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以前、NHKの番組で、ヒマラヤの写真を飛行機の窓をあけて撮影している写真家の話があったのですが、酸素(?)を供給しているチューブが外れてしまうと、スイッチが切れたように意識を失っていました。そのときはまわりの人が気づいて問題がなかったのですが…
半透膜の外側(肺)からガス圧が抜けますから、血流を遮断しない限り一気に酸素が抜けます。ちなみに、咄嗟に口を閉じて肺の中の圧を維持したらどうなるかはわかりません。意図的に肺の中を高圧にする(パッキング)技術がありますが、やりすぎると肺胞を痛めるといいますし、潜水艦からの遊泳による脱出の際も口を閉じていて肺を損傷して死亡した事例もあると聞きますので、あまり良い手段ではない気もします。
潜水艦なんて特殊な例ではなく, 一般のスキューバダイビングでも水深10mから水面に浮上するだけで, 宇宙空間に放り出されるのと同じ気圧差になります. そのため浮上直前が一番危険で, 息を吐きながらの浮上というのが最も基本的な訓練になります.
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
実例に近いもの (スコア:1, 興味深い)
以前、NHKの番組で、ヒマラヤの写真を飛行機の窓をあけて撮影している写真家の話があったのですが、
酸素(?)を供給しているチューブが外れてしまうと、スイッチが切れたように意識を失っていました。
そのときはまわりの人が気づいて問題がなかったのですが…
Re: (スコア:0)
空気がうすいと我慢もできないんですかね。
Re: (スコア:2, 興味深い)
半透膜の外側(肺)からガス圧が抜けますから、血流を遮断しない限り一気に酸素が抜けます。ちなみに、咄嗟に口を閉じて肺の中の圧を維持したらどうなるかはわかりません。意図的に肺の中を高圧にする(パッキング)技術がありますが、やりすぎると肺胞を痛めるといいますし、潜水艦からの遊泳による脱出の際も口を閉じていて肺を損傷して死亡した事例もあると聞きますので、あまり良い手段ではない気もします。
Re: (スコア:0)
潜水艦からの脱出の場合はとにかく息を出さないと浮上するにつれて肺が膨張して事故になるらしいですね
以前,海自の潜水艦教育訓練隊を取材したTV番組で,深いプール使った脱出訓練の時に教官が「息を吐き続けろ」としつこく指導していたのが記憶に残っています
Re:実例に近いもの (スコア:1)
潜水艦なんて特殊な例ではなく, 一般のスキューバダイビングでも水深10mから水面に浮上するだけで, 宇宙空間に放り出されるのと同じ気圧差になります. そのため浮上直前が一番危険で, 息を吐きながらの浮上というのが最も基本的な訓練になります.