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「研磨して仕上げた」←これがなければ画期的だろうけど...
魔境が再現できるレベルの微妙な凹凸までも3Dプリントできたと勘違いする人もいそうですね。
青銅の3Dプリンタなんてあるのでしょうか。プラスチックのモデルを作ったのではないでしょうか。それから砂型を作って、青銅を注ぎ込んで、固まったあとの研磨したのでは?
使われたのは金属粉末をレーザーで固めるタイプの3Dプリンタですね。
制作を行ったJMP [jmp.ne.jp]のWebサイトによると、「溶解温度2,000℃以下の金属に対応」だそうです。
ありがとうございます。すごい時代になったものです。
? むしろそこがポイントでは?
# 実物を研磨したいけどそうもいかないので複製を作って研磨した,というストーリーだろ?
そういうことですね。
「魔鏡は鏡面の凹凸で起こる」+「3Dプリンタを使って精巧なレプリカを作成」ということから、魔鏡表面の凹凸も含めて3Dプリンタで再現したのではと誤解した人が多いと思う。
実際には、鏡面の凹凸を3Dプリンタで再現したわけではありません(魔鏡現象を起こす凹凸はサブミクロンの単位で、3Dプリンタどころか精密工作機器でも再現できません)。
『三角縁神獣鏡を(作られた当時も可能と思われる)手作業で研磨したら魔鏡現象が起きるかどうかを調べるために、研磨前の三角縁神獣鏡を3Dプリンタで再現し、研磨して確かめた』というのがより正確でしょう。
なるほど、研磨が胆なんですね。
#もう少しで、「なぜFDTDでやらない?」なんて頓珍漢なコメント書くところだった。
すみません、精密工作機器ならサブミクロンも可能なようですね。言い過ぎました。
いずれにしても、錆び付いている時点で魔鏡を起こすような微細な凹凸は失われているでしょう。
三角縁神獣鏡が本当に
最終研磨によって、魔鏡になってしまう
ものなのかどうかを確かめた、ということだと思います。
# 復元品が手で研磨して魔鏡になるのなら、 # 制作当時も研磨の結果魔鏡になってしまっていた可能性が高いわけで
元ACじゃないけど、おかしいことには気づいてほしい
魔鏡になる条件に、「研磨すること」があるので例えば元のスキャンデータのままでは魔鏡になっていないデータだったとしても最終研磨によって、魔鏡になってしまう。という可能性があるのでは?
スキャンデータの状態で、ポリゴン状に変換し、3D空間内で、直接光を当てて、反射したデータが模様になっているという方が、余計な処理や加工がないので信憑性が高そうに思います。# 一般人的には物理的なものがあった方が予算とかとりやすいんでしょうけど。
魔鏡の作成原理をもう一度よく読みなおしてみよう。
「この土台と鏡の組み合わせで研磨したら魔鏡になる」
というのがポイントなんですよ、
失礼なんか鏡部分が分離してるみたいな書き方になった
「この形状で同じ厚みまで研磨したら魔鏡になる」 かな
魔鏡現象というのは、どんな鏡でも研磨すれば発生するというものではない。裏面に文様があり、しかも非常に薄く仕上げられてある必要がある。そして三角縁神獣鏡というのはその条件を満たした鏡であった。
3Dプリンタで復元した後に研磨した、ということがどうしても気になる人は、「何となく普通ならあり得ないほど薄く研磨してみたら、たまたま魔鏡現象が確認された」という発想なのか?
メインフレーム=精密工作機器パソコン=3Dプリンタと考えてみれば心境が想像できるでしょう。
別にあっても画期的だと思いますけど?
研磨であって研削ではないならいいんじゃ?
魔鏡の原理は、表のツルツルの部分を磨く過程で、「薄いところがより薄くなる」現象を利用したものです。つまり、裏側にゴテゴテしたものがついている部分は厚いのでたわみが少なく、薄い部分は(相対的に)よくたわむので、圧力一定で擦る時に擦られる面積に差がでて、薄い部分が微妙にへこむわけです。この肉眼で観察できない凹みが反射光の強弱となって反映されるので、あたかも裏側の模様が透けて見えるかのようになりますが、実際に青銅が光を通しているわけではありません。
したがって、裏の装飾をつけた「後」に磨かない限り、裏にどんな模様があっても反射光には影響がありません。
日経の記事によれば、厚いところが凹面、薄いところが凸面。
どっちが正しい?
薄いところが凸がただしい。研磨時にへこむから圧がなくなると出る。
実験考古学としては、精密な実物の3Dデータを元に3Dプリントして、それが魔鏡になったんだから大成功で画期的なんじゃないかね…。現実の発掘された鏡の精密なレプリカなんだし、それを使って現実に証明できたのは考古学ジャンル的にすごいことなんだと思うよ。
工学的にはまぁ、なんか残念感あるけどねw自分もてっきり錆の部分を何らかの断層手法で透過して見て、超精密な加工ができたんかと思ったから。
古い日本刀と同じで、当時の方法が同じかどうか判らんからなぁ…超絶技巧によって魔鏡化しない研磨してたり、異なる図柄で魔鏡化してた可能性も無くはない。
蒸気機関のストーリー(違)によると、現代技術はマジパネェので現代のプロの手にかかれば日本刀には謎も再現できないところもなにもないらしいですよ。
結果の再現はできるけど、当時どうやってたか分からない(ものがある)、ですよね。オーパーツならぬロストテクノロジーの類い。同等のモノは作れるんだけど、当時具体的にどのように作っていたかが失われた(もしくは「伝えられた通りにやっても同じにならない」)。昔のものと今のものとを詳細に比較すると、例えば微量元素の差が謎で、原料が違うのかアレを混ぜたのかコレの行程を入れたのか・・・といった謎が残ってたりする。
だから、「今回再現できたけど、もしかしたら当時は別だったのかも」というのが元のコメント。まあ今回のは考えすぎの範囲だと思うんで、その辺はオッカムの剃刀にごそっとそぎ取って貰うのが無難ですが。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
3Dプリンタを使って複製後、研磨して仕上げた (スコア:0)
「研磨して仕上げた」←これがなければ画期的だろうけど...
Re:3Dプリンタを使って複製後、研磨して仕上げた (スコア:2)
魔境が再現できるレベルの微妙な凹凸までも3Dプリントできたと勘違いする人もいそうですね。
Re:3Dプリンタを使って複製後、研磨して仕上げた (スコア:2)
青銅の3Dプリンタなんてあるのでしょうか。
プラスチックのモデルを作ったのではないでしょうか。
それから砂型を作って、青銅を注ぎ込んで、固まったあとの研磨したのでは?
Re: (スコア:0)
使われたのは金属粉末をレーザーで固めるタイプの3Dプリンタですね。
制作を行ったJMP [jmp.ne.jp]のWebサイトによると、「溶解温度2,000℃以下の金属に対応」だそうです。
Re:3Dプリンタを使って複製後、研磨して仕上げた (スコア:2)
ありがとうございます。すごい時代になったものです。
Re:3Dプリンタを使って複製後、研磨して仕上げた (スコア:1)
? むしろそこがポイントでは?
# 実物を研磨したいけどそうもいかないので複製を作って研磨した,というストーリーだろ?
Re:3Dプリンタを使って複製後、研磨して仕上げた (スコア:5, 参考になる)
# 実物を研磨したいけどそうもいかないので複製を作って研磨した,というストーリーだろ?
そういうことですね。
「魔鏡は鏡面の凹凸で起こる」+「3Dプリンタを使って精巧なレプリカを作成」ということから、魔鏡表面の凹凸も含めて3Dプリンタで再現したのではと誤解した人が多いと思う。
実際には、鏡面の凹凸を3Dプリンタで再現したわけではありません(魔鏡現象を起こす凹凸はサブミクロンの単位で、3Dプリンタどころか精密工作機器でも再現できません)。
『三角縁神獣鏡を(作られた当時も可能と思われる)手作業で研磨したら魔鏡現象が起きるかどうかを調べるために、研磨前の三角縁神獣鏡を3Dプリンタで再現し、研磨して確かめた』というのがより正確でしょう。
Re:3Dプリンタを使って複製後、研磨して仕上げた (スコア:1)
なるほど、研磨が胆なんですね。
#もう少しで、「なぜFDTDでやらない?」なんて頓珍漢なコメント書くところだった。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
すみません、精密工作機器ならサブミクロンも可能なようですね。言い過ぎました。
いずれにしても、錆び付いている時点で魔鏡を起こすような微細な凹凸は失われているでしょう。
三角縁神獣鏡が本当に
最終研磨によって、魔鏡になってしまう
ものなのかどうかを確かめた、ということだと思います。
# 復元品が手で研磨して魔鏡になるのなら、
# 制作当時も研磨の結果魔鏡になってしまっていた可能性が高いわけで
Re:3Dプリンタを使って複製後、研磨して仕上げた (スコア:1)
元ACじゃないけど、おかしいことには気づいてほしい
魔鏡になる条件に、「研磨すること」があるので
例えば元のスキャンデータのままでは魔鏡になっていないデータだったとしても
最終研磨によって、魔鏡になってしまう。という可能性があるのでは?
スキャンデータの状態で、ポリゴン状に変換し、
3D空間内で、直接光を当てて、反射したデータが模様になっている
という方が、余計な処理や加工がないので信憑性が高そうに思います。
# 一般人的には物理的なものがあった方が予算とかとりやすいんでしょうけど。
Re: (スコア:0)
魔鏡の作成原理をもう一度よく読みなおしてみよう。
「この土台と鏡の組み合わせで研磨したら魔鏡になる」
というのがポイントなんですよ、
Re: (スコア:0)
失礼なんか鏡部分が分離してるみたいな書き方になった
「この形状で同じ厚みまで研磨したら魔鏡になる」 かな
Re: (スコア:0)
魔鏡現象というのは、どんな鏡でも研磨すれば発生するというものではない。
裏面に文様があり、しかも非常に薄く仕上げられてある必要がある。
そして三角縁神獣鏡というのはその条件を満たした鏡であった。
3Dプリンタで復元した後に研磨した、ということがどうしても気になる人は、「何となく普通ならあり得ないほど薄く研磨してみたら、たまたま魔鏡現象が確認された」という発想なのか?
Re: (スコア:0)
メインフレーム=精密工作機器
パソコン=3Dプリンタ
と考えてみれば心境が想像できるでしょう。
Re: (スコア:0)
別にあっても画期的だと思いますけど?
Re: (スコア:0)
研磨であって研削ではないならいいんじゃ?
Re: (スコア:0)
魔鏡の原理は、表のツルツルの部分を磨く過程で、「薄いところがより薄くなる」現象を利用したものです。つまり、裏側にゴテゴテしたものがついている部分は厚いのでたわみが少なく、薄い部分は(相対的に)よくたわむので、圧力一定で擦る時に擦られる面積に差がでて、薄い部分が微妙にへこむわけです。この肉眼で観察できない凹みが反射光の強弱となって反映されるので、あたかも裏側の模様が透けて見えるかのようになりますが、実際に青銅が光を通しているわけではありません。
したがって、裏の装飾をつけた「後」に磨かない限り、裏にどんな模様があっても反射光には影響がありません。
Re: (スコア:0)
日経の記事によれば、厚いところが凹面、薄いところが凸面。
どっちが正しい?
Re:3Dプリンタを使って複製後、研磨して仕上げた (スコア:2, 興味深い)
薄いところが凸がただしい。
研磨時にへこむから圧がなくなると出る。
Re: (スコア:0)
実験考古学としては、精密な実物の3Dデータを元に3Dプリントして、それが魔鏡になったんだから大成功で画期的なんじゃないかね…。
現実の発掘された鏡の精密なレプリカなんだし、それを使って現実に証明できたのは考古学ジャンル的にすごいことなんだと思うよ。
工学的にはまぁ、なんか残念感あるけどねw
自分もてっきり錆の部分を何らかの断層手法で透過して見て、超精密な加工ができたんかと思ったから。
Re: (スコア:0)
古い日本刀と同じで、当時の方法が同じかどうか判らんからなぁ…
超絶技巧によって魔鏡化しない研磨してたり、異なる図柄で魔鏡化してた可能性も無くはない。
Re: (スコア:0)
蒸気機関のストーリー(違)によると、現代技術はマジパネェので現代のプロの手にかかれば日本刀には謎も再現できないところもなにもないらしいですよ。
Re:3Dプリンタを使って複製後、研磨して仕上げた (スコア:1)
結果の再現はできるけど、当時どうやってたか分からない(ものがある)、ですよね。オーパーツならぬロストテクノロジーの類い。
同等のモノは作れるんだけど、当時具体的にどのように作っていたかが失われた(もしくは「伝えられた通りにやっても同じにならない」)。
昔のものと今のものとを詳細に比較すると、例えば微量元素の差が謎で、原料が違うのかアレを混ぜたのかコレの行程を入れたのか・・・といった謎が残ってたりする。
だから、「今回再現できたけど、もしかしたら当時は別だったのかも」というのが元のコメント。
まあ今回のは考えすぎの範囲だと思うんで、その辺はオッカムの剃刀にごそっとそぎ取って貰うのが無難ですが。