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NASA、真空中でEM Driveの実験に成功」記事へのコメント

  • >推力が得られる仕組みは解明されておらず、運動量保存の法則にも反するため

    過去記事だと、「数学的シミュレーションでは推力を得られるという結論が得られた」
    と当事者が主張してるでしょう。「物理学のいかなる法則とも矛盾しない」とも言っている。
    数理モデルはあるし、実験結果もそれを支持している。
    懐疑的な物理学者の支持していた説の方が今回否定されてしまった。

    • 推力を得られる数学的シミュレーションの構築に成功した、というのが「科学的に正しい」ということじゃないでしょ。
      ある仮定のもとで発生する推力を考えてみました、というのが主張じゃないの?

      # ただ、動作原理がなんであれ飛べばいいんじゃないかという気はする
      # 単に表面が焼けてガスが出てるだけとかかもしれないけど、それが既存推進器より効果的なのなら…

      • by Anonymous Coward on 2015年05月06日 7時52分 (#2809389)

        コメントアウトに反応失礼。

        ># ただ、動作原理がなんであれ飛べばいいんじゃないかという気はする

        航空機が飛ぶ原理も厳密には解明されてないみたいですしね

        親コメント
        • 解明っていうかさ、「こういうシミュレーションをすると現実に近いことが知られている」というべきだと思うんだ。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          解明されてないなら、流体シミュレーションが成り立つのはなぜ?
          それとも"厳密"って言葉に深遠な意味があるのか。

          • by Anonymous Coward

            この人は、よくあるネット上の戯言をそのまま信じちゃってる類の人です。
            「飛行機がなぜ飛ぶか」分からないって本当? 間違った説明や風説はなぜ広がるのか [nikkeibp.co.jp]

          • by Anonymous Coward

            数値流体力学風洞実験との比較 [wikipedia.org]
            >しかし、現在の数値流体力学には流れを完全に再現できないという欠点がある。
            >これは流れの基礎方程式であるナビエ-ストークス方程式が複雑な偏微分方程式であり、
            >解析解が求められていない(求められるか否かも定かでない)ため、近似解を使わざるを得ないことに由来している。
            >このような背景から、数値流体力学を実際に使用する場合には風洞実験を併用することが一般的であり、
            >現段階では風洞実験に取って代わる存在には至っていない。

            やっぱり解明されてないんじゃねーの?

            • by Anonymous Coward on 2015年05月06日 20時12分 (#2809699)

              それは解明されてないのとは違う。
              解析的に解く=小さい計算量で実用的な解を求める手法がないというだけ。
              計算量を気にしなければ、実用的な解を求めることがで来ます。

              計算機で実用的な精度で解くより風洞実験の方が安かったから、以前は風洞実験が多用されていました。
              GPUを流体シミュレーションに使うようになって以後、実用的な時間で計算できるようになって、
              最近は新しい風洞を作ることは無くなっています。
              Wikipediaの情報は少々古いですね。

              親コメント
              • by Anonymous Coward

                >解析解が求められていない(求められるか否かも定かでない)ため、近似解を使わざるを得ないことに由来している。

                求められるかどうかもわからないなら、時間をかけても解は出ないんじゃないのですか?

              • by Anonymous Coward

                いいえ。

                Navier-Stokes方程式が一般に解けないとかいったって、状況に応じて実用的な解を求めることはできます。
                失速して落下中のシミュレーションが難しくても、失速直前までのシミュレーションは出来る、とか。

                近似解だって、どのくらいの誤差があるかを見積もれれば、十分に実用的です。

                「円周率は近似的にしか求められないので、円の面積も近似的にしかわからない」わけですが、実用上困ってないでしょ。

              • by Anonymous Coward

                実用的な解を求められると言うことは理解しています。
                そうではなくて、厳密な解が出ないということは、
                厳密には解明されていないと言うことではないか、と言っています。

              • by Anonymous Coward

                厳密解には永遠にたどり着けないけど、厳密解に無限に近い精度の解は求められます。
                時間を無限にかけていいなら。

              • by Anonymous Coward

                それは解とは何かを理解していないだけでは?主張に無理がありすぎます。

              • by Anonymous Coward

                「厳密解が得られる」=「方程式が解ける」
                という意味だと思いますが、
                方程式として解けて無くても認められてる例ってありませんでしたっけ。

                物事が複雑になると「定式化しても方程式としては解けない」
                という例はかなり多いと思うんで、そうするとハードルはかなり高いなと…

            • by Anonymous Coward

              それは「どう飛ぶか」というレベルの話であって「なぜ飛ぶか」というレベルの話ではない。

            • by Anonymous Coward

              飛ぶ原理(浮いて飛ぶ仕組み)は分かっているが、飛んでいる状態を厳密に記述(=シミュレーション)することは出来ない。
              後は「原理」「厳密に解明」という言葉に対して何を期待するかの違いになる。

            • by Anonymous Coward

              解析解が見つかっていないことを「解明されてない」と呼ぶなら、三体問題なんかもそうなので、
              「明日の朝が来るかどうかは科学的に解明されていない」という事になる。
              それどころか三体問題は、ナビエ-ストークス方程式の「解析解が見つかっていない」よりも強烈な、
              「解析解が存在しないことが証明されている」なので、「明日の朝が来るかどうかは科学的に証明不可能」という、もっと強い結論になる。

              結局、その手の言説は、

              ・解析解が存在しないというのはどういうことなのか
              ・解析解が存在しないというのがどれぐらいありふれているのか

              という辺りに関する無知をひけらかすだけの事になる。

日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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