アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
禁止は行き過ぎ (スコア:2, すばらしい洞察)
遺伝子組み換え作物が野生化する事や、
他の植物との交雑が起こる事には強い抵抗を覚える。
禁止するのではなくバイオハザードLv2で栽培するように
規制をかけるだけでかまわないと思う。
Re:禁止は行き過ぎ (スコア:2, 参考になる)
バイオハザードLv2、いわゆるP2レベルというのは、「生きたまま」の遺伝子組み換え生物を、実験室(より正確には実験室のある建物)の外へ出しちゃいけません、という規定を含みます。
なので、この規定にしたがうと、屋外での栽培はもちろん不可。
室内栽培したとしても、そもそも作物そのものが出荷できませんね。
超微細製粉とか、炊飯(←オートクレーブ滅菌に近いことやってますよね)とか、かなり激しい加工をして、生物としての増殖能・交配能を完全に失わせれば、一応P2レベルはクリア、ということにはなりますが・・・。
まぁ、たいていの場合、大量栽培を容易にするための遺伝子組み換えですから、室内栽培は非現実的ですね。
重量単価の低い穀類・豆類・イモ類の生産のために室内栽培場作ってもペイしませんよね・・・。
自然界への拡散を防ぐことを考えるにしても、組み換え作物を商品として成り立たせつつ、というのがメーカー・市場からの要請でしょうから、P2レベルにはこだわっていられないわけです。はい。
Re: (スコア:0)
>室内栽培したとしても、そもそも作物そのものが出荷できませんね。
加工食品として出荷すればよいのです。何の問題もありません。
>室内栽培は非現実的ですね。
そうでもありません。
屋内栽培は一部の食品では当たり前に行われていますし、
米などの穀物についても試験的に行われています。
付加価値の高い医療用低蛋白米などであれば、
穀物の屋内栽培も十分に採算にのせられるとおもいます。
またそういったこ高付加価値作物こそ遺伝子組み換え作物の
得意とするところでしょう。
自然界への拡散防止は重要です。一度拡散し遺伝子汚染が起これば
その対策費用は莫大な額になります。最低限の拡散防止策ぐらいは
行って欲しいものです。