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毎年200トン獲れていたウナギの稚魚が年間10トンを切ったのに漁獲量制限をせず今年は20トン獲れたのでウナギ成魚の価格高騰が止まりそうだというニュースになるのがこの日本って国だもんな。
ほんと、ウナギを食い尽くして絶滅させようとする宗教的情熱があるとしか思えない。なぜこれだけ漁獲が減ってるのに「じゃあしばらく漁獲を制限して資源の回復を図ろう」とは思わないのか。
こんなのが横行してたら「日本人には海産資源の管理は無理」って判断されてマグロとかクジラとか国際的に捕獲が禁止されても反論しようがないぜ?
更に恐ろしい事にウナギに限った事では無いって事。また規制をしたとしても期間や出船数を規制し漁獲高を規制しない為、結局漁獲量は大差無かったりする。
更に恐ろしい事にウナギに限った事では無いって事。
はい。たとえば年間100万トン獲れていたニシンが年間4000トンになっても、年間1万トン獲れていたイカナゴが年1トンになっても漁獲量制限魚種に指定しないのが日本という国です。
日本の漁業はおよそ350種の魚類を獲っていますが、その中で漁獲量制限指定されてるのは7種類だけです。(サバ類、アジ、イワシ、サンマ、スケトウダラ、スルメイカ、ズワイガニ)
もう日本政府では海産資源の管理は無理なんじゃないですかね。国際的な絶滅危惧種指定を受けない限り何でもかんでも獲り尽くすのが日本流らしいので。
>>年間1万トン獲れていたイカナゴが年1トンになっても
?
青森県のイカナゴの漁獲量は、マジでそう云う状況です。(最盛期:年1万t以上、禁漁になる直前:年1t) http://katukawa.com/?p=5116 [katukawa.com]
大阪神戸みたいに出漁制限しないからだよ。解禁日を決めるといいイベントになるんだよね。初水揚げ直後はちょっとしたフィーバーになる。経済効果も大きい。
今イカナゴ取れないのは痛い。イカナゴは汚染物質がたまりにくいんだよね。
漁獲量制限魚種に指定しないでいきなり禁漁にしたのか。確かに嘘は言っていないようだが、これもsimonが愚かなだけなんだよね。
特定の湾だけの話されても…
一応漁獲高制限はある。有るのだけど、全船が休漁ナシでフル操業したとしても達成できない無茶苦茶な漁獲高を指定している。いや、そういう数値しか指定しない。
現状の操業で減っている資源をなんで減らさないで保護になると思って居るのか、ちょっと水産庁の担当の頭の中を覗きたいくらいの謎です。減少するのは実績値が危険数値だってのはそんなに難しい判断なのかな。
海外からもずっと突っ込まれているから、水産行政に対しては、海外の日本に対する信用度はゼロでないかな。
日本において禁漁で資源回復に成功した事例は秋田のハタハタがあります。しょっつる鍋などに使われるハタハタは昭和の時代取り尽くさんとばかりに漁獲され昭和末期には稚魚放流なども試みられますが、まあ絶滅するんだろうな、と思われていた。
(というか、当時昭和のニュースを見ていた東北在住の高校生として、「ああ、絶滅すんなぁ、これ」と思っていた)。
1990年代に数年以上の全面禁漁が行われました。今は普通に漁獲が戻ってきています。漁獲の体長制限とかはしているようですが、普通にこちら(仙台)のスーパーでもハタハタの干し魚が安価に手に入る程度。だから、「日本人だからおろかで取り尽くす」と広く一般化するには反例が少なくとも一個がある。
多分、これはこの海域のハタハタがほぼ秋田だけで集中して漁獲されていたからだと思う。他の県での漁獲高は大きくないから秋田県漁協がやる気になれば全面禁漁できた。
一方、多数の県で漁獲されている魚種は、一県が「全面禁猟して資源保護しよう」と思っても他の県が「じゃあ、うちがその分取るべ」となったら意味がない。
ウナギは遊泳範囲がひろく、かつ国際的にも貿易されているので、上の「県」は「国」に置き換えても同じ。その意味で、今回の国際的な絶滅危惧種指定は意味のある一歩になる、かも、しれない、と、期待されることが、ある、かも、しれない。
それをまた日本の商社が積極的に買い付けるからタチが悪い。それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。
>それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。うちの地元の例だと、漁獲高の激減に対して関係者一同が協力して当たるという話になった。そして出て来た対策が、「網の目を小さくする」。
「ああこれはもうダメだな」っと思って、志望校を地元から東京にしようと思った瞬間だった。
2048年までに食卓から魚が消える?http://www.wwf.or.jp/activities/2006/11/635808.html [wwf.or.jp]
もう10年くらい前から警告されてるしな
そのころには日本人も減ってますよ。日本食の広まり具合は定かではないですけど、
魚の味を覚えた中国人のほうがヤバそう
海の魚で言えば日本って中国から2桁3桁上の漁獲高なんだよね。それでいて今でも何かが有ると「中国の漁獲が増えて」と言い訳しているのだけど、その度に欧米から「先ずはお前んところだ」と言われているのだが。暇が有るとTACの関連数値を浚って来るといい。こりゃ日本は文句言われるわってのが即座に判る。このままだと中国の漁船が近代設備になって外洋に出て来る前に、太平洋の水産物は無くなってしまう。
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ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:5, 興味深い)
毎年200トン獲れていたウナギの稚魚が年間10トンを切ったのに漁獲量制限をせず
今年は20トン獲れたのでウナギ成魚の価格高騰が止まりそうだというニュースになるのがこの日本って国だもんな。
ほんと、ウナギを食い尽くして絶滅させようとする宗教的情熱があるとしか思えない。
なぜこれだけ漁獲が減ってるのに「じゃあしばらく漁獲を制限して資源の回復を図ろう」とは思わないのか。
こんなのが横行してたら「日本人には海産資源の管理は無理」って判断されてマグロとかクジラとか国際的に捕獲が禁止されても反論しようがないぜ?
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:0)
更に恐ろしい事にウナギに限った事では無いって事。
また規制をしたとしても期間や出船数を規制し漁獲高を規制しない為、結局漁獲量は大差無かったりする。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:3)
更に恐ろしい事にウナギに限った事では無いって事。
はい。たとえば年間100万トン獲れていたニシンが年間4000トンになっても、
年間1万トン獲れていたイカナゴが年1トンになっても漁獲量制限魚種に指定しないのが日本という国です。
日本の漁業はおよそ350種の魚類を獲っていますが、その中で漁獲量制限指定されてるのは7種類だけです。
(サバ類、アジ、イワシ、サンマ、スケトウダラ、スルメイカ、ズワイガニ)
もう日本政府では海産資源の管理は無理なんじゃないですかね。
国際的な絶滅危惧種指定を受けない限り何でもかんでも獲り尽くすのが日本流らしいので。
Re: (スコア:0)
>>年間1万トン獲れていたイカナゴが年1トンになっても
?
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:2)
青森県のイカナゴの漁獲量は、マジでそう云う状況です。(最盛期:年1万t以上、禁漁になる直前:年1t)
http://katukawa.com/?p=5116 [katukawa.com]
Re: (スコア:0)
大阪神戸みたいに出漁制限しないからだよ。
解禁日を決めるといいイベントになるんだよね。
初水揚げ直後はちょっとしたフィーバーになる。
経済効果も大きい。
今イカナゴ取れないのは痛い。
イカナゴは汚染物質がたまりにくいんだよね。
Re: (スコア:0)
漁獲量制限魚種に指定しないでいきなり禁漁にしたのか。確かに嘘は言っていないようだが、これもsimonが愚かなだけなんだよね。
Re: (スコア:0)
特定の湾だけの話されても…
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:3, 興味深い)
一応漁獲高制限はある。
有るのだけど、全船が休漁ナシでフル操業したとしても達成できない無茶苦茶な漁獲高を指定している。いや、そういう数値しか指定しない。
現状の操業で減っている資源をなんで減らさないで保護になると思って居るのか、ちょっと水産庁の担当の頭の中を覗きたいくらいの謎です。
減少するのは実績値が危険数値だってのはそんなに難しい判断なのかな。
海外からもずっと突っ込まれているから、水産行政に対しては、海外の日本に対する信用度はゼロでないかな。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
日本において禁漁で資源回復に成功した事例は秋田のハタハタがあります。
しょっつる鍋などに使われるハタハタは昭和の時代取り尽くさんとばかりに漁獲され
昭和末期には稚魚放流なども試みられますが、まあ絶滅するんだろうな、と思われていた。
(というか、当時昭和のニュースを見ていた東北在住の高校生として、「ああ、絶滅すんなぁ、これ」と思っていた)。
1990年代に数年以上の全面禁漁が行われました。
今は普通に漁獲が戻ってきています。漁獲の体長制限とかはしているようですが、
普通にこちら(仙台)のスーパーでもハタハタの干し魚が安価に手に入る程度。
だから、「日本人だからおろかで取り尽くす」と広く一般化するには反例が少なくとも一個がある。
多分、これはこの海域のハタハタがほぼ秋田だけで集中して漁獲されていたからだと思う。
他の県での漁獲高は大きくないから秋田県漁協がやる気になれば全面禁漁できた。
一方、多数の県で漁獲されている魚種は、一県が「全面禁猟して資源保護しよう」と思っても
他の県が「じゃあ、うちがその分取るべ」となったら意味がない。
ウナギは遊泳範囲がひろく、かつ国際的にも貿易されているので、上の「県」は「国」に置き換えても同じ。
その意味で、今回の国際的な絶滅危惧種指定は意味のある一歩になる、かも、しれない、と、期待されることが、ある、かも、しれない。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
それをまた日本の商社が積極的に買い付けるからタチが悪い。それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。
Re: (スコア:0)
>それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。
うちの地元の例だと、漁獲高の激減に対して関係者一同が協力して当たるという話になった。
そして出て来た対策が、「網の目を小さくする」。
「ああこれはもうダメだな」っと思って、志望校を地元から東京にしようと思った瞬間だった。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
2048年までに食卓から魚が消える?
http://www.wwf.or.jp/activities/2006/11/635808.html [wwf.or.jp]
もう10年くらい前から警告されてるしな
Re: (スコア:0)
そのころには日本人も減ってますよ。
日本食の広まり具合は定かではないですけど、
Re: (スコア:0)
魚の味を覚えた中国人のほうがヤバそう
Re: (スコア:0)
海の魚で言えば日本って中国から2桁3桁上の漁獲高なんだよね。
それでいて今でも何かが有ると「中国の漁獲が増えて」と言い訳しているのだけど、その度に欧米から「先ずはお前んところだ」と言われているのだが。
暇が有るとTACの関連数値を浚って来るといい。
こりゃ日本は文句言われるわってのが即座に判る。
このままだと中国の漁船が近代設備になって外洋に出て来る前に、太平洋の水産物は無くなってしまう。