化作用の関連について」とかいう研究のネタにしたとか)
またバグ由来の仕様観察といえば1951年に子宮ガンで亡くなったアメリカ人女性ヘンリエッタ・ラックスの細胞の例も挙げられるでしょう。
それまで人類は実験室で人間由来の細胞を数週間以上培養することができませんでしたが、彼女のガン細胞を培養してみたところそれに初めて成功しました。HeLa細胞はきわめて活発に増殖する細胞で、その細胞は50年以上たった今でも世界中で培養されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/HeLa%E7%B4%B0%E8%83%9E [wikipedia.org]
とまあ、そのような偉業(まあ本人は嬉しいかどうかわかりませんが)の中の一人としてH.M.氏の名は医学史上に永遠に記され続けることになるでしょう。
その貢献に敬意を表しつつ、どうか故人の魂の平安ならんことを。