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一方で日本は金が余ってるとの思い込みによる地方へのバラ撒きがまだまだやめられません。
ほんと地方は土木がないとやっていけないのかね。
そういう不満を抑制するためには、まずは、首都圏の道路を何とかすべきです。 5兆円なんて、あっという間に使いきれますよ。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
日本もまだまだ無駄な工事がいっぱい (スコア:0)
主要産業は余った現金で行われる土木とも言えるほどの状態です。
一方で日本は金が余ってるとの思い込みによる地方へのバラ撒きがまだまだやめられません。
例えばこんなのとか。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081221-OYT1T00190.htm [yomiuri.co.jp]
ほんと地方は土木がないとやっていけないのかね。
Re:日本もまだまだ無駄な工事がいっぱい (スコア:1)
ちゃんとやってもらっているという実感がないのが根本原因だと思う。
「地方で無駄な公共事業が行われているからそうなんだ」というのは尤もらしい説明だし、
かなり当っている面もある。 「日本は金が余ってるとの思い込み」を理由とするのは、あまり適切ではないと思う。
特別会計という「色のついたお金」があって、一般会計とは違って道路整備にしか使えない、
というようなお金が毎年5兆円くらいある。そういう制度があると、制度を死守したいと
考える複合体が発生する。(自民党の古賀誠さんとか二階さんがその「顔」ということになる。)
しかも、比較的巨額のお金なので、生活に密着した事業には配分されにくい、という特徴がある。
たとえば地方都市の旧市街のメインストリートを拡幅するには、大勢の地権者の同意が必要で、
手間暇と長い年月がかかる。それに比べて、農地を貫いてバイパスを作るのは比較的容易だ。
地方といっても公共事業で恩恵を受ける人もいれば、逆に生活基盤を切り崩される人もいる。
旧市街で商売をしていた人が、バイパスにショッピングセンターが出来たせいで休業に
追い込まれる、というのはその典型だ。(人の流れが変わってしまったことを、本人の
努力不足に帰するという新自由主義的な考え方は不適切だと思う。) スーパーマーケットや
外食チェーン店というのは「頭脳」部分を大都市に置いているから、地方にもたらされるのは
わりと簡単なお仕事が中心、ということになる。そこで働くのは、もし個人商店が順調だったら
跡を継いでいた可能性のある人達だ。あまり得をしたとは言えない。
大都市住民が税金で損している分だけ地方は潤っている筈だ、という考えはもう止めよう。
(一部に潤っている人はいるけど) あまり誰のためにもなっていない今のシステムを変えなきゃ
ならない、と僕は思う。
Re: (スコア:0)
首都高の渋滞を目の当たりにしている人たちに、
地方には首都高よりも空いていて速く流れている一般道があるのに併走する高速道路を作っている
なんていう話を聞いただけで、ムカつきますよ。
そういう不満を抑制するためには、まずは、首都圏の道路を何とかすべきです。
5兆円なんて、あっという間に使いきれますよ。
Re:日本もまだまだ無駄な工事がいっぱい (スコア:1)
相当落ちて来ていると思う。イナカに作るとめちゃくちゃ贅沢に見える施設でも、都会では
さほどのものに見えないというのは、たぶん目の錯覚だ。
ただし、生活に密着した、間違いなく地域の人に利益のある事業をやろうとすると手間暇が
かかってしまい、それよりも人がいない場所にドカンと大工事する方向に流れやすい。
たとえば圏央道高尾山トンネルなど、ものすごい工事をやっているように見えるのだが、
首都圏の人があれで喜ぶかどうかは微妙だ。
大阪でいうと、第二京阪道路って、あれができるとちゃんと地元の人はハッピーになるんだろうか?