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人類はすべての卵を1つのバスケット、1つの惑星に入れておくべきではない。バスケットを落としてしまう前にその負荷を分散させれば、バスケットを落としてしまうことは避けられるはずだ。
個人的には、今後100~200年のうちに、リスク分散の意味での宇宙移民(つまり、地球と断絶しても植民地が長期存続可能なレベル)が可能になるほどに技術が進歩するとはちょっと思えませんが、それはまあ実現可能時期の見積もりの違いにすぎないので置いておくとして。
巨大な小惑星の衝突や地球規模での大規模火山活動といった惑星レベルでの大災害、あるいは太陽の死に対して、地球外・太陽系外に植民地があれば文明崩壊のリスクを分散させられる、というのは正しいでしょう。つまり、宇宙移民は、「人類文明の外部の要因」に対しての文明崩壊のリスクを分散させる効果はあるでしょう。
しかし、
戦争や資源枯渇、人口爆発といったリスクが今までになく高まっており、それによる人類滅亡の危機
ここで挙げられているのは、どれも現在の人類の文明そのものに起因するリスクじゃないですか。
すでに暮らせる環境がある惑星(地球)の環境を、文明維持不可能なレベルまで破壊する「消耗型の文明」が前提では、もともと生存可能でない環境(火星など)で長期間継続させられるとは思えません。
いま人類が注力すべきことは、現在の文明を、地球上で長期間存続できる文化・技術レベルにまで向上させることです。そうした技術レベルが伴わなければ、そもそも宇宙移民なんてできるとは思えません。
いらない人類を宇宙に打ち上げて「棄てる」と言うのは昔からよくある話で……
……と受け止めて、宇宙に行く事を拒否する人類と、本当に宇宙を目指す人類が戦争になって結局滅びるんですねわかります
おろかな人類は博士の予言を回避することができなかった。核兵器をはるかに上回る超磁力兵器が、世界の半分を一瞬にして消滅させてしまったのだ。地球は大地殻変動に襲われ、地軸はねじ曲がり、5つの大陸は、ことごとく引き裂かれ、海に沈んでしまった.....(声:伊武雅刀)
#未来少年コナンのプロローグですが、なんかイメージぴったりだ
世界が二極化し、どっちが宇宙に進出するかで戦争が起こります。
人類の全てを宇宙に送り出してもお釣りが来る段階まであとわずかなところまで、科学技術は進んでいました。なのに、不毛な戦争で母星まで破壊してしまいます。
月面の基地に残ったわずかばかりの人類が、異星人の力を借りて別の星で再興するのはまた別のお話。
いらない人たちが集まったオーストラリアの例を見ればまぁ大丈夫じゃないでしょうか。#そしていらない人たちが差別をし始める。
宇宙に行く事を拒否する人類と、本当に宇宙を目指す人類が戦争になって
ガンダムですね。「地球の重力に魂を引かれた人々」との対立ですね。わかります。
結局滅びるんですね
滅んじゃったらストーリーが続かないので滅びません(違)。
# 外敵に脅かされるのはヤマト...だと思ってたんだけどなぁ。# とうとうガンダムにもワケの分からんものと戦う時代が来たのか...?
>滅んじゃったらストーリーが続かないので滅びません(違)。
大丈夫。何万周期か後の人類(?)に発掘されて遺失文明として活躍する場が残されています。
#どっかにヴォルフィード埋まってねえかな。
いま人類が注力すべきことは、現在の文明を、地球上で長期間存続できる文化・技術レベルにまで向上させることです。
その通りだと思います。技術的なレベルは何とかなるかもしれませんが、 文化的レベルで達成するのが困難であるように私には思われます。 特に資本主義をベースとした現代経済は経済成長を仮定して成り立っており、経済成長しないで長期的に文明あるいは国家が存続可能なのかどうか、ですかね。
おそらく地球を長期存続させるために重要なのは以下の点です。
これらは現代経済学と矛盾します。つまり、これらのことを行うと経済は縮小する方向に向かうので、政策としては取り入れられないのです(CO2など部分的には達成できている部分もあると思いますが)。 これが地球文明存続と地球存続の矛盾だと、個人的は思うのです。以下、分けて論じます。
いろいろ論じてきましたが、18世紀の産業革命以降作り上げてきた「労働生産性が上がり、給料が上がり、GDPが上がり、株価が上がれば、それが幸福につながる」というような資本主義的な価値観をどこかで転換する必要があるのかも知れません。
テクノロジーのレベルを下げ、資源の消費を抑え、人口を減らし、何とか地球上で生き延びていく努力をしよう、という考え方も一理有りますが・・・
まぁ聞いてくれ。誰だったか忘れたけどがNASAの科学者がインタビューで、人類の存在する目的は地上の全ての生命、遺伝子、住みかを宇宙に広げることなんだ、だから文明社会を作り、科学を発達させてるんだ、って答えてて。勿論合理的な裏付けは無いですが。
しかし表題の質問。「宇宙に行ってみたいですか?」こう訊ねると半分くらいの人は行きたいと即答します。残りの半分はちょっと考えて、別にいいと言うのだけど・・・それはそうですよね。考えて
理念とか動機付けとか、そういう話はカッコイイんですけど、ここの流れではそれを議論しているのではなくて、その先の話をしているのです。
つまり人間にはもう本能的に宇宙に行きたいっていう意志があるんじゃないかと思うことがあって。
そりゃあ当然です。人間は(少なくともそのうちの何割かは)フロンティア精神を持っているから地球全域に版図を広げられたのだし、そもそも「殖えられるだけ殖える」「繁殖できそうな場所があれば繁殖する」というのが生命の本質です。だから、ここではべつに宇宙に行きたいということにダメだしなんかしてません。(現在のヒトの姿のままで出て行くべきかどうかは議論が分かれるでしょうが)
「宇宙に行きたいのか」「行くべきなのか」じゃなくて、「行くとしたらどうすればいいのか」「いずれ宇宙に出て行くなら、今何を成さねばならないのか」という議論をしているのです。
で、ホーキング博士は時期として具体的に「100~200年内」、理由として「人類の文明に起因する環境悪化(人口増や資源枯渇)を解決するため」が挙げられていて、おいおいそりゃ違うんじゃないの、地球で存続できないレベルの文明が(もっと環境の厳しい)宇宙文明なんて築けるの?という話をしています。
>もっと環境の厳しい
もともと、人類がアフリカから外へ広がったのは「アフリカで生きられないので、もっと環境の厳しい世界へ出た」だもんね。生物進化を見てると、新しいニッチへ進出できなかった種は大抵滅びる。とは言え、ホモサピエンスの前にアフリカから出た旧人類も全部滅びてるけど。(ホモサピエンスも滅びかけてるけど、運が良かったらしい)どっちにしろ種は滅びるのが大部分で生き延びて後継を残すのは例外だから、死中に活を求めなければ希望はない。
「地球上で長期間存続できる文化・技術」も、あまりに完璧すぎると「完全メンテナンスフリーのサーバー」と一緒で「通常運用なら任せてください。え、非常時の対処法ですか? 引き継ぎ受けてませんけど」っていう事態になりそうで怖いなぁ。
人類滅亡の危険性が高まれば、みんな他の事そっちのけで宇宙移民の研究開発を進めるから、100年以内に宇宙移民ってのもまんざら不可能でもない気がする。アホみたいに金と技術を注ぎ込めばSFの世界を現実にできるっていう事は、40年前にアポロ計画が証明しているし。
長期運用が可能な宇宙移民の手段が確立していなくても、
地球ピンチ→技術開発→取り敢えず地球脱出→脱出艇ピンチ→技術開発→なんちゃってコロニー→またまたピンチ→技術開発→そこそこコロニー→…
っていう事を続けていくような集団を何千、何万と送り出せば、そのうちどこかで安定的なスペースコロニーが完成するか、どこかの星に移住できるんじゃないかな。
どっちにしても「あと○○年で人類滅亡だよ」って言われちゃったら、人類には「生き残る手段を探し出す」か「阿呆みたいに踊り狂う」しか選択肢はないし。
# Shall we dance?
アホみたいに金と技術を注ぎ込めばSFの世界を現実にできるっていう事は、40年前にアポロ計画が証明しているし。
アポロ計画は、アホみたいに金と技術を注ぎ込めば月に行くのはそんなに難しくなかった、ということを証明しただけです。月を火星に置き換えるくらいであれば現実的ですが、「SFの世界を実現できる」というのはさすがに外挿しすぎでしょう。
100億以上をつぎ込んだバイオスフィア2実験(人工的な閉鎖環境)は数人を数年間生かすことすらままならなかったわけで、じゃあ1兆円あれば10人を10年くらいは生かせられそうかというと、現在の人類の知識ではまだよくわからない。あの実験でわかったことは、結局、現在の人類は地球での生態系に組み込まれた存在にすぎないということです。
バイオスフィア実験は、力づくで一足飛びにやろうとして失敗するアメリカ的パターンだね。(e.g. VTOL,SST)
>地球上で長期間存続できる文化・技術レベル
宇宙移民より不可能に見えるのはオレだけか?
30,40代ぐらいから下の人はデフレ日本で育ったせいか、> 戦争や資源枯渇、人口爆発といったリスクが今までになく高まっており、それによる人類滅亡の危機こういうリスクを人類滅亡とまではつなげていない感じがします。
って言うか、そういう世代は「(平和|資源|人口増加)があるのが当たり前」な世界に生きてきたからでしょう。つまり、そういう「リスク」があることすらリアルには想像できない。生まれてこのかた、そういう危機に瀕したこともなければ、豊かな生活を失ったこともない人には、想像しろと言っても無理なのかもしれません。逆に、日本でも戦前/戦中
そんな話を言い聞かせれば分かるだろうなんて甘っちょろいご安心ください、現政権のもと、それらをリアルに体験させる政策が絶賛進行中です
>いま人類が注力すべきことは、現在の文明を、地球上で長期間存続できる文化・技術レベルにまで向上させることです。
目指せダイアスパー!
宇宙移民を急ぐべきなんですか急がなくていいんですか(イライラ
元記事においても宇宙移民を実現可能とする前にクリアすべきハードルの高さに言及がない点が論理の瑕疵であることは親コメの通りだとは思うけどだからといってそれは宇宙移民を急がなくていいことの積極的理由にはならない。
「宇宙開発より先にやるべきことがある」「宇宙開発予算を飢えた子供に」式の論法の瑕疵は、宇宙開発をペンディングしている間に社会全体のタイムリミットが来たらどうすんだ?という点に目を瞑っていることだ。
社会の発展は非線形的要素が多数あって誰にも数十年も先について正確な予測は立た
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
なにこの第三の選択 (スコア:5, すばらしい洞察)
個人的には、今後100~200年のうちに、リスク分散の意味での宇宙移民(つまり、地球と断絶しても植民地が長期存続可能なレベル)が可能になるほどに技術が進歩するとはちょっと思えませんが、それはまあ実現可能時期の見積もりの違いにすぎないので置いておくとして。
巨大な小惑星の衝突や地球規模での大規模火山活動といった惑星レベルでの大災害、あるいは太陽の死に対して、地球外・太陽系外に植民地があれば文明崩壊のリスクを分散させられる、というのは正しいでしょう。つまり、宇宙移民は、「人類文明の外部の要因」に対しての文明崩壊のリスクを分散させる効果はあるでしょう。
しかし、
ここで挙げられているのは、どれも現在の人類の文明そのものに起因するリスクじゃないですか。
すでに暮らせる環境がある惑星(地球)の環境を、文明維持不可能なレベルまで破壊する「消耗型の文明」が前提では、もともと生存可能でない環境(火星など)で長期間継続させられるとは思えません。
いま人類が注力すべきことは、現在の文明を、地球上で長期間存続できる文化・技術レベルにまで向上させることです。そうした技術レベルが伴わなければ、そもそも宇宙移民なんてできるとは思えません。
すこしふしぎ! (スコア:2, 参考になる)
いらない人類を宇宙に打ち上げて「棄てる」と言うのは昔からよくある話で……
……と受け止めて、宇宙に行く事を拒否する人類と、本当に宇宙を目指す人類が戦争になって結局滅びるんですね
わかります
Re:すこしふしぎ! (スコア:1)
おろかな人類は博士の予言を回避することができなかった。
核兵器をはるかに上回る超磁力兵器が、世界の半分を一瞬にして消滅させてしまったのだ。
地球は大地殻変動に襲われ、地軸はねじ曲がり、5つの大陸は、ことごとく引き裂かれ、海に沈んでしまった.....
(声:伊武雅刀)
#未来少年コナンのプロローグですが、なんかイメージぴったりだ
Re:すこしふしぎ! (スコア:1)
世界が二極化し、どっちが宇宙に進出するかで戦争が起こります。
人類の全てを宇宙に送り出してもお釣りが来る段階まで
あとわずかなところまで、科学技術は進んでいました。
なのに、不毛な戦争で母星まで破壊してしまいます。
月面の基地に残ったわずかばかりの人類が、異星人の力を借りて
別の星で再興するのはまた別のお話。
-- う~ん、バッドノウハウ?
Re: (スコア:0)
いらない人たちが集まったオーストラリアの例を見ればまぁ大丈夫じゃないでしょうか。
#そしていらない人たちが差別をし始める。
Re: (スコア:0)
ガンダムですね。
「地球の重力に魂を引かれた人々」との対立ですね。
わかります。
滅んじゃったらストーリーが続かないので滅びません(違)。
# 外敵に脅かされるのはヤマト...だと思ってたんだけどなぁ。
# とうとうガンダムにもワケの分からんものと戦う時代が来たのか...?
Re: (スコア:0)
>滅んじゃったらストーリーが続かないので滅びません(違)。
大丈夫。何万周期か後の人類(?)に発掘されて遺失文明として活躍する場が残されています。
#どっかにヴォルフィード埋まってねえかな。
Re: (スコア:0)
とおもったらソロシップでした(チャンチャン)
#結局滅んじゃう
Re:なにこの第三の選択 (スコア:2)
いま人類が注力すべきことは、現在の文明を、地球上で長期間存続できる文化・技術レベルにまで向上させることです。
その通りだと思います。技術的なレベルは何とかなるかもしれませんが、 文化的レベルで達成するのが困難であるように私には思われます。 特に資本主義をベースとした現代経済は経済成長を仮定して成り立っており、経済成長しないで長期的に文明あるいは国家が存続可能なのかどうか、ですかね。
おそらく地球を長期存続させるために重要なのは以下の点です。
これらは現代経済学と矛盾します。つまり、これらのことを行うと経済は縮小する方向に向かうので、政策としては取り入れられないのです(CO2など部分的には達成できている部分もあると思いますが)。 これが地球文明存続と地球存続の矛盾だと、個人的は思うのです。以下、分けて論じます。
いろいろ論じてきましたが、18世紀の産業革命以降作り上げてきた「労働生産性が上がり、給料が上がり、GDPが上がり、株価が上がれば、それが幸福につながる」というような資本主義的な価値観をどこかで転換する必要があるのかも知れません。
ところで、宇宙に行きたいですか? (スコア:0)
テクノロジーのレベルを下げ、資源の消費を抑え、人口を減らし、
何とか地球上で生き延びていく努力をしよう、という考え方も一理有りますが・・・
まぁ聞いてくれ。
誰だったか忘れたけどがNASAの科学者がインタビューで、
人類の存在する目的は地上の全ての生命、遺伝子、住みかを宇宙に広げることなんだ、
だから文明社会を作り、科学を発達させてるんだ、って答えてて。
勿論合理的な裏付けは無いですが。
しかし表題の質問。「宇宙に行ってみたいですか?」
こう訊ねると半分くらいの人は行きたいと即答します。
残りの半分はちょっと考えて、別にいいと言うのだけど・・・それはそうですよね。
考えて
Re:ところで、宇宙に行きたいですか? (スコア:2)
理念とか動機付けとか、そういう話はカッコイイんですけど、ここの流れではそれを議論しているのではなくて、その先の話をしているのです。
そりゃあ当然です。人間は(少なくともそのうちの何割かは)フロンティア精神を持っているから地球全域に版図を広げられたのだし、そもそも「殖えられるだけ殖える」「繁殖できそうな場所があれば繁殖する」というのが生命の本質です。だから、ここではべつに宇宙に行きたいということにダメだしなんかしてません。(現在のヒトの姿のままで出て行くべきかどうかは議論が分かれるでしょうが)
「宇宙に行きたいのか」「行くべきなのか」じゃなくて、「行くとしたらどうすればいいのか」「いずれ宇宙に出て行くなら、今何を成さねばならないのか」という議論をしているのです。
で、ホーキング博士は時期として具体的に「100~200年内」、理由として「人類の文明に起因する環境悪化(人口増や資源枯渇)を解決するため」が挙げられていて、おいおいそりゃ違うんじゃないの、地球で存続できないレベルの文明が(もっと環境の厳しい)宇宙文明なんて築けるの?という話をしています。
Re:ところで、宇宙に行きたいですか? (スコア:1)
>もっと環境の厳しい
もともと、人類がアフリカから外へ広がったのは「アフリカで生きられないので、もっと環境の厳しい世界へ出た」だもんね。
生物進化を見てると、新しいニッチへ進出できなかった種は大抵滅びる。
とは言え、ホモサピエンスの前にアフリカから出た旧人類も全部滅びてるけど。(ホモサピエンスも滅びかけてるけど、運が良かったらしい)
どっちにしろ種は滅びるのが大部分で生き延びて後継を残すのは例外だから、死中に活を求めなければ希望はない。
the.ACount
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:なにこの第三の選択 (スコア:1)
「地球上で長期間存続できる文化・技術」も、あまりに完璧すぎると「完全メンテナンスフリーのサーバー」と一緒で「通常運用なら任せてください。え、非常時の対処法ですか? 引き継ぎ受けてませんけど」っていう事態になりそうで怖いなぁ。
人類滅亡の危険性が高まれば、みんな他の事そっちのけで宇宙移民の研究開発を進めるから、100年以内に宇宙移民ってのもまんざら不可能でもない気がする。
アホみたいに金と技術を注ぎ込めばSFの世界を現実にできるっていう事は、40年前にアポロ計画が証明しているし。
長期運用が可能な宇宙移民の手段が確立していなくても、
地球ピンチ→技術開発→取り敢えず地球脱出→脱出艇ピンチ→技術開発→なんちゃってコロニー→またまたピンチ→技術開発→そこそこコロニー→…
っていう事を続けていくような集団を何千、何万と送り出せば、そのうちどこかで安定的なスペースコロニーが完成するか、どこかの星に移住できるんじゃないかな。
どっちにしても「あと○○年で人類滅亡だよ」って言われちゃったら、人類には「生き残る手段を探し出す」か「阿呆みたいに踊り狂う」しか選択肢はないし。
# Shall we dance?
Re:なにこの第三の選択 (スコア:3, すばらしい洞察)
アポロ計画は、アホみたいに金と技術を注ぎ込めば月に行くのはそんなに難しくなかった、ということを証明しただけです。月を火星に置き換えるくらいであれば現実的ですが、「SFの世界を実現できる」というのはさすがに外挿しすぎでしょう。
100億以上をつぎ込んだバイオスフィア2実験(人工的な閉鎖環境)は数人を数年間生かすことすらままならなかったわけで、じゃあ1兆円あれば10人を10年くらいは生かせられそうかというと、現在の人類の知識ではまだよくわからない。あの実験でわかったことは、結局、現在の人類は地球での生態系に組み込まれた存在にすぎないということです。
Re:なにこの第三の選択 (スコア:1, すばらしい洞察)
ぶっちゃけ予算これこれで未知の何か作ってねってプロジェクトがデスマーチ化しないはずがないなんてこと、ここに来てる人ならみんな分かってるはずでしょうに。
戦争で技術が目覚しく進歩すんのも、別に戦争に何から人類の知性を刺激する何かがあるわけじゃなくて、単に予算に糸目をつけずに好きなだけ開発に投入できるってだけなんで、平時でも金さえちゃんとかければおよそ不可能なことなんてないもんだよ。
Re:なにこの第三の選択 (スコア:1)
バイオスフィア実験は、力づくで一足飛びにやろうとして失敗するアメリカ的パターンだね。(e.g. VTOL,SST)
the.ACount
Re:なにこの第三の選択 (スコア:1)
>地球上で長期間存続できる文化・技術レベル
宇宙移民より不可能に見えるのはオレだけか?
the.ACount
Re: (スコア:0)
親戚や職場を見ていると、30,40代ぐらいから下の人はデフレ日本で育ったせいか、
> 戦争や資源枯渇、人口爆発といったリスクが今までになく高まっており、それによる人類滅亡の危機
こういうリスクを人類滅亡とまではつなげていない感じがします。
今後100年の変化への対応が、持続可能な文明へえの変化であるのは確かなのですが、それが発展とは見えない
年寄りは多くなりそうです。
Re: (スコア:0)
って言うか、そういう世代は「(平和|資源|人口増加)があるのが当たり前」な世界に生きてきたからでしょう。
つまり、そういう「リスク」があることすらリアルには想像できない。
生まれてこのかた、そういう危機に瀕したこともなければ、豊かな生活を失ったこともない人には、想像しろと言っても無理なのかもしれません。
逆に、日本でも戦前/戦中
Re:なにこの第三の選択 (スコア:1, 興味深い)
そんな話を言い聞かせれば分かるだろうなんて甘っちょろい
ご安心ください、現政権のもと、それらをリアルに体験させる政策が絶賛進行中です
Re:なにこの第三の選択 (スコア:1)
>たった50年前はこうだったんだよ(おじいちゃん、おばあちゃんの子供の頃って...)。
そこで「たった20年前(バブルの頃)」を言い出すと逆効果ですが。
Utada (スコア:0)
地球から出て行っちゃうんですよね
Re: (スコア:0)
>いま人類が注力すべきことは、現在の文明を、地球上で長期間存続できる文化・技術レベルにまで向上させることです。
目指せダイアスパー!
Re: (スコア:0)
この手も問題は常に「フロンティアの開拓」によって解決されてきました。地球にはもうそんなフロンティアは残ってません。となると宇宙に行くしかないでしょう。まあ極地とか海底とかでもいいですが。
Re: (スコア:0)
宇宙移民を急ぐべきなんですか急がなくていいんですか(イライラ
元記事においても宇宙移民を実現可能とする前にクリアすべきハードルの高さに言及がない点が論理の瑕疵であることは親コメの通りだとは思うけど
だからといってそれは宇宙移民を急がなくていいことの積極的理由にはならない。
「宇宙開発より先にやるべきことがある」「宇宙開発予算を飢えた子供に」式の論法の瑕疵は、
宇宙開発をペンディングしている間に社会全体のタイムリミットが来たらどうすんだ?という点に目を瞑っていることだ。
社会の発展は非線形的要素が多数あって誰にも数十年も先について正確な予測は立た