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デブリ科を作ろう
#最近プラネテスを見たので
これがケスラーシンドロームの始まりになろうとは知る由も無かった・・
> ケスラーシンドロームが指数関数的に進んでしまわないのはなんでなの?
絶対的な密度が足りないから、かな。デブリは緩やかに拡散しながら全軌道に散らばるわけだけど、全軌道ったって、たとえば月までいくようなエネルギーを得るにはそれこそ天文学的な回数の(幸運な)衝突を繰り返さないといけない。つまり、ほどんどのデブリはボルツマン的な意味では一定の軌道におさまっていて、だけども、それは元の衛星のサイズに比べるとはるかに大きな「体積」であるわけだ。この体積はまともな衛星の軌道にとっては大きすぎるけれど、ほかのデブリの軌道にとっては小さすぎる。だって、デブリ自体の衝突断面は小さいから。
デブリが一つも存在せずに、数多の衛星がギュンギュン周っている状態をエントロピーゼロだとすると、(新たに衛星を増やさなければ)、最初のデブリが出た時点で、全空間のエントロピーが上がり切ってしまう熱的な死がいつかは訪れることが約束されている。でも、指数関数的には進まないだろうね。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
よし (スコア:0)
デブリ科を作ろう
#最近プラネテスを見たので
Re: (スコア:0)
これがケスラーシンドロームの始まりになろうとは知る由も無かった・・
Re: (スコア:0)
いまだに分からん
めっちゃ微細なデブリだらけになって、結果的にガス状になって無害化したりしないのかね?
Re:よし (スコア:0)
> ケスラーシンドロームが指数関数的に進んでしまわないのはなんでなの?
絶対的な密度が足りないから、かな。デブリは緩やかに拡散しながら全軌道に散らばるわけだけど、全軌道ったって、たとえば月までいくようなエネルギーを得るにはそれこそ天文学的な回数の(幸運な)衝突を繰り返さないといけない。つまり、ほどんどのデブリはボルツマン的な意味では一定の軌道におさまっていて、だけども、それは元の衛星のサイズに比べるとはるかに大きな「体積」であるわけだ。この体積はまともな衛星の軌道にとっては大きすぎるけれど、ほかのデブリの軌道にとっては小さすぎる。だって、デブリ自体の衝突断面は小さいから。
デブリが一つも存在せずに、数多の衛星がギュンギュン周っている状態をエントロピーゼロだとすると、(新たに衛星を増やさなければ)、最初のデブリが出た時点で、全空間のエントロピーが上がり切ってしまう熱的な死がいつかは訪れることが約束されている。でも、指数関数的には進まないだろうね。