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人類はすべての卵を1つのバスケット、1つの惑星に入れておくべきではない。バスケットを落としてしまう前にその負荷を分散させれば、バスケットを落としてしまうことは避けられるはずだ。
個人的には、今後100~200年のうちに、リスク分散の意味での宇宙移民(つまり、地球と断絶しても植民地が長期存続可能なレベル)が可能になるほどに技術が進歩するとはちょっと思えませんが、それはまあ実現可能時期の見積もりの違いにすぎないので置いておくとして。
巨大な小惑星の衝突や地球規模での大規模火山活動といった惑星レベルでの大災害、あるいは太陽の死に対して、地球外・太陽系外に植民地があれば文明崩壊のリスクを分
宇宙移民を急ぐべきなんですか急がなくていいんですか(イライラ
元記事においても宇宙移民を実現可能とする前にクリアすべきハードルの高さに言及がない点が論理の瑕疵であることは親コメの通りだとは思うけどだからといってそれは宇宙移民を急がなくていいことの積極的理由にはならない。
「宇宙開発より先にやるべきことがある」「宇宙開発予算を飢えた子供に」式の論法の瑕疵は、宇宙開発をペンディングしている間に社会全体のタイムリミットが来たらどうすんだ?という点に目を瞑っていることだ。
社会の発展は非線形的要素が多数あって誰にも数十年も先について正確な予測は立たないハズ一方、宇宙開発、とくに移民には少数の人間からやり直すという社会のリセット効果と、居住地の分散冗長化による耐障害性の確保という、他手段では得難い利得が見込める(地球上で起きたような植民地戦争は、距離の防壁により容易には再現されないだろう。)
地球社会の充実と宇宙開発(移民)、どっちを優先すべきかという問題は不確定な未来に属する事項なので個々人の自主的リスク判断(自己責任が伴う類の)の総和として方向性を決めるしかない類の話題だが、個人的には宇宙開発(移民)を急いで早めに安心を確保する方が得策だと思う。タイムリミットが近づいてきた、と人々の間に恐慌が巻き起こってからでは遅い。それではやれることもやれなくなる。
また、ホーキング博士のかかげる「1世紀の内に」という区切りには個人的に次の2点で賛同する。1.20世紀に量子力学がもたらしたような科学技術的インパクトの再来が今後1世紀というスパンでなら有り得そうに思える。2.どうせ現実は目標より遅れる。目標はちょい高めにしとくにしくはない。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
なにこの第三の選択 (スコア:5, すばらしい洞察)
個人的には、今後100~200年のうちに、リスク分散の意味での宇宙移民(つまり、地球と断絶しても植民地が長期存続可能なレベル)が可能になるほどに技術が進歩するとはちょっと思えませんが、それはまあ実現可能時期の見積もりの違いにすぎないので置いておくとして。
巨大な小惑星の衝突や地球規模での大規模火山活動といった惑星レベルでの大災害、あるいは太陽の死に対して、地球外・太陽系外に植民地があれば文明崩壊のリスクを分
Re:なにこの第三の選択 (スコア:0)
宇宙移民を急ぐべきなんですか急がなくていいんですか(イライラ
元記事においても宇宙移民を実現可能とする前にクリアすべきハードルの高さに言及がない点が論理の瑕疵であることは親コメの通りだとは思うけど
だからといってそれは宇宙移民を急がなくていいことの積極的理由にはならない。
「宇宙開発より先にやるべきことがある」「宇宙開発予算を飢えた子供に」式の論法の瑕疵は、
宇宙開発をペンディングしている間に社会全体のタイムリミットが来たらどうすんだ?という点に目を瞑っていることだ。
社会の発展は非線形的要素が多数あって誰にも数十年も先について正確な予測は立たないハズ
一方、宇宙開発、とくに移民には少数の人間からやり直すという社会のリセット効果と、居住地の分散冗長化による耐障害性の確保という、他手段では得難い利得が見込める
(地球上で起きたような植民地戦争は、距離の防壁により容易には再現されないだろう。)
地球社会の充実と宇宙開発(移民)、どっちを優先すべきかという問題は不確定な未来に属する事項なので
個々人の自主的リスク判断(自己責任が伴う類の)の総和として方向性を決めるしかない類の話題だが、
個人的には宇宙開発(移民)を急いで早めに安心を確保する方が得策だと思う。
タイムリミットが近づいてきた、と人々の間に恐慌が巻き起こってからでは遅い。
それではやれることもやれなくなる。
また、ホーキング博士のかかげる「1世紀の内に」という区切りには個人的に次の2点で賛同する。
1.20世紀に量子力学がもたらしたような科学技術的インパクトの再来が今後1世紀というスパンでなら有り得そうに思える。
2.どうせ現実は目標より遅れる。目標はちょい高めにしとくにしくはない。