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ロケットやらシャトルやらのゴミってどうしてんの?今回みたいなケースの場合大部分は回収するんだろうけど細かい部品とか海底に沈むよね不法投棄だと思うんだけどそういうの罰則とかないの?
あと宇宙に到達した場合のロケットや切り離したブースターやらなんやらって宇宙に放置なん?宇宙空間という誰の物でもないはずの土地(って言い方は変だけど)が一企業、一国家のゴミ捨て場になってるの?
第一宇宙速度に達しない部品(第一段ブースター、衛星フェアリング、破片)は弾道飛行して海に落ちる。排出者はそのまま海中に放置する合法
第一宇宙速度に達し軌道高度500km未満のロケット、衛星、部品は数ヶ月〜数十年で空気抵抗を受けて徐々に落下高度が100kmを切る頃から急激に減速して軌道速度(約マッハ22)で大気に当たると炎上して四散する今までに衛星部品が破壊されないために地上に被害が出た例はない
軌道高度500km以上では空気抵抗はさらに弱く物体は数十年以上軌道に留まりまたエネルギーが大きく地球に落とすのは現実的ではなくなるため放置ここより上では衛星を飛ばす空間にまだ余裕がありデブリ問題は無い
高度35786kmの静止軌道では地球に落とす理由も方法もほぼ無い但し静止して見える軌道は限られるため古い衛星は新型衛星に道を譲って放置
静止軌道より高高度の月遷移軌道の場合、近地点が地球大気圏内に置ける場合は置いても良いが、通例、不要物は月に激突させるか、月を外して太陽公転軌道へ飛ばす
地球重力圏を脱出する火星や金星遷移軌道の場合、不要物は太陽公転軌道へ飛ばす公転軌道で他の人工物に衝突する可能性は極めて低い上、そもそも天然の天体もあり、さらに万一地球に直撃しても速度差で爆発四散するので何も問題はない
実際に歴史上太陽公転軌道へ捨てられた不要物としては、アポロ計画の一部の着陸船、サターンV型の上段、火星探査機を打ち上げたアトラスVやH-IIAの上段などが存在している
低軌道においては不要物が密集することで衝突を繰り返して前後左右に広がり破片の数が等比級数的に増加を始め、破片を浴びずにロケットが飛べなくなるケスラー・シンドロームという現象が起こるとされているため、打ち上げに際して発生する破片や一度に放出する衛星・物体の数を抑える国際的な取り決めや義務がある
海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律
第二条 何人も、船舶、海洋施設又は航空機からの油、有害液体物質等又は廃棄物の排出、船舶からの有害水バラストの排出、油、有害液体物質等又は廃棄物の海底下廃棄、船舶からの排出ガスの放出その他の行為により海洋汚染等をしないように努めなければならない。
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/deta... [e-gov.go.jp]
努力義務なんで合理的に考えて回収不能な細かい部品はお咎めなしでしょう
回収が難しいとはいえ、宇宙産業がやりたい放題なのは日頃苦労してる側からすると少し気になりますね船舶から少量でも油こぼしたりすると即罰金なのにねまあでも他にも大学の海洋実験とか覗くとかなり雑で頭痛くなる活動全体として規模が小さいので許されてる面が大きい
東京電力の人に感想を聞いてみたい
東京電力の人「アブラぁ?油は浮いて混じらないからダメだ。投棄して海水に混じるから薄まるんだぞ。」東京電力の人「これだから常識のない奴らは・・・・ブツブツブツ・・・。」
実際、沈没した船から流出した油は、船をてきとーに走らせて海水と油を混ぜることで処理することもあるようですね。 国土交通省の運輸安全委員会報告書のどれかに書いてあった。
結局のところ量の多寡で判断するので、こういう物ですよ。公道を走る車の排ガス規制は滅茶苦茶厳しいけど、一般向けの工具や農機具のエンジンの規制なんてあって無いような物。
国産エンジンでユーロ6に最初に通ったのは農機具用だったような。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
宇宙開発者特権? (スコア:1)
ロケットやらシャトルやらのゴミってどうしてんの?
今回みたいなケースの場合大部分は回収するんだろうけど細かい部品とか海底に沈むよね
不法投棄だと思うんだけどそういうの罰則とかないの?
あと宇宙に到達した場合のロケットや切り離したブースターやらなんやらって宇宙に放置なん?
宇宙空間という誰の物でもないはずの土地(って言い方は変だけど)が一企業、一国家のゴミ捨て場になってるの?
Re:宇宙開発者特権? (スコア:5, 参考になる)
第一宇宙速度に達しない部品(第一段ブースター、衛星フェアリング、
破片)は弾道飛行して海に落ちる。排出者はそのまま海中に放置する
合法
第一宇宙速度に達し軌道高度500km未満のロケット、
衛星、部品は数ヶ月〜数十年で空気抵抗を受けて徐々に落下
高度が100kmを切る頃から急激に減速して軌道速度
(約マッハ22)で大気に当たると炎上して四散する
今までに衛星部品が破壊されないために地上に被害が出た例はない
軌道高度500km以上では空気抵抗はさらに弱く物体は数十年以上軌道に留まり
またエネルギーが大きく地球に落とすのは現実的ではなくなるため放置
ここより上では衛星を飛ばす空間にまだ余裕がありデブリ問題は無い
高度35786kmの静止軌道では地球に落とす理由も方法もほぼ無い
但し静止して見える軌道は限られるため古い衛星は新型衛星に道を譲って放置
静止軌道より高高度の月遷移軌道の場合、近地点が地球大気圏内に置ける場合は
置いても良いが、通例、不要物は月に激突させるか、月を外して太陽公転軌道へ飛ばす
地球重力圏を脱出する火星や金星遷移軌道の場合、不要物は太陽公転軌道へ飛ばす
公転軌道で他の人工物に衝突する可能性は極めて低い上、そもそも天然の天体もあり、
さらに万一地球に直撃しても速度差で爆発四散するので何も問題はない
実際に歴史上太陽公転軌道へ捨てられた不要物としては、アポロ計画の一部の着陸船、
サターンV型の上段、火星探査機を打ち上げたアトラスVやH-IIAの上段などが存在している
低軌道においては不要物が密集することで衝突を繰り返して前後左右に広がり
破片の数が等比級数的に増加を始め、破片を浴びずにロケットが飛べなくなる
ケスラー・シンドロームという現象が起こるとされているため、打ち上げに
際して発生する破片や一度に放出する衛星・物体の数を抑える国際的な取り決めや義務がある
Re:宇宙開発者特権? (スコア:2, 参考になる)
海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/deta... [e-gov.go.jp]
努力義務なんで合理的に考えて回収不能な細かい部品はお咎めなしでしょう
Re: (スコア:0)
回収が難しいとはいえ、宇宙産業がやりたい放題なのは日頃苦労してる側からすると少し気になりますね
船舶から少量でも油こぼしたりすると即罰金なのにね
まあでも他にも大学の海洋実験とか覗くとかなり雑で頭痛くなる
活動全体として規模が小さいので許されてる面が大きい
Re: (スコア:0)
東京電力の人に感想を聞いてみたい
Re: (スコア:0)
東京電力の人「アブラぁ?油は浮いて混じらないからダメだ。投棄して海水に混じるから薄まるんだぞ。」
東京電力の人「これだから常識のない奴らは・・・・ブツブツブツ・・・。」
Re: (スコア:0)
実際、沈没した船から流出した油は、船をてきとーに走らせて海水と油を混ぜることで処理することもあるようですね。 国土交通省の運輸安全委員会報告書のどれかに書いてあった。
Re: (スコア:0)
結局のところ量の多寡で判断するので、こういう物ですよ。
公道を走る車の排ガス規制は滅茶苦茶厳しいけど、一般向けの工具や農機具のエンジンの規制なんてあって無いような物。
Re: (スコア:0)
国産エンジンでユーロ6に最初に通ったのは農機具用だったような。