アカウント名:
パスワード:
外においておけば秋と春の2度咲くとのことなので、季節感が無いというわけでもなさそうです。 「重イオンビームを使った」「桜の冬季休眠期間が必要なくなった」というのがこのニュースのトピックなのでしょう。そもそも温暖化になって桜が咲かなくなったら大変だから先手を打って温暖化でも咲く桜を作ろうというのが動機のようなので、桜に対する執着と本当にやってしまうという地道な努力は日本人的とも言えます。
重イオンを使うといえば、最近はがん治療でも使われていますが、個人的にはリンク先の、
重イオンビームを園芸植物に照射して突然変異を誘発する品種改良は、ほかの有用形質に影響を与えずに変異を誘発でき、ガンマ線やX線、化学変異剤処理などの従来手法に比べて生存率が低下しない処理区において変異率が高く、変異株そのものが新品種となるため
というのが気になりました。がん治療では単に生体深部においてもピンポイントで 照射できるというのが、重イオン(または陽子線)照射の利点だったと理解しています。 そして、DNAを損傷させて意図的に突然変異を誘発させるというのは、ガンマ線、X線でも同じはずです。なぜ重イオンの場合には「有用形質に影響を与えず」しかも「変異株そのものが新品種」になるのでしょうか?知っている人がいたら教えてください。
>回のサクラについても、穂木の特定の細胞を焼き殺しているのでしょう。
そういうことじゃなくて、今回は放射線育種の一種ということですから重イオンビームで突然変異を誘発させているわけです。一般的にはβ線とかで突然変異を誘発http://www.irb.affrc.go.jp/ [affrc.go.jp]
tmkzr (19129)>の疑問の趣旨としては、粒子線種が違うので既存の方法より「従来手法に比べて生存率が低下しない」というのはまだしも、なぜ重イオンビームを使うと、他の放射線育種と比較して「有用形質に影響を与えず」に突然変異種を得られるの?ということだと思います。私も疑問に思いました。
ピンポイントでの照射が可能なので、成長点とか特定部位だけに照射して生存性を上げたりは出来そうな気がしますが、有用形質に影響を与えないというのは分からないです。DNAの特定部位だけにダメージを集中させられるような特性があるのかな?
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2001/011004/index.html [riken.go.jp]これかな
ひがしねの初桜 啓翁桜 / ホームページ [jan.ne.jp]
最近、桜の花がお正月飾りに見られるようになっています。この「冬に咲く桜の花」で注目を集めているのが山形県の、その名も『啓翁桜(けいおうさくら)』です。12月中旬から3月まで、真冬にも満開になる桜として、人気を呼んでいます。
寒い時期に咲くサクラというと、2-3月頃楽しめる「河津桜」(オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定 [kawazuzakura.net])しか知らなかったけれど、こんな正月から花のつく品種もあるのね。
ソメイヨシノが品種開発されてからせいぜい300年ぐらいしか経っていないようですから、古臭い爺様方の知る桜の風景も、古来の日本の桜の風景とは全然違うのかもしれません。
え? 普通花見っちゃGWとかその翌週あたりにジンギスカン食べながらやるもんですよね?一方根室では6月まで咲いてます。いやソメイヨシノじゃないんですけど。
ソメイヨシノは接ぎ木で増やすので、台木がやがて成長したソメイヨシノの組織に取り込まれ、中で腐って癌化してソメイヨシノの組織を蝕むから寿命が短いのだと、どこぞの漫画の中華姉妹が言ってた
そのサルも最近は生息数が減少傾向にあるような
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
似て非なるモノ (スコア:1)
〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
Re:似て非なるモノ (スコア:3, 興味深い)
外においておけば秋と春の2度咲くとのことなので、季節感が無いというわけでもなさそうです。 「重イオンビームを使った」「桜の冬季休眠期間が必要なくなった」というのがこのニュースのトピックなのでしょう。そもそも温暖化になって桜が咲かなくなったら大変だから先手を打って温暖化でも咲く桜を作ろうというのが動機のようなので、桜に対する執着と本当にやってしまうという地道な努力は日本人的とも言えます。
重イオンを使うといえば、最近はがん治療でも使われていますが、個人的にはリンク先の、
重イオンビームを園芸植物に照射して突然変異を誘発する品種改良は、ほかの有用形質に影響を与えずに変異を誘発でき、ガンマ線やX線、化学変異剤処理などの従来手法に比べて生存率が低下しない処理区において変異率が高く、変異株そのものが新品種となるため
というのが気になりました。がん治療では単に生体深部においてもピンポイントで 照射できるというのが、重イオン(または陽子線)照射の利点だったと理解しています。 そして、DNAを損傷させて意図的に突然変異を誘発させるというのは、ガンマ線、X線でも同じはずです。なぜ重イオンの場合には「有用形質に影響を与えず」しかも「変異株そのものが新品種」になるのでしょうか?知っている人がいたら教えてください。
Re:似て非なるモノ (スコア:1)
> そして、DNAを損傷させて意図的に突然変異を誘発させるというのは、ガンマ線、X線でも同じはずです。
放射線によるガン治療では、突然変異を誘発させるのではなく、ガン細胞を焼き殺す、つまり正常に分裂できなくなるまでDNAに損傷をあたえます。
今回のサクラについても、穂木の特定の細胞を焼き殺しているのでしょう。接木で殖えますから、死んだ細胞は二度と復活することはなく、新しい品種となるんじゃないでしょうか。
Re: (スコア:0)
>回のサクラについても、穂木の特定の細胞を焼き殺しているのでしょう。
そういうことじゃなくて、今回は放射線育種の一種ということですから重イオンビームで突然変異を誘発させているわけです。
一般的にはβ線とかで突然変異を誘発http://www.irb.affrc.go.jp/ [affrc.go.jp]
tmkzr (19129)>の疑問の趣旨としては、粒子線種が違うので既存の方法より「従来手法に比べて生存率が低下しない」というのはまだしも、なぜ重イオンビームを使うと、他の放射線育種と比較して「有用形質に影響を与えず」に突然変異種を得られるの?ということだと思います。私も疑問に思いました。
ピンポイントでの照射が可能なので、成長点とか特定部位だけに照射して生存性を上げたりは出来そうな気がしますが、有用形質に影響を与えないというのは分からないです。DNAの特定部位だけにダメージを集中させられるような特性があるのかな?
Re: (スコア:0)
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2001/011004/index.html [riken.go.jp]
これかな
Re: (スコア:0)
>植物体を高速で通過するとき重イオンビームの影響は、
>数ナノメートル幅という局所的な範囲に限定されるからです。
>そこにDNA鎖があれば、DNA鎖を切断します。
影響を与える断面積が微小で落とすエネルギーが大きいため
その中にDNAがあれば切断する確率も高いけど
局所だから必要以上に切断しないですむのかな?
Re: (スコア:0)
桜はタネではなく接木で殖やすもので、今回の実験でも穂木にビームを照射していることから、人間のがん治療と同じくピンポイント照射が有効だということでしょう。
論理的におかしなところはありません。
ソメイヨシノにあらずば桜にあらずか (スコア:2, 興味深い)
Re:ソメイヨシノにあらずば桜にあらずか (スコア:2, 参考になる)
もしかして: 啓翁桜 (by Google) (スコア:2, 参考になる)
ひがしねの初桜 啓翁桜 / ホームページ [jan.ne.jp]
寒い時期に咲くサクラというと、2-3月頃楽しめる「河津桜」(オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定 [kawazuzakura.net])しか知らなかったけれど、こんな正月から花のつく品種もあるのね。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:似て非なるモノ (スコア:2)
Re: (スコア:0)
私は自分が生まれ育った時代の季節感を大切にしていきたいと思いますが、
そういうのは古臭い爺として嫌われるのでしょう。
Re:似て非なるモノ (スコア:1)
ソメイヨシノが品種開発されてからせいぜい300年ぐらいしか経っていないようですから、
古臭い爺様方の知る桜の風景も、古来の日本の桜の風景とは全然違うのかもしれません。
Re: (スコア:0)
だから私は"私が生まれ育った時代の"季節感を大切にしたいのです。
それは私より上の世代には無節操な子供と映り、
私より下の世代には古臭い爺と映ることでしょう。
Re:似て非なるモノ (スコア:1)
Re:似て非なるモノ (スコア:2)
え? 普通花見っちゃGWとかその翌週あたりにジンギスカン食べながらやるもんですよね?
一方根室では6月まで咲いてます。いやソメイヨシノじゃないんですけど。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:似て非なるモノ (スコア:1)
Re:似て非なるモノ (スコア:2)
Re: (スコア:0)
ソメイヨシノは接ぎ木で増やすので、台木がやがて成長したソメイヨシノの組織に取り込まれ、
中で腐って癌化してソメイヨシノの組織を蝕むから寿命が短いのだと、どこぞの漫画の中華姉妹が言ってた
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そのサルも最近は生息数が減少傾向にあるような