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つまり,インジウムが枯渇する時には亜鉛も一緒に枯渇しかねないから,ITOの代わりにZnOってのはインジウムの節約にはなってもインジウム枯渇後の未来を約束してくれるわけではないと.
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
問題は枯渇よりも安定供給 (スコア:5, 参考になる)
インジウムはインジウム鉱山があるわけではなく、亜鉛鉱物にわずかに含まれているので、亜鉛の副産物として抽出されています。
ですので、亜鉛が採掘されている間はインジウムが枯渇する恐れはなさそうです。
問題なのは、インジウムを産出できる量は亜鉛鉱山の規模に比例している、ということです。
亜鉛100トンを採掘精製する過程のなかでインジウムが3トンほど採れます。
インジウムだけの生産量を増やすことはできないので、鉱山の総採掘量を増やさなきゃ増えません。
んだもんで、急に需要が増えてもじゃあすぐに増産しようかって話にはなかなかならないわけです。
Re:問題は枯渇よりも安定供給 (スコア:4, 参考になる)
白金(Pt)だと南ア(75%)とロシア(17%)で世界の生産量の92%を占めてる。
タングステン(W)だと中国(88%)とロシア(6%)で世界の生産量の94%。
希土類金属(存在がまれだから「希土」なわけで)は中国が93%。(そのほとんどはチベットです。そりゃ中国政府が手放したがらない訳です)
というように、産出国が少なくて限られてるのでその国がなんか意図を持って輸出量を減らしたりするともう世界中みんなパニックになっちゃう。
代替物質を使えればいいんですけど、それもむづかしいですからね。
やっぱり都市鉱山としてのリサイクルくらいしかいいアイデアはないわけで。
Re:問題は枯渇よりも安定供給 (スコア:1)
つまり,インジウムが枯渇する時には亜鉛も一緒に枯渇しかねないから,ITOの代わりにZnOってのはインジウムの節約にはなってもインジウム枯渇後の未来を約束してくれるわけではないと.
Re: (スコア:0)
Re:問題は枯渇よりも安定供給 (スコア:1)
Re: (スコア:0)