これですね。 His research will be published in the journal Climatic Change.
will be なので、まだなのでしょう。Times Online には、
A preliminary study of 6,000 logbooks has produced results that raise questions about climate change theories. One paper, published by Dr Dennis Wheeler, a Sunderland University geographer, in the journal The Holocene, details a surge in the frequency of summer storms over Britain in the 1680s and 1690s.
ともあるので、とりあえず The Holocene というジャーナルを見てみましたが、こちらも文献が見
by
Anonymous Coward
on 2008年08月11日 8時46分
(#1400770)
>Times Online には、 >>One paper, published by Dr Dennis Wheeler, a Sunderland University geographer, >>in the journal The Holocene, details a surge in the frequency of summer storms >>over Britain in the 1680s and 1690s.
むむむ?もう一方のThe Registerの記事にも
During the 1730s - the period where Wheeler's sudden warming occurs - Captain Anson was at sea in the Atlantic, so it's likely that his logs form part of Wheeler's data set. However, it wasn't normal for warships to carry thermometers at the time, so much of the analysis draws on winds and the "consistent language" used by sea officers of the time, as well as European shore-based records.
論文どこー (スコア:0)
9月号に出るのかしら?それとも同名の別の雑誌?
論文みるまでは何ともいえないなぁ。
Re: (スコア:1)
His research will be published in the journal Climatic Change.
will be なので、まだなのでしょう。Times Online には、
A preliminary study of 6,000 logbooks has produced results that raise questions about climate change theories. One paper, published by Dr Dennis Wheeler, a Sunderland University geographer, in the journal The Holocene, details a surge in the frequency of summer storms over Britain in the 1680s and 1690s.
ともあるので、とりあえず The Holocene というジャーナルを見てみましたが、こちらも文献が見
Re:論文どこー (スコア:1, 参考になる)
>>One paper, published by Dr Dennis Wheeler, a Sunderland University geographer,
>>in the journal The Holocene, details a surge in the frequency of summer storms
>>over Britain in the 1680s and 1690s.
むむむ?もう一方のThe Registerの記事にも (下線強調はACによる)
ってあるから、船舶のデータとしては水温・気温のデータなんて無くって、
風のデータから温暖化があったって主張してるのかな?
(「航海日誌の風のデータが強風が多くなった
⇒温暖化するとハリケーンが多くなるってIPCCが言ってた!
⇒温暖化してたに違いない!」みたいな推論?)
1730年代ってイギリスの対外的な関係が悪化した時期で、
1739年にジェンキンスの耳の戦争 [wikipedia.org]で対スペイン開戦、
そして対仏の関係悪化、それを引きずってアメリカ独立戦争と
平和から戦争の方にヨーロッパ国際関係が動いている時期なんだが、
海軍の航海日誌にそれ影響してないかなぁ
(平時では避けるような強風でも戦時では急を要するため突っ込むとか)
#まあ、論文出てくるのを待つしかないですねぇ。
古い記事ですが (スコア:1)
チームについて記事をのせています。
Ships' logs uncover past climate [bbc.co.uk]
これによると、イギリスだけでなく、他のヨーロッパ諸国の航海日誌も含め、
それらを気候変動に関する歴史的な資料として整理することが、目的であった
ようです。
これまで、このような資料が注目されてこなかった理由として、
1.計器によるものではなく、人間の観察なので、信頼できないとされた
2.その時代の特殊な用語や記載形式などの解釈が困難
3.資料の膨大さそれ自体
をあげていますが、これらのデータは、記録者にとっては命がかかったものであり、
船団に属する複数の船の記録には一貫性、整合性があるとしています。
少なくともハリケーンの進路を、かなりの確実性をもって割り出すくらいの
データではありそうですが、それと温暖化との関係などはまた別でしょう。
Re:古い記事ですが (スコア:1, 興味深い)
>船団に属する複数の船の記録には一貫性、整合性があるとしています。
この結果は観測者属人性の誤差は求めたい変化に対して十分小さい(S/Nが高い)ということですよね?
元ACの米は観測地点の偏り(属地性とでもいうのかな)がコンタミしてないか、ではないでしょうか。
平時だと「あ、嵐来た。港に逃げっぺ。」と回避行動を主とするかもしれないが
戦時だと「あ、嵐来た。しかし!あの嵐の向うににっくきスペイン船団が!
王国の荒廃この略奪にあり!総員すすめぇ!」
と突っ込んで、結果として船団内各船のデータの相違は小さいけど、戦時の方が高風速に偏る、という米でしょう。
#あと、船の技術が進んで暴風でも沈まないようになると、高風速時のデータが増えて(生き残って)
#風速が時代とともに速くなるとか。
と、コメントしましたが、
イギリスの気象学者ってこういう歴史学的データからデータまとめて研究をするのが得意ですので
(というか、気象学者って結構、史学的文献に詳しい。日本でもくずし字の古文書をすらすら読んで
江戸時代の気象変化を当時の日記から復元したりする人も多い。
カール・セーガンのCosmosでは「気象学と歴史学は似ている」とまで)
この手のコンタミは処理はされてるんでしょうけど。
Re: (スコア:0)
> 王国の荒廃この略奪にあり!
s/荒廃/興廃/
荒らしてどうするorz