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> 費用対効果
「効果」は対価や利益に限られないし、単年度とも限られない。「私とはなに?」「生きてるってどういうこと?」など、知的探求の動機は単純化もしれないが、ギリシャ哲学以来 2000 年の間驚くほど頭のいい人たちが全力で真理を探究してきた。決して浅いものではない。それをちゃんと言葉にできる人間が仕分け会場にいるかどうか、が問題なのです。
> 優れた学究者の皆さんは、日本を捨ててとっとと海外に行くのがお互いにとって幸せな選択じゃないかな。
この言葉は、単に現実が自分の理想と違っているためにすねているようにしか感じられません。むしろ日本人全体の教育レベルが上がって、昔なら「わしらにはわからんけど、偉い先生方のやることだから口出すもんじゃないよ」となっていたのが、「その研究にはどんな意味が?」と疑問を持てるようになった、と考えるべきでは? だとすれば、いま日本を捨てて海外に行くのが幸せにつながる、と短絡的にはいえないでしょう。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
自然科学に対して何を求めろっての? (スコア:0)
自然科学に向かう動機なんてのは知への探求心に基づく単純なもので、対価や利益は目的じゃないんだもん。
難しい数学の問題を解いたからって、腹が満たされるわけじゃぁない。
宇宙の果ての探索やら、生命の起源の解明になんて、知的好奇心を持たない人にとっては「はぁ?」の世界ですしね。
学術に投じる費用の是非なんて、それを容認するかどうかは国民自身が必要と思うかどうか、ただそれだけ。
知的好奇心に対する許容性を持たない国民が少なくない(むしろ大多数?)という時点で、
あるいはそういう分野をそうい
Re:自然科学に対して何を求めろっての? (スコア:1)
> 費用対効果
「効果」は対価や利益に限られないし、単年度とも限られない。「私とはなに?」「生きてるってどういうこと?」など、知的探求の動機は単純化もしれないが、ギリシャ哲学以来 2000 年の間驚くほど頭のいい人たちが全力で真理を探究してきた。決して浅いものではない。それをちゃんと言葉にできる人間が仕分け会場にいるかどうか、が問題なのです。
> 優れた学究者の皆さんは、日本を捨ててとっとと海外に行くのがお互いにとって幸せな選択じゃないかな。
この言葉は、単に現実が自分の理想と違っているためにすねているようにしか感じられません。むしろ日本人全体の教育レベルが上がって、昔なら「わしらにはわからんけど、偉い先生方のやることだから口出すもんじゃないよ」となっていたのが、「その研究にはどんな意味が?」と疑問を持てるようになった、と考えるべきでは? だとすれば、いま日本を捨てて海外に行くのが幸せにつながる、と短絡的にはいえないでしょう。
Re: (スコア:0)
科学の最先端のほうも一般人には到底理解できない域にまで進んでしまって(一般層に)説明できない
というのが今の科学分野全般の状況ではないでしょうか。
まして工学分野は自分が使ってる家電の仕組みもロクに理解できないような人ばかりで
身近という印象がないだけに説得が難しいでしょう。
宇宙などという身近とはかけ離れた言葉が頭についたのなら尚更です。
頑張ってスピンオフ事例積み上げていくしかないでしょうね。
…教育レベルが上がったといってもその程度です。
ガンが治る水が売れる時代ですもの。
Re: (スコア:0)
ただの水を、ガンが治る奇跡の水だといって飲ませたら効いた、という実例があっても驚いちゃいけない。
まっとうな抗がん剤を使っても、
うまく効く確率が低かったり、それによる余命延長の長さが短かかったりするので、
領域によっては、プラセボ効果と大差ないか、むしろプラセボ効果のほうが良かったりする。
ただし、ただの水はプラセボでしかないので、ちゃんとプラセボたっぷり塗さないと効かない。
二重盲検などのプラセボを排除した試験方法では、とうぜん、全く効かないという結果が出る。