「核燃料再処理工場、ガラス固化設備で不具合」記事へのコメント

技術レベルが低い

[Anonymous Coward]

棒で掻き混ぜる程度のことすらまともに出来ない技術レベルの低さはどうしようもない
実験室レベルの試験からスケールアップして商業レベルの処理に至るまでの手順に問題があることは様々な人が指摘している
結局、日本には技術が無いのだから核燃料サイクルなど逆立ちしたって実現不可能

Re:技術レベルが低い

[Anonymous Coward]

最終段階のガラス個化の問題については、再処理工場の試験稼働前の段階で内部では周知の事実でした。
内部といっても、グループ内どころが、原子力村の広範囲で周知の問題でした。

この問題は、実験室レベルで十分指摘されていました。

多くの人は
「プラントまで作っているのだから彼らはその問題を解決したのだろう、しかしどうやって解決したのだろうか？」
と思っていたのですが。

なぜか見切り発車でプラントまで作ってしまったという救いようのない状態だったのです。

上にも書きましたように、
諦めてフランス方式を真似したら、すぐにちゃんと動く物を作って運用する技術はあるのですが
純国産技術で前人未踏の領域に挑戦してしまったのです。

そして、解決出来ないだけでなく、後戻りが出来なくなって、この状態です。

国策事業でこれはちょっと・・・・と、思ってしまいますね。

Re:技術レベルが低い

[Anonymous Coward]

そういえば、もんじゅのナトリウム漏れの時にどこかの大学の先生（？）が
「原発屋さんは放射線を照射された時のナトリウムの原子レベルの挙動などには注目するものの、
バケガク屋にとっては常識的なナトリウムの（危険な）化学的性質には無関心だ」
と解説していたのを思い出した．
（ナトリウム漏れ対策として床に鉄板敷いても、積もったナトリウムが空気中の水分と反応すれば
惨事になるということを原発屋さんは想像出来ない～ということらしい）
もしかしたら今回の一件も同じようなことがあるのかしらん？

Re:技術レベルが低い

[Anonymous Coward]

アレはさらに、金属ナトリウムの持つ腐食性についても軽視して作ったようなので・・・
金属ナトリウムを安定して長期間閉じ込められる金属パイプはできないって、当時の金材研が結論出していたはず。
どう配合しようが、材料の欠陥とかで弱いところができると、そこから腐食が進んでしまうらしくて・・・。

Re:

[Anonymous Coward]

もんじゅの場合は、金属ナトリウム以前に機械工学の基本ができていなかったのでは？

流体のなかに温度計をつっこんだらカルマン渦ができることは当然想定されることだし

温度振動の存在を無視してしまうとか

振動要素があるときに、あるいはなかったにしてもわざわざ応力集中しやすいRなしの直角構造をとってしまうとか

平均的な機械設計屋でも犯さない「授業で習う」レベルのミスを多重に犯しているわけです。他の原発もその程度の設計だったらコワイね。そんなことはないだろうけど。

Re:

[Anonymous Coward]

「やってみて出来なかった」のが前回中止になったA系列の処理で、今回再開するというから解決したのかと思ったら基本的に同じB系列でやったらやっぱり詰まりましたと。そしてあいも変わらず撹拌棒でつついてみているけど、どうしてこうなったか原因不明と仰っている。

どうしてこうなったかって、原因突き止めて解決しないまま同じことやるような組織だからこうなったとしか(ry

Re:

[Anonymous Coward]

この件にしても、もんじゅの件にしても、なぜ外部の専門家を入れないんでしょうね。
前人未踏の領域というのはそうなんですが、個々の問題はその道の工学の専門家を入れれば、容易に解決できるものが多い。
原子力村から外に一歩でも出たらだめなのか、あるいは簡単に解決したらダメな理由でもあるのか、不思議でならない。

Re:

[Anonymous Coward]

だいたい、固化した後でもその後の保存期間の問題が有るってのに、その前まで行って居ないのに既に処理場稼働が前提になっている事自体が…