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感染しきる前に感染者がみんな死んでしまうので、(人類にとっては)実はそれほど怖くはない
ってのを某ゲームで学んだ。潜伏期間が長くて感染力が強いとその限りじゃないけど。
一方で、潜伏期間が長すぎて感染力も強すぎると、気付かないうちに自国まで感染が広がっていて、ダメージをうける恐れも。細菌兵器として使うには短めの潜伏期間と高めの感染力、そして特効薬や予防薬の存在が重要なんだろう。でも、そんな都合の良い細菌なんてあるんだろうか?
今回のについては「ボツリヌス菌由来の毒」であって「ボツリヌス菌そのもの」じゃないから感染力云々の問題はないと思うけど。#オッサン世代だとボツリヌス菌って「辛子レンコンの真空パック」で一躍有名になった感がある。# http://idsc.nih.go.jp/iasr/CD-ROM/records/05/05702.htm [nih.go.jp]#嫌気性細菌なので、空気中にバラ撒いて感染を広げる細菌兵器としては不適切な感じ。
> 一方で、潜伏期間が長すぎて感染力も強すぎると、気付かないうちに> 自国まで感染が広がっていて、ダメージをうける恐れも。
いつのまに兵器に使うことを前提とした話の流れなったのか、よくわかりません。もちろん兵器への転用可能性も話題の一つとしてはありえなくもないですが。
ただ、感染が広がっていくようなものは、兵器としては扱いにくいのでは。おっしゃるように、自国にまで広がってしまう可能性もあるだろうし、自国でなくても関係のない第三国に広がってしまう可能性もあるし、そう考えると世界中を危険にさらすことになるから、世界中を敵に回すことになるだろうし、自国民さえ敵に回すことになるだろうし、敵国内でも非戦闘員を殺さないようにすることもできないし、戦争が終わった時点で効力を止めることもできないし。というわけで、兵器に転用する話は、あまり現実的でないと思います。
テロに使うのは、ありかもしれませんが。
繁殖に生体が必要なウイルスやある種のマイコプラズマと違って, ボツリヌス菌なんかは栄養培地で繁殖可能ですから, 条件さえ整えば感染者が死んでも痛くも痒くもないわけで.
それにボツリヌス菌は毒素型食中毒 [wikipedia.org]の代表とも言えるので, 逆に菌そのものが死滅していたとしても中毒は起こるということには注意が必要です. まあ, 幸いにしてボツリヌス毒素は熱に弱いので, きっちり火を通せば防ぐことができますが.
# ボツリヌス中毒事件 [nih.go.jp]の印象が強くて, 「通勤にブドウレンコン」が「通勤にカラシレンコン」に変換されてしまう
今回の発端となった乳児ボツリヌス症 [infantbotulism.org]は、大人ではどうということはない量のボツリヌス菌の芽胞が乳児の腸管で増殖して毒素を作ることによって起こるものであって、毒素型食中毒ではないです。
# リンク先にももちろん書いてありますが、赤ちゃんにはちみつをあげてはダメですよ。
赤ちゃんに蜂蜜はダメというのは知っていたのですが, それが乳児ボツリヌス病 [nih.go.jp]だったんですね. とすると, この場合は感染型食中毒か.
# てっきり蜂蜜中に含まれる蛋白成分なんかでアレルギーを起こすのかと
たくさん爆弾としてパックしておけば、必要な地域に必要なだけデリバリー♪とか、兵器としてはむしろ使いやすいのでは?あまり残ると、占領期にも残りそう。
...って、毒素そのものは残るから、結局持続性が結構ありそう。
占領前に核兵器で焼却無害化してしまえば問題ない。毒素を無害化するための人道的な核攻撃です。
# 福井晴敏の小説ではテルミット系の焼夷弾で毒ガスを潰すとかあったな
核兵器使えるなら、わざわざ生物兵器で攻撃してから核兵器を使わなくても、最初から核兵器で攻撃すればいいじゃん……。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
致死性が高すぎると (スコア:0)
感染しきる前に感染者がみんな死んでしまうので、
(人類にとっては)実はそれほど怖くはない
ってのを某ゲームで学んだ。
潜伏期間が長くて感染力が強いとその限りじゃないけど。
Re:致死性が高すぎると (スコア:1)
一方で、潜伏期間が長すぎて感染力も強すぎると、気付かないうちに
自国まで感染が広がっていて、ダメージをうける恐れも。
細菌兵器として使うには短めの潜伏期間と高めの感染力、
そして特効薬や予防薬の存在が重要なんだろう。
でも、そんな都合の良い細菌なんてあるんだろうか?
今回のについては「ボツリヌス菌由来の毒」であって
「ボツリヌス菌そのもの」じゃないから感染力云々の問題はないと思うけど。
#オッサン世代だとボツリヌス菌って「辛子レンコンの真空パック」で一躍有名になった感がある。
# http://idsc.nih.go.jp/iasr/CD-ROM/records/05/05702.htm [nih.go.jp]
#嫌気性細菌なので、空気中にバラ撒いて感染を広げる細菌兵器としては不適切な感じ。
Re: (スコア:0)
> 一方で、潜伏期間が長すぎて感染力も強すぎると、気付かないうちに
> 自国まで感染が広がっていて、ダメージをうける恐れも。
いつのまに兵器に使うことを前提とした話の流れなったのか、よくわかりません。
もちろん兵器への転用可能性も話題の一つとしてはありえなくもないですが。
ただ、感染が広がっていくようなものは、兵器としては扱いにくいのでは。
おっしゃるように、自国にまで広がってしまう可能性もあるだろうし、
自国でなくても関係のない第三国に広がってしまう可能性もあるし、
そう考えると世界中を危険にさらすことになるから、世界中を敵に回すことになるだろうし、
自国民さえ敵に回すことになるだろうし、
敵国内でも非戦闘員を殺さないようにすることもできないし、
戦争が終わった時点で効力を止めることもできないし。
というわけで、兵器に転用する話は、あまり現実的でないと思います。
テロに使うのは、ありかもしれませんが。
Re:致死性が高すぎると (スコア:1)
繁殖に生体が必要なウイルスやある種のマイコプラズマと違って, ボツリヌス菌なんかは栄養培地で繁殖可能ですから, 条件さえ整えば感染者が死んでも痛くも痒くもないわけで.
それにボツリヌス菌は毒素型食中毒 [wikipedia.org]の代表とも言えるので, 逆に菌そのものが死滅していたとしても中毒は起こるということには注意が必要です. まあ, 幸いにしてボツリヌス毒素は熱に弱いので, きっちり火を通せば防ぐことができますが.
# ボツリヌス中毒事件 [nih.go.jp]の印象が強くて, 「通勤にブドウレンコン」が「通勤にカラシレンコン」に変換されてしまう
Re:致死性が高すぎると (スコア:3, 参考になる)
今回の発端となった乳児ボツリヌス症 [infantbotulism.org]は、大人ではどうということはない量のボツリヌス菌の芽胞が乳児の腸管で増殖して毒素を作ることによって起こるものであって、毒素型食中毒ではないです。
# リンク先にももちろん書いてありますが、赤ちゃんにはちみつをあげてはダメですよ。
Re:致死性が高すぎると (スコア:2)
赤ちゃんに蜂蜜はダメというのは知っていたのですが, それが乳児ボツリヌス病 [nih.go.jp]だったんですね. とすると, この場合は感染型食中毒か.
# てっきり蜂蜜中に含まれる蛋白成分なんかでアレルギーを起こすのかと
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
たくさん爆弾としてパックしておけば、必要な地域に必要なだけデリバリー♪とか、兵器としてはむしろ使いやすいのでは?あまり残ると、占領期にも残りそう。
...って、毒素そのものは残るから、結局持続性が結構ありそう。
Re: (スコア:0)
占領前に核兵器で焼却無害化してしまえば問題ない。
毒素を無害化するための人道的な核攻撃です。
# 福井晴敏の小説ではテルミット系の焼夷弾で毒ガスを潰すとかあったな
Re:致死性が高すぎると (スコア:3, おもしろおかしい)
核兵器使えるなら、わざわざ生物兵器で攻撃してから核兵器を使わなくても、最初から核兵器で攻撃すればいいじゃん……。