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>これは電気を通さない性質の「フッ化炭素」という特殊な液体なので大丈夫です。
NHKだから商品名を言い換えたのかな。Green500の舞台裏 - 何がエネルギー効率の差を生んだのか? [mynavi.jp]こっちの記事だとフロリナート [wikipedia.org]と呼んでいる。商品名でない場合は、フルオロカーボンと呼ぶ方が通りが良いようだ。液体呼吸 [wikipedia.org]研究でも用いられていたという話は興味深い。
>2015年6月には、Green500でフロリナートを冷媒とするスーパーコンピュータが1位から3位までを独占した。(Wikipedia)
>Gyoukou(暁光)と名付けられたシステムは、Green500のトップ10システムの中で唯一、>NVIDIAのP100 GPUを使わないシステムで、自社で新開発したPEZY-SC2をアクセラレータとして使っている。(mynavi)
NVIDIA TESLA P100は高性能でビジネス的にも成功したのは間違いないのだろうが、液冷システムとの組み合わせを前提にして限界までチューニングした独自開発チップで優位に立ったという事か。
NHKだから商品名を言わないのはその通りだと思いますが、同じ3MでもFluorinertとNovecの2種類、液浸冷却でメジャーな物があります。以前からExaScalerの製品はFluorinert使用しているので、今回も多分Fluorinertでしょうね。
粘度が低く、表面張力が小さい、絶縁性能が高いのは共通です。両方ともサラサラで電気を通さないので液浸冷却に適しています。違いは、Fluorinertの方がより絶縁性能が高く、揮発性が低い。Novecは揮発性が高い。Fluorinertは揮発性が低いので、密閉しないでも使える利点があります。Novecは揮発性が高いので密閉する必要がありますが、ボード交換時に早く乾くのは利点かもしれません。
小売りだとFluorinertの方が2倍ぐらい値段が高いようですが、元々製造原価に差はなさそうだし、こういう用途だと契約次第なのでコスト差があるのかは分かりません。
フッ化炭素ってフルオロカーボンを日本語にしただけだろ。
東芝の小柳さんという人がスパコン研究用に買ったはいいがバブル崩壊で計画がぽしゃったのでfjで貰い手を探していたやつだな
>液冷システムとの組み合わせを前提にして限界までチューニング
冷却システムの違いでそんなにチューニングする余地があるかね?
むしろ市販のGPUの方が、空冷で耐えられるギリギリの熱密度の範囲でゴリゴリにチューニングしてると思う。
PEZY-SCは液浸専用だからそういうゴリゴリなチューニングなしに設計できるので、GPUメーカー秘蔵のノウハウなしでもエンスー向けGPUクラスの性能を実現できてるのかも。
それって「サーキットだけを走るレーシングカーと違って市販車は幅広い状況に対応しなければいけない」みたいな話だから、それはそれで苦労があるだろうけど「ゴリゴリにチューニング」と呼ぶことには違和感が。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
フロリナート (スコア:0)
>これは電気を通さない性質の「フッ化炭素」という特殊な液体なので大丈夫です。
NHKだから商品名を言い換えたのかな。
Green500の舞台裏 - 何がエネルギー効率の差を生んだのか? [mynavi.jp]
こっちの記事だとフロリナート [wikipedia.org]と呼んでいる。
商品名でない場合は、フルオロカーボンと呼ぶ方が通りが良いようだ。
液体呼吸 [wikipedia.org]研究でも用いられていたという話は興味深い。
>2015年6月には、Green500でフロリナートを冷媒とするスーパーコンピュータが1位から3位までを独占した。(Wikipedia)
>Gyoukou(暁光)と名付けられたシステムは、Green500のトップ10システムの中で唯一、
>NVIDIAのP100 GPUを使わないシステムで、自社で新開発したPEZY-SC2をアクセラレータとして使っている。(mynavi)
NVIDIA TESLA P100は高性能でビジネス的にも成功したのは間違いないのだろうが、
液冷システムとの組み合わせを前提にして限界までチューニングした独自開発チップで優位に立ったという事か。
Re:フロリナート (スコア:2, 参考になる)
NHKだから商品名を言わないのはその通りだと思いますが、同じ3MでもFluorinertとNovecの2種類、液浸冷却でメジャーな物があります。
以前からExaScalerの製品はFluorinert使用しているので、今回も多分Fluorinertでしょうね。
粘度が低く、表面張力が小さい、絶縁性能が高いのは共通です。
両方ともサラサラで電気を通さないので液浸冷却に適しています。
違いは、Fluorinertの方がより絶縁性能が高く、揮発性が低い。Novecは揮発性が高い。
Fluorinertは揮発性が低いので、密閉しないでも使える利点があります。
Novecは揮発性が高いので密閉する必要がありますが、ボード交換時に早く乾くのは利点かもしれません。
小売りだとFluorinertの方が2倍ぐらい値段が高いようですが、元々製造原価に差はなさそうだし、こういう用途だと契約次第なのでコスト差があるのかは分かりません。
Re:フロリナート (スコア:1)
フッ化炭素ってフルオロカーボンを日本語にしただけだろ。
the.ACount
Re: (スコア:0)
東芝の小柳さんという人がスパコン研究用に買ったはいいがバブル崩壊で計画がぽしゃったのでfjで貰い手を探していたやつだな
Re: (スコア:0)
>液冷システムとの組み合わせを前提にして限界までチューニング
冷却システムの違いでそんなにチューニングする余地があるかね?
Re:フロリナート (スコア:1)
むしろ市販のGPUの方が、空冷で耐えられるギリギリの熱密度の範囲でゴリゴリにチューニングしてると思う。
PEZY-SCは液浸専用だからそういうゴリゴリなチューニングなしに設計できるので、GPUメーカー秘蔵のノウハウなしでもエンスー向けGPUクラスの性能を実現できてるのかも。
Re:フロリナート (スコア:1)
それって「サーキットだけを走るレーシングカーと違って市販車は幅広い状況に対応しなければいけない」みたいな話だから、それはそれで苦労があるだろうけど「ゴリゴリにチューニング」と呼ぶことには違和感が。
うじゃうじゃ