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こういうのは次の犯罪に繋がったりするので本来は規制されたりするけど死刑囚で一般社会に戻れないので許しが出たのかねそこらへんが気になるところ
世界的にもVXガスの専門家が少ないし実際に作る、使う、対処までの知識を持った人材なんて結構貴重だと思われるし実際に使った犯罪者が関わったという事で論文としての評価は低いかもしれないがかなり貴重な資料になりそう
読み飛ばしていて気づかなかったが
>実際に使った犯罪者が関わったという事で論文としての評価は低いかもしれないが
ここ、なんでそう思うの?法医学の学会誌だから、犯罪者自身の意見入っているなんてむしろ価値が高いんじゃないの (#3414561) の同類で「恥ずかしい」(誰が?)と思う人?> (#3414574)
#3414566 [srad.jp]で指摘されているような倫理上の問題点が考えられるから、いくら内容が世界に貢献しても手放しに評価できない可能性がある。倫理的に問題がある手法で書かれた論文ばかりが評価される(それを是とする)ようになったら学術の場から倫理が消え去ってしまう。
「実際に使用した犯罪者からの聞き取り調査を元にした論文」「実際に使用した犯罪者が経験を元にして書いた論文」「評価を得るために実際に使用した犯罪者による論文」三つ目は完璧にアウトだけど、これらを区別するのは難しい部分がある。
#3414566 [srad.jp]読んで読み返していろいろ考えて意図を理解しようと思ったがわからない。
「倫理的な問題点」ってのは、具体的にどんな影響を考えてるんだろう?
#3416134です。#3414566が想定しているのは知らんけど自分としては3に近いのを想定してた。
研究のためであっても実行が許されないだろうテーマってのは幾つも有る。それらについて、もしバレても研究成果は残せるだとか、情報を流して誰か生贄に実行させてその結果を研究してみようとか、結果的に科学の発展に繋がったとしてもそんな考えに基いた行いが肯定されていいのかって話。
このコメントでも触れているけど [srad.jp]、トゥー氏は本件のきっかけともなっている。「実行犯が出るのを期待してその手の連中の琴線に触れる方法で論文を
先日の京都大の731部隊論文と似た問題だな。「人体実験やらかした奴に学位なんか認められるか」というもっともな理由だけど、無制限な人体実験が禁忌ではない時代もあって、なぜ禁止されたかの歴史的経緯が重要。裁判から逃げおおせた731部隊と違って、中川死刑囚は法の裁きを受けているから、私刑、必要以上の権利の侵害は許されない。かといって、犯罪によって培われた中川の化学兵器専門家としての知見を、知識に善も悪もないとしてニュートラルに評価してしまったら、科学界はなんの反省もしていない事にならないか。汚れた知識も司法という漂白装置を通した禊で清めれば純粋な知識になる…なんてことは、ないわな。
医療は人体実験との境界線上だから、当時も今も真っ黒だけど評価されちゃったり、真っ黒な部分をなんとか折り合いのつく範囲に落として後に続いたりしてるのがなんともなんだよなぁ…
特に近代医療の黎明期はいろいろとヤバい。・ ジョン・ハンター (外科医) [wikipedia.org]。近代外科学の祖だが、特に解剖用の遺体調達方法が真っ黒でジキル博士とハイド氏の元ネタになったくらいのやべーやつ。・その弟子のエドワード・ジェンナー [wikipedia.org]は人痘法が以前から行われていたとは言え「牛痘にかかると天然痘にかからない」という言い伝えから使用人の子に牛痘をブチ込むことで種痘法を開発しちゃった人。しかしそのおかげで人類に感染する感染症の唯一の根絶例が生まれた。
黎明
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
よく法務省辺りが許したな (スコア:0)
こういうのは次の犯罪に繋がったりするので
本来は規制されたりするけど
死刑囚で一般社会に戻れないので許しが出たのかね
そこらへんが気になるところ
世界的にもVXガスの専門家が少ないし
実際に作る、使う、対処までの知識を持った人材なんて結構貴重だと思われるし
実際に使った犯罪者が関わったという事で論文としての評価は低いかもしれないが
かなり貴重な資料になりそう
Re:よく法務省辺りが許したな (スコア:0)
読み飛ばしていて気づかなかったが
>実際に使った犯罪者が関わったという事で論文としての評価は低いかもしれないが
ここ、なんでそう思うの?法医学の学会誌だから、犯罪者自身の意見入っているなんてむしろ価値が高いんじゃないの
(#3414561) の同類で「恥ずかしい」(誰が?)と思う人?> (#3414574)
Re: (スコア:0)
#3414566 [srad.jp]で指摘されているような倫理上の問題点が考えられるから、いくら内容が世界に貢献しても手放しに評価できない可能性がある。
倫理的に問題がある手法で書かれた論文ばかりが評価される(それを是とする)ようになったら学術の場から倫理が消え去ってしまう。
「実際に使用した犯罪者からの聞き取り調査を元にした論文」
「実際に使用した犯罪者が経験を元にして書いた論文」
「評価を得るために実際に使用した犯罪者による論文」
三つ目は完璧にアウトだけど、これらを区別するのは難しい部分がある。
Re: (スコア:0)
#3414566 [srad.jp]読んで読み返していろいろ考えて意図を理解しようと思ったがわからない。
「倫理的な問題点」ってのは、具体的にどんな影響を考えてるんだろう?
そもそも中川は確定死刑囚だし、裁判過程見てたら
Re: (スコア:0)
#3416134です。#3414566が想定しているのは知らんけど自分としては3に近いのを想定してた。
研究のためであっても実行が許されないだろうテーマってのは幾つも有る。
それらについて、もしバレても研究成果は残せるだとか、情報を流して誰か生贄に実行させてその結果を研究してみようとか、結果的に科学の発展に繋がったとしてもそんな考えに基いた行いが肯定されていいのかって話。
このコメントでも触れているけど [srad.jp]、トゥー氏は本件のきっかけともなっている。
「実行犯が出るのを期待してその手の連中の琴線に触れる方法で論文を
Re: (スコア:0)
先日の京都大の731部隊論文と似た問題だな。
「人体実験やらかした奴に学位なんか認められるか」というもっともな理由だけど、無制限な人体実験が禁忌ではない時代もあって、なぜ禁止されたかの歴史的経緯が重要。
裁判から逃げおおせた731部隊と違って、中川死刑囚は法の裁きを受けているから、私刑、必要以上の権利の侵害は許されない。
かといって、犯罪によって培われた中川の化学兵器専門家としての知見を、知識に善も悪もないとしてニュートラルに評価してしまったら、科学界はなんの反省もしていない事にならないか。
汚れた知識も司法という漂白装置を通した禊で清めれば純粋な知識になる…なんてことは、ないわな。
Re: (スコア:0)
医療は人体実験との境界線上だから、当時も今も真っ黒だけど評価されちゃったり、
真っ黒な部分をなんとか折り合いのつく範囲に落として後に続いたりしてるのがなんともなんだよなぁ…
特に近代医療の黎明期はいろいろとヤバい。
・ ジョン・ハンター (外科医) [wikipedia.org]。近代外科学の祖だが、特に解剖用の遺体調達方法が真っ黒でジキル博士とハイド氏の元ネタになったくらいのやべーやつ。
・その弟子のエドワード・ジェンナー [wikipedia.org]は人痘法が以前から行われていたとは言え「牛痘にかかると天然痘にかからない」という言い伝えから使用人の子に牛痘をブチ込むことで種痘法を開発しちゃった人。しかしそのおかげで人類に感染する感染症の唯一の根絶例が生まれた。
黎明