by
Anonymous Coward
on 2009年05月20日 16時53分
(#1569470)
原文を読んでいただければわかりますが(機械の)「故障」という表記がミスリードですね。
"We've never had systems work for a thousand years without failure," he added.
に続いて
Even without technical failures, other circumstances including a world war, economic collapse or a simple change of political will could turn off the hose.
という文があります。
「たとえて言うなら、急な坂道をブレーキのない自転車で降りていくようなものだ」 (スコア:2)
http://wiredvision.jp/news/200708/2007080922.html [wiredvision.jp]
「問題は、もしこの計画が中断されたり頓挫したりした場合に何が起こるかだ。
この地球工学的手法を停止させると、炭素吸収源は太陽熱で暖められ、再び二酸化炭素を大気圏に放出するようになる。このリバウンドによって、エアロゾルの放出がなかった場合に到達していたであろう温度まで気温が上昇する。
今日の地球温暖化より10〜20倍も速い割合で、最悪の場合には10年間で摂氏3.9度も気温が上昇し、地球環境を破壊し、文
Re: (スコア:4, すばらしい洞察)
別に、1つの機械をずっと使いつづける訳じゃないでしょ。
世代交代や改良等をしつつ続ければ良い事。
そんな風に、千年続いているシステムは、いっぱいある気がする。
我々は、千年どころか、それよりずっと前から稲作を続けている。
稲作がなくなったら日本は大惨事だ。
しかし、たまに問題は起きるけど、なんとか続けてきている。
そんな感じで、どうにかなるんじゃない?
Re:「たとえて言うなら、急な坂道をブレーキのない自転車で降りていくようなものだ」 (スコア:0)
"We've never had systems work for a thousand years without failure," he added.
に続いて
Even without technical failures, other circumstances including a world war, economic collapse or a simple change of political will could turn off the hose.
という文があります。
これと稲作を照らし合わせれば、システムというのは農作業の話でなく、
「稲作による食料供給システム」ということになります。
で「たまに問題」として江戸年間だけでも数度の飢饉や、
戦中および戦争直後のコメ不足、最近は外国米の輸入だなんだとありました。
最後のは別にしても、コメが無くて餓死した人間が出るような事態がこの場合の「Failure」です。
飢饉=システム不全=海水散布システムの停止=気温の急上昇
ということになります。