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よくよく考えたら、遺伝子導入で酵母に作らせるなら、ウシ由来だろうとヒト由来だろうとBSE感染リスクはないような。ヒト由来のゼラチン遺伝子(?)を使ったのは、BSEというよりアレルギー対策かなにか他の理由なんじゃないでしょうか。
論文要旨だけだとよく分かりませんが。
これまでの手法ではゼラチンと同一のアミノ酸配列を得ることはできても機能するための化学修飾(ヒドロキシル化)がされなかったことが問題だったので,他の2種のタンパク質と同時に発現するベクターを入れることでちゃんと機能するゼラチンを得ることができたということがこの論文の新しい点です.ヒト由来のゼラチンにしたのは仰る通りアレルギーを考慮してということのようです.
実際このニュースに抵抗感があるんだけど、何故だろうヒト遺伝子を微生物に組み込んで生成物を利用するって事ならインスリンと同じなのに
ヒト免疫グロブリンなんかもそうですね。マウスの細胞で大量生産。(→モノクローナル抗体 [wikipedia.org])
嫌悪感は多分、医薬品と違ってゼラチンが食べ物でよく使われているので、ヒト由来の食べるもの→カニバリズムを連想してしまうからじゃないかと。
ヒト化免疫グロブリンのモノクローナル抗体ならCHO(Chinese Hamster Ovary)細胞で作らせるのが主ではないかな。
あ、あれってマウスじゃなくてハムスターの細胞でしたか。
# Chinese Hamster Ovary の中はハムスターの卵でいっぱいだー!
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
いや、待て待て (スコア:2)
よくよく考えたら、遺伝子導入で酵母に作らせるなら、ウシ由来だろうとヒト由来だろうとBSE感染リスクはないような。ヒト由来のゼラチン遺伝子(?)を使ったのは、BSEというよりアレルギー対策かなにか他の理由なんじゃないでしょうか。
論文要旨だけだとよく分かりませんが。
Re: (スコア:4, 参考になる)
これまでの手法ではゼラチンと同一のアミノ酸配列を得ることはできても機能するための化学修飾(ヒドロキシル化)が
されなかったことが問題だったので,他の2種のタンパク質と同時に発現するベクターを入れることでちゃんと
機能するゼラチンを得ることができたということがこの論文の新しい点です.
ヒト由来のゼラチンにしたのは仰る通りアレルギーを考慮してということのようです.
kaho
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
実際このニュースに抵抗感があるんだけど、何故だろう
ヒト遺伝子を微生物に組み込んで生成物を利用するって事ならインスリンと同じなのに
Re: (スコア:3, 興味深い)
ヒト免疫グロブリンなんかもそうですね。マウスの細胞で大量生産。(→モノクローナル抗体 [wikipedia.org])
嫌悪感は多分、医薬品と違ってゼラチンが食べ物でよく使われているので、ヒト由来の食べるもの→カニバリズムを連想してしまうからじゃないかと。
Re:いや、待て待て (スコア:0)
ヒト化免疫グロブリンのモノクローナル抗体ならCHO(Chinese Hamster Ovary)細胞で作らせるのが主ではないかな。
Re:いや、待て待て (スコア:2)
あ、あれってマウスじゃなくてハムスターの細胞でしたか。
# Chinese Hamster Ovary の中はハムスターの卵でいっぱいだー!