アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
遺伝子組み換えじゃなければ安全なのか? (スコア:2, 興味深い)
「遺伝子組み換え」だけを槍玉に挙げれば十分なのでしょうか?
突然変異誘発剤や放射線照射で有利な形質を獲得させた作物は、遺伝子組み換え食品とはみなされていません。
しかし、前者はピンポイントで遺伝子を変更するのに対し、後者はランダムな変化の結果たまたまよい形質を獲得できたわけで、
意図しない物質の生成など、安全性に対する不安は後者の方が高そうな気がします。
このあたりのことについて、遺伝子組み換え賛成派、反対派ではそれぞれどのように考えているのでしょうか?
Re: (スコア:1, 興味深い)
遺伝子組み換え賛成派は、どのような変異があるのかわかっているので、むしろ安全だという主張をしていると聞いたことがあります。
反対派は、、、あまり科学的な説明する人がいないのでその点に関しては聞いたことがないです。
Re: (スコア:3, 興味深い)
問題は、生物というのは、プログラムのように人が明確な意図をもって設計したものでは無いと言うところ。
意図を持って設計されたものなら、そこのコードが影響を及ぼす範囲がはっきりと決まっているので
変更した後の影響も予測できます。(そこ、言いたいことはわかってるので、今は突っ込まないように)
しかし生物の場合、行き当たりばったりに突然変異でできた遺伝的特性が、たまたま生存に適していた結果を
生んだので、後世に受け継がれることになったということの繰り返し。
新しい機能は
Re:遺伝子組み換えじゃなければ安全なのか? (スコア:2, 興味深い)
個人的にはその考えに近いものを持っています。
しかし、組換え賛成派はそうは思っていません。まず、遺伝子(というかDNA)は、プログラミングと比較にならないくらい、ひとつの塩基配列から多種多様なタンパク質が作られるようになっています。逆に言えば、まずいところは発現しない機構を有しています。なので(ここからが賛成派のポイント)、この機構が複雑だからこそ、それまでの個体と大きく変わるものは生まれえない、つまり危険性については従来の改良の延長に過ぎない、ということになっているのです。
また、反対派の主張にも問題があります。たとえば、「遺伝子組換えジャガイモによってラットの免疫力が低下する」といったニュースがありました。しかし、そもそもその遺伝子組換えは毒性をもつように改良したものだったのです。
環境への影響の評価は、実は遺伝子組換えだけの問題ではないことも重要です。もしこれが理由で技術が規制されるなら、現在の肥料や農薬の大部分も巻き添えくらいそうです。
#、、、私自身は賛成派ではありません。
Re: (スコア:0)