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2 万数千年前まで欧州から中央アジアあたりまで生息していたネアンデルタール人は、現生人類と混血していたらしい
まて…
ネアンデルタール人と 何か が混血して現生人類ができた、と言うのなら判るが。そして混血度から判るように現生人類は単純に1つの種と言えるほどきれいに分かれる存在ではない、というのならわかるが。
現生人類と ネアンデルタール人 が混血していたと言うなら、しかもその結果はラバとかと違って生殖能力を持っているようだとして、なおかつそれが我々の祖先だと言うなら(だって今の我々のDNAをチェックしたらネアンデルタール人と共通のピースが見つかったわけだから…)、この文脈で言う『現生人類』の中に今現在の人類は含まれない事に…???
そもそも「現生人類」が「ネアンデルタール人の存在していた時代(2 万数千年前まで)」に居るわけがないってツッコミ入れたい。
正確を期するなら、「ネアンデルタール人と、これまで考えられていた現生人類の祖先との間に、混血が生まれていた」かな?
「現生人類」ってのは、現代に生きて入る我々(広く単一種として認められている)の属している生物種の呼称ですよね。んで、今のところネアンデルタール人(DNAからどうやら別系統の人類とされている)との混血が不明なアフリカ地域の人々、と言うかネアンデルタール人が同一地域に居住していたかも不明なアフリカ地域の人々も「現生人類」なわけだから、ここは「現生人類」でよいんではないですかね。生物種の呼称として。遺伝子プールの分布から見てもそうなるんでしょうし。
>「現生人類」が「ネアンデルタール人の存在していた時代(2 万数千年前まで)」に居るわけがない
現生人類(≡ ホモ・サピエンス)が2万年前に居るわけがない!?
クロマニョン人って現生人類(新人)ですよね.
「現世人類」って、クロマニヨン人から何の生物学的進化もしていないの?たしかに「ホモ・サピエンス」のくくりだけど、クロマニヨン人もその中に含まれるって学説もあるんだよね?
実のところネアンデルタール人の生態もしょうじきよく分かっていないですからね。
現生人類と ネアンデルタール人 が混血していたと言うなら、しかもその結果はラバとかと違って生殖能力を持っているようだとして、なおかつそれが我々の祖先だと言うなら(だって今の我々のDNAをチェックしたらネアンデルタール人と共通のピースが見つかったわけだから…)
今回交配がなかった [nationalgeographic.co.jp]という2年前の研究がひっくり返されただけで、今優勢になっている仮説もいつまたひっくり返されるか分かりませんがねw
ネアンデルタール人、現生人類と交配 [nationalgeographic.co.jp]研究チームのリーダーでカリフォルニア大学サンタクルーズ校のエド・グリーン氏は、「ネアンデルタール人から現生人類に向けて遺伝子流動があったことは十中八九間違いない」と話す。 アメリカ、ミズーリ州セントルイスにあるワシントン大学の人類学者エリック・トリンカウス氏は、今回の研究を受けて次のように話す。「異種交配の可能性は以前から私も主張していた。当時は化石骨格を基にしたのだが、DNA解析によって一蹴された。ようやく汚名をそそぐことができたようだ」。
それに共通のピースが見つかった理由って果たして遺伝子流動によるのでしょうか?ヒトと同じようにネアンデルタール人も日常的に海産物の食事が多かった [nationalgeographic.co.jp]という考古学研究がありますが、食事のメニューがラットの遺伝子発現に影響した [wiredvision.jp]という研究もありますし。
まあネアンデルタール人や旧人という分類が「汚名をそそぐ」ことに一心不乱の現代科学者たちのエゴだったというオチにならないことを祈りますw
共通のピースが見つかった理由って果たして遺伝子流動によるのでしょうか?
一般に共通のピースが見つかったら、あとは時間経過に対する変異率を調査すれば、同じパーツがブランチしたのか、たまたま似たようなコードになっただけなのか、は分析できます。
環境適応に必要なのは「同じ機能」であって「同じコード」ではありません。で、同じ環境に適用しようとしているDNAはランダムに変化して「同じ機能」を実装しようとするはずなので、同じ機能が同じコードで実装される可能性は低い。同じ機能が同じコードで実装されている場合は、遺伝子流動があった可能性が非常に高い。
>それに共通のピースが見つかった理由って果たして遺伝子流動によるのでしょうか?
一応、今回の研究での比較対象は一塩基多型を対象にして、さらに変異の速度の速い事がわかっている部位は比較対象から除くことで、たまたま突然変異で同じになった効果とか、あまりに生存に有利で誰もが獲得しがちな遺伝子とか、そういう部分を除いた研究にしてるみたいです。#専門外なんでどの程度の妥当性なのかはよくわかりませんが。
>ネアンデルタール人と 何か が混血して現生人類ができた、と言うのなら判るが。
混血した人々もしていない人々も現生人類に分類されていますので、まあこの表現でも良いのではないかと。
アフリカにいるネグロイドからはネアンデルタール人と一致するDNAの部分が無かったという話だ。
君が完璧に勘違いをしているのは良く判った。
アフリカ南部アフリカ西部
の両地域に住んでいる現生人間(今生きている、ヒト)からは、ネアンデルタール人と一致するDNAの分量が少なかっただけであって、「無かった」わけじゃない。
もし、本当に「一致する部分が無かった」のであれば、厳密な意味では、こんにち「現生人類」と呼ばれる種には2種類あることになる。アフリカ南部・西部にいる「オリジナル」種と、パプアニューギニア・中国・フランスの少なくとも3か所で発見された「混血」種だ。しかし、そんなことは発見されていない。この段階で君の言及は全部無意味だ。
.
今回発見されたのは「混血の比率が違う」と言う事だけだ。故に、「現生人類」は全て「ネアンデルタール人」と「何か」の混血種で、ただし「何か」の割合が非常に高い、という事になる。ここで、「何か」も「現生人類」と呼んでしまうと「混血種」と「純血種」の区別がつかなくなる。このため、「何か」は「現生人類」とは呼ばない。
毎日.jpの記事 5/12段階では、「ヒト」とより広範な単語で書かれていて「現生人類」とは書かれていない。
つまり,サハラ以南アフリカ系とネアンデルタールとの混血の有無は「不明」です.
それは私にではなく #1762445 [srad.jp] に言ってあげなさい。彼は
ネアンデルタール人と一致するDNAの部分が無かったという話だ。
と言っているんだから。
確かにそうですね,失礼しました.
ただ,#1762483 [srad.jp]のコメントにての
>「現生人類」は全て「ネアンデルタール人」と「何か」の混血種で、ただし「何か」の割合が非常に高い
という部分は,同じ理由から言い過ぎ(今回の実験結果からは何とも言えない部分)となるのでちょっと気になります.
今回の話はあくまでも、「混血した可能性がある」という話。
okyさんは混血が決定事項みたいな書き方をしているから誤解を招いているんじゃないのかな?
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
何かが引っかかる (スコア:1)
まて…
ネアンデルタール人と 何か が混血して現生人類ができた、と言うのなら判るが。
そして混血度から判るように現生人類は単純に1つの種と言えるほどきれいに分かれる存在ではない、というのならわかるが。
現生人類と ネアンデルタール人 が混血していたと言うなら、しかもその結果はラバとかと違って生殖能力を持っているようだとして、なおかつそれが我々の祖先だと言うなら(だって今の我々のDNAをチェックしたらネアンデルタール人と共通のピースが見つかったわけだから…)、この文脈で言う『現生人類』の中に今現在の人類は含まれない事に…???
fjの教祖様
Re:何かが引っかかる (スコア:1)
そもそも「現生人類」が「ネアンデルタール人の存在していた時代(2 万数千年前まで)」に居るわけがない
ってツッコミ入れたい。
正確を期するなら、
「ネアンデルタール人と、これまで考えられていた現生人類の祖先との間に、混血が生まれていた」
かな?
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:何かが引っかかる (スコア:2)
「現生人類」ってのは、現代に生きて入る我々(広く単一種として認められている)の属している生物種の呼称ですよね。
んで、今のところネアンデルタール人(DNAからどうやら別系統の人類とされている)との混血が不明なアフリカ地域の人々、と言うかネアンデルタール人が同一地域に居住していたかも不明なアフリカ地域の人々も「現生人類」なわけだから、ここは「現生人類」でよいんではないですかね。生物種の呼称として。遺伝子プールの分布から見てもそうなるんでしょうし。
Re: (スコア:0)
>「現生人類」が「ネアンデルタール人の存在していた時代(2 万数千年前まで)」に居るわけがない
現生人類(≡ ホモ・サピエンス)が2万年前に居るわけがない!?
Re: (スコア:0)
Re:何かが引っかかる (スコア:1)
クロマニョン人って現生人類(新人)ですよね.
Re: (スコア:0)
「現世人類」って、クロマニヨン人から何の生物学的進化もしていないの?
たしかに「ホモ・サピエンス」のくくりだけど、クロマニヨン人もその中に含まれるって学説もあるんだよね?
両者にさしたる違いはなかったってオチ…?! (スコア:1)
実のところネアンデルタール人の生態もしょうじきよく分かっていないですからね。
今回交配がなかった [nationalgeographic.co.jp]という2年前の研究がひっくり返されただけで、今優勢になっている仮説もいつまたひっくり返されるか分かりませんがねw
それに共通のピースが見つかった理由って果たして遺伝子流動によるのでしょうか?ヒトと同じようにネアンデルタール人も日常的に海産物の食事が多かった [nationalgeographic.co.jp]という考古学研究がありますが、食事のメニューがラットの遺伝子発現に影響した [wiredvision.jp]という研究もありますし。
まあネアンデルタール人や旧人という分類が「汚名をそそぐ」ことに一心不乱の現代科学者たちのエゴだったというオチにならないことを祈りますw
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:両者にさしたる違いはなかったってオチ…?! (スコア:1)
一般に共通のピースが見つかったら、あとは時間経過に対する変異率を調査すれば、同じパーツがブランチしたのか、たまたま似たようなコードになっただけなのか、は分析できます。
環境適応に必要なのは「同じ機能」であって「同じコード」ではありません。で、同じ環境に適用しようとしているDNAはランダムに変化して「同じ機能」を実装しようとするはずなので、同じ機能が同じコードで実装される可能性は低い。同じ機能が同じコードで実装されている場合は、遺伝子流動があった可能性が非常に高い。
fjの教祖様
Re:両者にさしたる違いはなかったってオチ…?! (スコア:1, 参考になる)
>それに共通のピースが見つかった理由って果たして遺伝子流動によるのでしょうか?
一応、今回の研究での比較対象は一塩基多型を対象にして、さらに変異の速度の速い事がわかっている部位は比較対象から除くことで、たまたま突然変異で同じになった効果とか、あまりに生存に有利で誰もが獲得しがちな遺伝子とか、そういう部分を除いた研究にしてるみたいです。
#専門外なんでどの程度の妥当性なのかはよくわかりませんが。
Re: (スコア:0)
>ネアンデルタール人と 何か が混血して現生人類ができた、と言うのなら判るが。
混血した人々もしていない人々も現生人類に分類されていますので、まあこの表現でも良いのではないかと。
Re: (スコア:0)
ネアンデルタール人と一致するDNAの部分が無かったという話だ。
それともokkyはネグロイドは現生人類ではないと考えている?
Re:何かが引っかかる (スコア:1, すばらしい洞察)
君が完璧に勘違いをしているのは良く判った。
アフリカ南部
アフリカ西部
の両地域に住んでいる現生人間(今生きている、ヒト)からは、ネアンデルタール人と一致するDNAの分量が少なかっただけであって、「無かった」わけじゃない。
もし、本当に「一致する部分が無かった」のであれば、厳密な意味では、こんにち「現生人類」と呼ばれる種には2種類あることになる。アフリカ南部・西部にいる「オリジナル」種と、パプアニューギニア・中国・フランスの少なくとも3か所で発見された「混血」種だ。しかし、そんなことは発見されていない。この段階で君の言及は全部無意味だ。
.
今回発見されたのは「混血の比率が違う」と言う事だけだ。故に、「現生人類」は全て「ネアンデルタール人」と「何か」の混血種で、ただし「何か」の割合が非常に高い、という事になる。ここで、「何か」も「現生人類」と呼んでしまうと「混血種」と「純血種」の区別がつかなくなる。このため、「何か」は「現生人類」とは呼ばない。
毎日.jpの記事 5/12段階では、「ヒト」とより広範な単語で書かれていて「現生人類」とは書かれていない。
fjの教祖様
それは誤読/誤解では? (スコア:3, 興味深い)
そりゃそうです.共通の祖先を持ってるんですから.
論文中にもあるように,チンパンジーと現生人類だって共通部分は持ちますが,だからといってチンパンジーとの混血の結果現生人類になったわけではありません.
この論文中で述べられているように(主にp720-721あたり),ネアンデルタール人と現代人のゲノムの(距離の)比較から,今問題にしている遺伝子部分の流れ(本文中で言うところのGene Flow)は,(サハラ以南)アフリカ系とネアンデルタール人の遺伝的距離より,(PNG,Han-Chinese,France)とネアンデルタール人との距離が近いこと,および後の三者間で顕著な差がないことから,
<cite>This may be explained by mixing of early modern humans ancestral to present-day non-Africans with Neandertals in the Middle East before their expansion into Eurasia.</cite>(p721,中段最下部)
によって説明されるわけです.そしてこの研究の場合,
>今回発見されたのは「混血の比率が違う」と言う事だけだ。
とは言えません(比率に0%(の可能性)も含めるんならそうですが).なぜなら,人類が「ネアンデルタール人との分離後の早期」にネアンデルタール人との混血を起こしていた場合,その段階で起こった混血の有無を判断する事が不可能だからです.(現在の人類とネアンデルタール人が,共通の祖先から同時に引き継いだのか,ネアンデルタール人にのみ存在していた突然変異が混血で移動したのかの区別が不可能)
母集団AからBとCが分かれ,その後BからD,続いてDからEが生じて,調べたらCとD,CとEの共通項の多さが同程度,しかもBとCの共通項より共通の度合いが高い場合,
------E
|
----------D
|
-------B-----------------B
A---|
-------C
(CとBより,CとD,CとEの方が遺伝的に似ていて,しかもDとEは同程度Cと似ている)
"B"と"D,Eの共通の祖先"が分かれた後,"D,Eの共通の祖先"とCとの間に混血があったことは推定できますが,BとCとの間の混血の有無は不明です(否定も肯定も出来ない).このため,今回の研究からは,ある時期以降に混血があったことはわかるが,それ以前にあったかどうかはわからない,という結論になります.
つまり,サハラ以南アフリカ系とネアンデルタールとの混血の有無は「不明」です.
Re:それは誤読/誤解では? (スコア:1)
それは私にではなく #1762445 [srad.jp] に言ってあげなさい。彼は
と言っているんだから。
fjの教祖様
Re:それは誤読/誤解では? (スコア:1)
確かにそうですね,失礼しました.
ただ,#1762483 [srad.jp]のコメントにての
>「現生人類」は全て「ネアンデルタール人」と「何か」の混血種で、ただし「何か」の割合が非常に高い
という部分は,同じ理由から言い過ぎ(今回の実験結果からは何とも言えない部分)となるのでちょっと気になります.
Re: (スコア:0)
研究チームはネグロイドとの混血の可能性は小さく、ユーラシアでホモサピエンスの
先祖と混血した可能性を上げているんだから、okkyが
「ネアンデルタール人と人類の祖先が混血して現生人類になったならわかる」
みたいなことを書いたことが変な論理だって指摘してるんだけど。
いや、もういいよ。
君はそういうやつなのはわかってるから。
Re: (スコア:0)
今回の話はあくまでも、「混血した可能性がある」という話。
okyさんは混血が決定事項みたいな書き方をしているから誤解を招いているんじゃないのかな?