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アメリカ行ってその辺のドラッグストアで8ドルのミネラルウォーターボトルのセットを買い物したとき、10ドル紙幣一枚と1ドル紙幣3枚出したら、レジの50代くらいのおばちゃんが「なんだいこの余分」と3ドル指差すのを「いいからレジ打ってみろ」というとお釣り5ドルが表示されて、5ドル紙幣一枚俺に渡すときにすごい不思議そうな顔されたし。
後で聞いたところによると、アメリカ人は「8ドルに2ドル足すと10ドル、よってお釣りは2ドル」って暗算しかしないそうだ。「13ドルから8ドル引くとちょうど5ドル紙幣1枚」という日本的なレジ計算は発想の外らしい。
引き算っていうのが基本的にしないそうで。#前半は体験記だが、後半は伝聞なのでAC
ヨーロッパなんぞもそうですね.大勢の客を捌かないといけない国際空港の売店の人だとかになってくると,釣銭を出来るだけ少なくするためにその手の暗算もやってきますが.まあ日本でも,387円の買い物に500+42円とか出すと怪訝な顔をされるからそんなに大きくは変わらんかも.#小銭を少しでも減らしたかった.
そもそも言語の仕様そのものが数を数えることに向いてない国が多いですからあちらは。
有名なリンカーンのゲティスバーグ演説の冒頭、"Fourscore and seven years ago"直訳するなら"20 x 4 と 7 年前"演説なので気取った言い回しというのもあるけれど、87 とは言わずにこういう面倒くさい数え方をする、そういう文化なんですよ、あっちは。
君だって250分とは言わず4時間10分(60分x4と10分)なんていう面倒臭くて変な数え方をしたりするだろ?それと同じだよ。#いや、しないんだったらすまん。
異なる進法を混在させることもあるからと言って、それだけで「数を数えることに向いていない言語」などと言うのはいかがなものか。
60進数は時間を暗算する上で大きな障害と認識しています。252分、4時間12分、4.2時間、これらはいずれも同じ値ですが、他の時間や時刻と四則演算を行う際に、いちいち単位や表記の違いを意識しなければならず、面倒だと思った経験はありませんか?
かといって計算機のように全てを秒で扱おうにも、果たして4時間12分51秒が何秒なのか、私には即答できないし、多くの一般人も同様でしょう。逆もまた同じく、答えを秒で得てもそれが何時間何分何秒なのか、ややもすれば、その大きさを大まかに実感することすら、一般には困難なはずです。それもこれも、60進で時:分:秒と表記する体系に馴染んでしまったばっかりに。
他の国ではお金の勘定でもそうなっているところがあり、あるいは日常のあらゆる計数をそれで行わなければならない(言語によりそのような思考を半ば強要されている)ところも決して珍しいわけではないのです。
フランス革命の時にTemps décimal [wikipedia.org]という十進化時間 [wikipedia.org]を導入したんですが、根付きませんでした。 まあ、あの時は暦まで全部十進にしてみたんですが。
科学的合理主義だけでは世の中回っていかない、と言うことなのかも知れません。
わが国においては、時法の切り替えに成功したのですけどね。全世界で一斉に切り替えることができれば、境目の我々の世代はいろいろ大変でしょうけど、生まれたときから10進時刻に囲まれた子供たちは何の苦労もせずにそれに馴染み、時間の認識や計算において、アドバンテージを得られるようになるかもしれません。史実は、役立つようなアドバンテージなど無かったことを示しているような気もしますが。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
これ「最近の若者は…」じゃなくて、単に文化圏による算数の概念の問題じゃ? (スコア:2, 興味深い)
アメリカ行ってその辺のドラッグストアで8ドルのミネラルウォーターボトルのセットを買い物したとき、
10ドル紙幣一枚と1ドル紙幣3枚出したら、レジの50代くらいのおばちゃんが「なんだいこの余分」と3ドル指差すのを
「いいからレジ打ってみろ」というとお釣り5ドルが表示されて、
5ドル紙幣一枚俺に渡すときにすごい不思議そうな顔されたし。
後で聞いたところによると、アメリカ人は「8ドルに2ドル足すと10ドル、よってお釣りは2ドル」って暗算しかしないそうだ。
「13ドルから8ドル引くとちょうど5ドル紙幣1枚」という日本的なレジ計算は発想の外らしい。
引き算っていうのが基本的にしないそうで。
#前半は体験記だが、後半は伝聞なのでAC
Re: (スコア:1)
ヨーロッパなんぞもそうですね.
大勢の客を捌かないといけない国際空港の売店の人だとかになってくると,釣銭を出来るだけ少なくするためにその手の暗算もやってきますが.
まあ日本でも,387円の買い物に500+42円とか出すと怪訝な顔をされるからそんなに大きくは変わらんかも.
#小銭を少しでも減らしたかった.
Re: (スコア:0)
そもそも言語の仕様そのものが数を数えることに向いてない国が多いですからあちらは。
有名なリンカーンのゲティスバーグ演説の冒頭、
"Fourscore and seven years ago"
直訳するなら"20 x 4 と 7 年前"
演説なので気取った言い回しというのもあるけれど、87 とは言わずにこういう面倒くさい数え方をする、そういう文化なんですよ、あっちは。
Re: (スコア:0)
君だって250分とは言わず4時間10分(60分x4と10分)なんていう面倒臭くて変な数え方をしたりするだろ?それと同じだよ。
#いや、しないんだったらすまん。
異なる進法を混在させることもあるからと言って、それだけで「数を数えることに向いていない言語」などと言うのはいかがなものか。
Re: (スコア:0)
60進数は時間を暗算する上で大きな障害と認識しています。
252分、4時間12分、4.2時間、これらはいずれも同じ値ですが、他の時間や時刻と四則演算を行う際に、
いちいち単位や表記の違いを意識しなければならず、面倒だと思った経験はありませんか?
かといって計算機のように全てを秒で扱おうにも、果たして4時間12分51秒が何秒なのか、
私には即答できないし、多くの一般人も同様でしょう。
逆もまた同じく、答えを秒で得てもそれが何時間何分何秒なのか、
ややもすれば、その大きさを大まかに実感することすら、一般には困難なはずです。
それもこれも、60進で時:分:秒と表記する体系に馴染んでしまったばっかりに。
他の国ではお金の勘定でもそうなっているところがあり、
あるいは日常のあらゆる計数をそれで行わなければならない
(言語によりそのような思考を半ば強要されている)ところも決して珍しいわけではないのです。
Re:昔語り (スコア:2)
フランス革命の時にTemps décimal [wikipedia.org]という十進化時間 [wikipedia.org]を導入したんですが、根付きませんでした。
まあ、あの時は暦まで全部十進にしてみたんですが。
科学的合理主義だけでは世の中回っていかない、と言うことなのかも知れません。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re: (スコア:0)
わが国においては、時法の切り替えに成功したのですけどね。
全世界で一斉に切り替えることができれば、境目の我々の世代はいろいろ大変でしょうけど、
生まれたときから10進時刻に囲まれた子供たちは何の苦労もせずにそれに馴染み、
時間の認識や計算において、アドバンテージを得られるようになるかもしれません。
史実は、役立つようなアドバンテージなど無かったことを示しているような気もしますが。