アカウント名:
パスワード:
姿勢制御システムの「スターセンサー」が今年7月に故障し、姿勢制御がジャイロスコープに切り替わったことから、ミッションの短縮も検討されていた
…isasの変態たちに任せれば、余裕でミッション継続できてた予感が…。こんなもんトラブルに入らないとか言いそうだ。探査機からの電波の到達時間差とかそんな感じのを利用して正確な姿勢を把握したりしそう。
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/today.shtml [isas.jaxa.jp]はやぶさ君は今日も元気に航行を続けています。
探査機救援なら我らがISASの右に出るところは無いと思いますが、彼らも好きこのんで薄氷を踏むトラブルシューティングをやるほどマゾじゃないとは思いますが。
未だ方向性がハッキリしない我が国と違って、インドの宇宙開発は上がる国力に伴い、有人宇宙開発も視野に入れた活動をしています。今回のミッションは初めての本格的な月探査でありその場でミッション期間途中で打ち切りになるも、10ヶ月間の活動でデータをもたらした成果も上げています。宇宙開発の酸いも甘いも味わった事はインドの大きな糧になると思います。
米国やヨーロッパ一辺倒ではなくこれから確実に伸びるインドとも協力してミッションを行うと面白くなりそうな予感がします。
件のチャンドラヤーンは11個の科学探査機器を搭載していますが、そのうちの約半数の6個はNASAやesaなど海外の研究機関から国際協力の形で寄せられたそうです。チャンドラヤーンの半ばオープンな開発姿勢は研究者にとっては選に漏れるなどして惜しくも自国の探査機に乗せられなかったミッション機器を乗せられる神の手というか千載一遇のチャンスに見えたのではないでしょうか。
筑波の一般公開時のかぐやのコーナーで説明員となっていたJAXAの方に聞くと、探査機に自分が提案した観測機材が積まれるというのは科学者にとって下手をすると学者人生で一生に一度あるか無いかの最高のチャンスと幸運なのだとか。
そんな機会を提供したインドは海外の最先端技術を注ぎ込んだ観測機材を手に入れて単独でやるよりより高い成果が上げやすくなるでしょうし、探査機の成果が上がれば国のイメージも上がります。探査機の機体と打ち上げ手段を提供する「科学探査プロバイダ」のような存在となったら、ひょっとするとISASなど世界の宇宙機関があっと驚くような事をやってのけるかもしれません。
>インドとも協力してミッションを行うと面白くなりそう
日本 「見て見てー。カレーライスの宇宙食作ってみたんだ♪」印度 「こんなのはカレーじゃねぇぇぇぇぇッ!!」
……ダメかも知れん
姿勢制御ができなくてアンテナがそっぽを向いてるわけですからさすがに難しいのでは・・おそらくインドには臼田のような施設がないのかも。
10ヶ月稼働したのであれば「おつかれさん」という感じかな。
元コメのリンク先にあるインド宇宙研究機関(ISRO)のプレスリリースには"Deep Space Network at Byalalu near Bangalore received ~"てな一文がある。ここでいっている"Deep Space Network"はNASAのDSN [nasa.gov]じゃなくて、Indian Deep Space Network [wikipedia.org]のことのようだ。
引き合いに出された臼田の深宇宙アンテナは天王星や海王星まで到達したボイジャー2号と交信した実績もある受信施設でして、アンテナの直径は64メートルですが、一方、ISROのアンテナは18メートルと32メートル。
臼田のバックアップで使われている内之浦宇宙空間観測所の衛星追跡用アンテナは20と34メートルの二つで、20メートルアンテナは科学衛星とのSバンド交信を行うアンテナ(ダウンリンク用)34メートルアンテナは科学衛星とのXバンド交信を行うアンテナ(アップリンク用)だそうですが、遠距離となる月以遠の探査機との交信は苦しいようです。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
ミッション終了のお知らせ (スコア:3, 参考になる)
Re:ミッション終了のお知らせ (スコア:4, おもしろおかしい)
…isasの変態たちに任せれば、余裕でミッション継続できてた予感が…。
こんなもんトラブルに入らないとか言いそうだ。探査機からの電波の到達時間差とかそんな感じのを利用して正確な姿勢を把握したりしそう。
一方はやぶさは (スコア:3, 参考になる)
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/today.shtml [isas.jaxa.jp]
はやぶさ君は今日も元気に航行を続けています。
壊れかけた半死半生レベルの (スコア:3, 興味深い)
探査機救援なら我らがISASの右に出るところは無いと思いますが、
彼らも好きこのんで薄氷を踏むトラブルシューティングをやるほど
マゾじゃないとは思いますが。
未だ方向性がハッキリしない我が国と違って、インドの宇宙開発は
上がる国力に伴い、有人宇宙開発も視野に入れた活動をしています。
今回のミッションは初めての本格的な月探査でありその場で
ミッション期間途中で打ち切りになるも、10ヶ月間の活動でデータを
もたらした成果も上げています。宇宙開発の酸いも甘いも味わった事は
インドの大きな糧になると思います。
米国やヨーロッパ一辺倒ではなくこれから確実に伸びるインドとも
協力してミッションを行うと面白くなりそうな予感がします。
インドのしたたかさ (スコア:5, 興味深い)
件のチャンドラヤーンは11個の科学探査機器を搭載していますが、
そのうちの約半数の6個はNASAやesaなど海外の研究機関から
国際協力の形で寄せられたそうです。チャンドラヤーンの
半ばオープンな開発姿勢は研究者にとっては
選に漏れるなどして惜しくも自国の探査機に乗せられなかった
ミッション機器を乗せられる神の手というか千載一遇の
チャンスに見えたのではないでしょうか。
筑波の一般公開時のかぐやのコーナーで説明員となっていたJAXAの方に
聞くと、探査機に自分が提案した観測機材が積まれるというのは科学者
にとって下手をすると学者人生で一生に一度あるか無いかの最高の
チャンスと幸運なのだとか。
そんな機会を提供したインドは海外の最先端技術を注ぎ込んだ
観測機材を手に入れて単独でやるよりより高い成果が上げやすく
なるでしょうし、探査機の成果が上がれば国のイメージも上がります。
探査機の機体と打ち上げ手段を提供する「科学探査プロバイダ」
のような存在となったら、ひょっとするとISASなど世界の宇宙機関が
あっと驚くような事をやってのけるかもしれません。
Re: (スコア:0)
>インドとも協力してミッションを行うと面白くなりそう
日本 「見て見てー。カレーライスの宇宙食作ってみたんだ♪」
印度 「こんなのはカレーじゃねぇぇぇぇぇッ!!」
……ダメかも知れん
Re: (スコア:0)
姿勢制御ができなくてアンテナがそっぽを向いてるわけですから
さすがに難しいのでは・・
おそらくインドには臼田のような施設がないのかも。
10ヶ月稼働したのであれば「おつかれさん」という感じかな。
持ってるみたいよ (スコア:0)
元コメのリンク先にあるインド宇宙研究機関(ISRO)のプレスリリースには"Deep Space Network at Byalalu near Bangalore received ~"てな一文がある。ここでいっている"Deep Space Network"はNASAのDSN [nasa.gov]じゃなくて、Indian Deep Space Network [wikipedia.org]のことのようだ。
18と32メートルアンテナじゃ力不足か (スコア:1, 興味深い)
引き合いに出された臼田の深宇宙アンテナは天王星や海王星まで到達したボイジャー2号と
交信した実績もある受信施設でして、アンテナの直径は64メートルですが、
一方、ISROのアンテナは18メートルと32メートル。
臼田のバックアップで使われている内之浦宇宙空間観測所の衛星追跡用アンテナは
20と34メートルの二つで、
20メートルアンテナは科学衛星とのSバンド交信を行うアンテナ(ダウンリンク用)
34メートルアンテナは科学衛星とのXバンド交信を行うアンテナ(アップリンク用)
だそうですが、遠距離となる月以遠の探査機との交信は苦しいようです。
Re: (スコア:0)