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軍事関係のコメが目立ちますが、日本独自のGPSが組めるということは、たとえば今使っているGPS地殻変動観測網の精度や安定性が一ケタ上がるわけですし、GPSで時刻補正してる地震観測点なんかは準天頂衛星を使うことでunlockする不安がほぼ無くなるのが大きいです。#実際には多くの機器が一度lockすると1衛星でも補足出来れば毎秒補正できるわけですが
あと測量でもV字谷の底なんかで仰角60度なんていう悪条件だと、今は軌道スケジュール的に4衛星拾えない時間帯があったりするのですが、そういった場所でも常に高精度な測量が行えるようになるでしょう。
#専用機で7つだけならエフェメリスの取得も一瞬で終わるのだろうかgesaku
部品業界からは動作条件が厳しい割に発注数があまりに少ないからと、のぞみで問題となったラッチングバルブやあかつきで問題となった構造が単純な逆止弁すら国内メーカでは造って貰えませんはやぶさを苦しめた宇宙機の姿勢を制御するリアクションホイールも海外依存一方、遙かに数が出る民生品ではバルブやモーターのトラブルは聞いた事が無いですよね。
日本で打ち上げられる衛星は多くても年間せいぜい2~3基程度でしかも全てが技術試験や観測衛星など量産の見込みが無い一品モノこれに定期的な需要となる準天頂衛星の量産機が加われば、採算に合わないと宇宙用部品に参入しなかったメーカー
次世代程度で宇宙利用(開発じゃ無理)が基幹産業になるなんてのは、さすがに誰も思っていないと思うよ。基幹産業って言うのだから、それだけで国民の相当数の生活を賄えるって事なんだろうけど、世界中の全てを喰らってもそこまでのパイは中長期でも見込めない産業じゃないか。
ずっと新興工業国と同じモノ造っていたらいずれ行き詰まりますよ性能や質で上回れば良いじゃないかと言いますが、新興工業国だって安い労働賃金だけで勝負するだけの馬鹿ではない。今は以前と比べて品質や性能のタッチアップ速度が速まっています。かつての日本のようにいずれ追いつき追い越す時が来るでしょう。ずっと同じ分野で職人のように腕を磨いて今のポジションにしがみつくのも悪くはありませんが、生き残る為の選択肢や国を支える柱が多い事は損な事ではありません。
宇宙開発の裾野は広く、宇宙という現場で鍛えられた技術は他の分野へと波及します。もし所詮ニッチ産業で、無駄な投資なら他国が日本以上の予算と人員を掛けてやるでしょうか。
そりゃアメリカやフランスにおける航空宇宙産業は日本における各種族議員をもっと酷くしたような連中の集まりだし、中国はあくまで実利と面子に絡む分野にのみ投資を集中しているだけ。ロシアは油と幼女以外にこれくらいしか売るものないからね。
裾野が広くて波及するから宇宙に投資を、というなら無駄なてっぺんを排除して最初から裾野に向けて投資すればいいだけの話で、通信衛星と放送衛星と広義のリモートセンシング、それにグローバルな測位システム以外の宇宙産業は向こう100年金にならないよ。
ではちょっと手前の航空産業がどうなったかって見ると、それで食えているのはボーイングとエアバスにボンバルディア程度。そしてエンブラエルなんて既に二級国だと思われていた国の企業が入って来ている。宇宙でもそうですよね。既に中国は項目によっては日本を超えているし、インドや韓国も着実に手を伸ばしてきている。つまり、「今新興国がやっていない」ってだけで将来食っていけると思うのは余りにも甘すぎ。
でだ。それらの国は他国のパクリでブツを作っているとか言っているクセに、自分たちは少々仕事が減ると前任者の実績のパクリでの製
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
防災 (スコア:3, 参考になる)
軍事関係のコメが目立ちますが、日本独自のGPSが組めるということは、
たとえば今使っているGPS地殻変動観測網の精度や安定性が一ケタ上がるわけですし、
GPSで時刻補正してる地震観測点なんかは準天頂衛星を使うことでunlockする不安が
ほぼ無くなるのが大きいです。
#実際には多くの機器が一度lockすると1衛星でも補足出来れば毎秒補正できるわけですが
あと測量でもV字谷の底なんかで仰角60度なんていう悪条件だと、
今は軌道スケジュール的に4衛星拾えない時間帯があったりするのですが、
そういった場所でも常に高精度な測量が行えるようになるでしょう。
#専用機で7つだけならエフェメリスの取得も一瞬で終わるのだろうかgesaku
次世代基幹産業の育成 (スコア:0)
部品業界からは動作条件が厳しい割に発注数があまりに少ないからと、
のぞみで問題となったラッチングバルブやあかつきで問題となった
構造が単純な逆止弁すら国内メーカでは造って貰えません
はやぶさを苦しめた宇宙機の姿勢を制御するリアクションホイールも
海外依存
一方、遙かに数が出る民生品ではバルブやモーターのトラブルは
聞いた事が無いですよね。
日本で打ち上げられる衛星は多くても年間せいぜい2~3基程度で
しかも全てが技術試験や観測衛星など量産の見込みが無い一品モノ
これに定期的な需要となる準天頂衛星の量産機が加われば、
採算に合わないと宇宙用部品に参入しなかったメーカー
言うは易し (スコア:0)
次世代程度で宇宙利用(開発じゃ無理)が基幹産業になるなんてのは、さすがに誰も思っていないと思うよ。
基幹産業って言うのだから、それだけで国民の相当数の生活を賄えるって事なんだろうけど、世界中の全てを喰らってもそこまでのパイは中長期でも見込めない産業じゃないか。
Re:言うは易し (スコア:0)
ずっと新興工業国と同じモノ造っていたらいずれ行き詰まりますよ
性能や質で上回れば良いじゃないかと言いますが、
新興工業国だって安い労働賃金だけで勝負するだけの馬鹿ではない。
今は以前と比べて品質や性能のタッチアップ速度が速まっています。
かつての日本のようにいずれ追いつき追い越す時が来るでしょう。
ずっと同じ分野で職人のように腕を磨いて今のポジションに
しがみつくのも悪くはありませんが、生き残る為の選択肢や
国を支える柱が多い事は損な事ではありません。
宇宙開発の裾野は広く、宇宙という現場で鍛えられた技術は
他の分野へと波及します。もし所詮ニッチ産業で、無駄な投資なら
他国が日本以上の予算と人員を掛けてやるでしょうか。
Re: (スコア:0)
そりゃアメリカやフランスにおける航空宇宙産業は日本における各種族議員をもっと酷くしたような連中の集まりだし、
中国はあくまで実利と面子に絡む分野にのみ投資を集中しているだけ。ロシアは油と幼女以外にこれくらいしか売るものないからね。
裾野が広くて波及するから宇宙に投資を、というなら無駄なてっぺんを排除して最初から裾野に向けて投資すればいいだけの話で、
通信衛星と放送衛星と広義のリモートセンシング、それにグローバルな測位システム以外の宇宙産業は向こう100年金にならないよ。
Re: (スコア:0)
ではちょっと手前の航空産業がどうなったかって見ると、それで食えているのはボーイングとエアバスにボンバルディア程度。
そしてエンブラエルなんて既に二級国だと思われていた国の企業が入って来ている。
宇宙でもそうですよね。
既に中国は項目によっては日本を超えているし、インドや韓国も着実に手を伸ばしてきている。
つまり、「今新興国がやっていない」ってだけで将来食っていけると思うのは余りにも甘すぎ。
でだ。
それらの国は他国のパクリでブツを作っているとか言っているクセに、自分たちは少々仕事が減ると前任者の実績のパクリでの製
Re: (スコア:0)
逆です。宇宙開発が技術を牽引するのではなく、技術の再利用の1つが宇宙開発なんです。とくに日本の場合は。
かつてのアメリカの宇宙計画のように、国が傾くほどの予算を注ぎ込むのなら、宇宙開発で牽引できるでしょうけれども、いまの日本には無理でしょう。