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……スマヌ
それはさておき、確かに習った時も、どっち向きも同じ昇華という単語なのは若干違和感があったな。昇という文字から固体→気体にはピッタリだが気体→固体には合わないと思ってた。などと書いたら、華の方は温泉で沈殿するゆのさま [pixiv.net]、もとい湯の花 [wikipedia.org]を湯の華とも書くので昇華の二文字なら往復どちらでもありな気がしてきた。数十年ぶりに。
いやー、リンク先から経緯見たらひどかった。
広辞苑が正しい意味合いで記載 → 広辞苑の改版時に詳しく無い人が正しく無い意味に書き換え(ここで気体→固体も昇華扱い) → 他の科学事典が広辞苑の誤記を参考に辞書作成 → 文科省は広辞苑の定義を元に要綱作成 そして専門家が指摘したら、文科省は「広辞苑の表現が改まるまでは現在の定義のまま指導する」とのたまう。
ひどい。
昇華ってのは、「昇」の字が極めて重要なのよ。昇るのよ。昇竜拳の昇なのよ。春風亭柳昇師匠の昇るなのよ。 決して下がりはしない。 文学的にも「昇華」は決して下がることは無いわけで、やっぱ誤用だったんだなぁ…。
長年不思議ではあったんだ。 皆あまり使わないから気にしてなかったんだろうか。
細矢氏の論壇に書かれた経緯をなぞっているのであれば、
> 広辞苑が正しい意味合いで記載 → 広辞苑の改版時に詳しく無い人が正しく無い意味に書き換え
は違いますね。理化学辞典(1953年)では「個→気」と「個→気→個」(昇華精製)の2つの意味で正しく記載していたのに、同じ出版社から2年後に出た広辞苑(1955年初版)では「個→気」と「気→個」の2つの意味にすり替わっていた、という話です。
そもそも昇華という言葉に「個→気」と「個→気→個」(昇華精製)の2つの意味があること自体おかしいのですが、それは英語の"Sublimation"の段階でそうだったみたいですね。
(野暮な話だが、「固」ではなく「個」をひたすら使ってるのが気になってしょうかない)
(あっ……見なかったことにして……)
昇華精製というプロセスを知らない担当者が文章の最適化をして重複を取り除いてしまった結果、間違った意味で広まったというわけか
「レジストリの最適化ソフト」のような仕事は昔からあったんですね。
親が他の国語辞典作りに携わっていたので聞いたことがありますが、権威主義の人にとって国語辞典と言えば広辞苑なので、他の辞書と記述に違いがあっても無条件に広辞苑を信用するみたいですね。広辞苑は古い辞書で間違いも多いのですが、広辞苑の記述と違うと正しい方の辞典にクレームが来ることもあるとか。
しかも辞書編纂は、ド文系の牙城。
文系がどうのというより、単純に広辞苑に科学技術用語の間違いが多い。
三省堂も権威がありますね。「的を得る」を誤用としたのが三省堂で、それを撤回したのも三省堂でしたが振り回された人が多かった。
>春風亭柳昇師匠の昇るなのよ。>決して下がりはしない。
待ってくれ。そうすると柳昇師匠の落語には下げがつかなくなってしまうのではないか?
昇太のカミカミはいつもあがっているのかもしれないけど。
>昇太のカミカミはいつもあがっているのかもしれないけど。
昇太師匠を呼び捨てにできるこの御方は?
その人の弟子ではないというだけでしょう
「華」の方も「華が開き、花粉が飛び散る」ことから、気体分子が飛び立っていくことを連想させる働きがあるように思うんですが、凝華では逆になっちゃうんですよね。
今や「華」1文字で中国系を連想する漢字だしな
きわめて個人的なイメージですが、「華」は結晶の形のイメージですね。ですので「昇華」は華(固体)から気体になるイメージ、「凝華」は華(固体)へ固まるイメージで違和感はあまりないかも。
ゴキカブリが誤植でゴキブリになったみたいな話ですね
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
しょうかしょうか。 (スコア:0)
……スマヌ
それはさておき、確かに習った時も、どっち向きも同じ昇華という単語なのは若干違和感があったな。
昇という文字から固体→気体にはピッタリだが気体→固体には合わないと思ってた。
などと書いたら、華の方は温泉で沈殿するゆのさま [pixiv.net]、もとい湯の花 [wikipedia.org]を湯の華とも書くので
昇華の二文字なら往復どちらでもありな気がしてきた。数十年ぶりに。
Re: しょうかしょうか。 (スコア:1)
いやー、リンク先から経緯見たらひどかった。
広辞苑が正しい意味合いで記載 → 広辞苑の改版時に詳しく無い人が正しく無い意味に書き換え(ここで気体→固体も昇華扱い) → 他の科学事典が広辞苑の誤記を参考に辞書作成 → 文科省は広辞苑の定義を元に要綱作成
そして専門家が指摘したら、文科省は「広辞苑の表現が改まるまでは現在の定義のまま指導する」とのたまう。
ひどい。
昇華ってのは、「昇」の字が極めて重要なのよ。昇るのよ。昇竜拳の昇なのよ。春風亭柳昇師匠の昇るなのよ。
決して下がりはしない。
文学的にも「昇華」は決して下がることは無いわけで、やっぱ誤用だったんだなぁ…。
長年不思議ではあったんだ。
皆あまり使わないから気にしてなかったんだろうか。
Re: Re: しょうかしょうか。 (スコア:5, 参考になる)
細矢氏の論壇に書かれた経緯をなぞっているのであれば、
> 広辞苑が正しい意味合いで記載 → 広辞苑の改版時に詳しく無い人が正しく無い意味に書き換え
は違いますね。理化学辞典(1953年)では「個→気」と「個→気→個」(昇華精製)の2つの意味で正しく記載していたのに、同じ出版社から2年後に出た広辞苑(1955年初版)では「個→気」と「気→個」の2つの意味にすり替わっていた、という話です。
そもそも昇華という言葉に「個→気」と「個→気→個」(昇華精製)の2つの意味があること自体おかしいのですが、それは英語の"Sublimation"の段階でそうだったみたいですね。
Re: (スコア:0)
(野暮な話だが、「固」ではなく「個」をひたすら使ってるのが気になってしょうかない)
Re: (スコア:0)
(あっ……見なかったことにして……)
Re: (スコア:0)
昇華精製というプロセスを知らない担当者が文章の最適化をして重複を取り除いてしまった結果、間違った意味で広まったというわけか
Re: (スコア:0)
「レジストリの最適化ソフト」のような仕事は昔からあったんですね。
Re: しょうかしょうか。 (スコア:1)
親が他の国語辞典作りに携わっていたので聞いたことがありますが、
権威主義の人にとって国語辞典と言えば広辞苑なので、他の辞書と記述に違いがあっても無条件に広辞苑を信用するみたいですね。
広辞苑は古い辞書で間違いも多いのですが、広辞苑の記述と違うと正しい方の辞典にクレームが来ることもあるとか。
Re: (スコア:0)
しかも辞書編纂は、ド文系の牙城。
Re: (スコア:0)
文系がどうのというより、単純に広辞苑に科学技術用語の間違いが多い。
Re: (スコア:0)
三省堂も権威がありますね。
「的を得る」を誤用としたのが三省堂で、それを撤回したのも三省堂でしたが
振り回された人が多かった。
Re: (スコア:0)
>春風亭柳昇師匠の昇るなのよ。
>決して下がりはしない。
待ってくれ。そうすると柳昇師匠の落語には下げがつかなくなってしまうのではないか?
昇太のカミカミはいつもあがっているのかもしれないけど。
Re: (スコア:0)
>昇太のカミカミはいつもあがっているのかもしれないけど。
昇太師匠を呼び捨てにできるこの御方は?
Re: (スコア:0)
その人の弟子ではないというだけでしょう
Re: (スコア:0)
「華」の方も「華が開き、花粉が飛び散る」ことから、気体分子が飛び立っていくことを連想させる働きがあるように思うんですが、凝華では逆になっちゃうんですよね。
Re: (スコア:0)
今や「華」1文字で中国系を連想する漢字だしな
Re: (スコア:0)
きわめて個人的なイメージですが、「華」は結晶の形のイメージですね。
ですので「昇華」は華(固体)から気体になるイメージ、「凝華」は華(固体)へ固まるイメージで
違和感はあまりないかも。
Re: (スコア:0)
昇華で代表的な物質はナフタレン、教科書に載ってたナフタレンの実験では、
ビーカーにナフタレンを入れて加熱すると、上に乗せた冷たい水の入った丸底フラスコの表面に結晶が花のように成長するというやつ。
なので、固→気が昇、気→個が華、組み合わせて昇華と解釈していました。(たぶん違うだろうと思いながら)
ナフタレンは空気より重いので、ビーカーに充満していってフラスコに到達するので、昇というイメージとはちょっと違う気もしますが。
そういえば、ドライアイスだって地を這うし。
Re: (スコア:0)
ゴキカブリが誤植でゴキブリになったみたいな話ですね