新説:「人間の手は殴りやすいように進化していった」 94
ストーリー by hylom
霊長類最強へ向けて 部門より
霊長類最強へ向けて 部門より
taraiok 曰く、
人間の手が今のように進化していった過程において「殴る」という行為が大きな影響を及ぼしたという新説が発表された(DiscoveryNews、AFPBBNEWS、本家/.)。
レポートの執筆者である米ユタ大学のDavid Carrier教授と同僚のMichael Morgan氏によれば、チンパンジーと人間の手の形状を比較すると、人間の手の平と指はチンパンジーよりずっと短く、親指が長い構造となっているという。チンパンジーが指を丸めてもドーナツ型しか作れないのに対し、人間は指を握りしめて拳を作ることができる。このため、拳はより固くなり、同時に手の平と指をけがから守ることができるとしている。記事では拳の作り方を学んだ初期の人類は、さまざまな資源の取り合いにおいて、明らかな利益を獲得していたとしている。
「折り曲げた4本の指の上に親指を重ねて拳を作ると、親指をに横に突き出した拳の時よりも、打ったときの力が2倍に高まる」「親指があることで、指関節の硬さは4倍になり、繊細な手骨と靱帯(じんたい)をけがから守ることができる」とのこと。
今からあいつを (スコア:2)
#やー(ry
永世小学六年生神アイドル支持者(バランス取らなくっちゃなぁっ!!)
ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:2)
アニメなどに登場するいわゆる「巨大ロボット」系の人型兵器で、「ほにゃららパーンチ!」という技をよく見ます。子供のときにそういう作品を観ては、「あんな技に手指の機構を使ったら、繊細な関節部が故障しやすくなるだろ。打撃でダメージを与えるなら専用の武装を用意すべきだろ」などとしょーもないことを思っていたのですが、実は理にかなった描写(?)だったんですね。
ということで、英語で武器のことを arms と表現する事がありますが、今後は hand の方を使うことを提唱します!
# 武器の arm はラテン語(arma)由来で、腕の arm(古い英語由来)とは語源は別のようではありますが。(印欧祖語あたりまで遡るとよく分からんが)
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:1)
FSSだとアパッチ(ブラフォード&京)VSアルスキュル(アトロポス)のシーンで
アパッチがアルスキュルに殴りかかってたけど見事にアパッチの手が砕けてたっけ。
らじゃったのだ
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:1)
パトレイバー原作でも壊した後に
「繊細な部品だから、殴ればそりゃあ壊れる」
みたいなことを太田さんが自慢げに言ってたような。(お前が言うなw)
だからこそ拳銃以外に格闘用の電磁警棒も装備している。
しかも基本は腰関節や首関節などの隙間にねじ込む感じで、装甲を貫通させるわけではない。
レイズナーだと殴るためのナックルが拳に装備されてるけど、ああいうのは意外に少ないのかな。
#FSSやL-GAIMでは盾は立派な打撃武器ですw
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:1)
エルガイムだと、殴り用に前腕部の先がとがってましたな。実際にそこで敵を殴る描写は、あったかも程度だったかな。
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:1)
アニメの主役ロボには、だいたい謎パワー、要はパイロットの気合で機体が強化される描写がありますので、
単なる強度では測れないのです。
手持ちの武器よりも、拳のほうが気合を入れやすいわけですね。
ってこら、せっかく理屈付けたのに、ロケットで拳を発射したら意味ねえだろ元祖のあんた。
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:2)
# ここだけおっさんホイホイなの?
巨大ロボじゃないけど鉄腕アトムもヒトと同じような構造の手指でした。アトムが「えーい!」の掛け声とともにパンチすると敵の装甲が砕けたりしますので、やはり高い強度を持つようです。
非戦闘ロボですが、ロボコンもパンチ能力があります。もっとも、ヒトよりパンチしやすそうな(?)構造になっていたにもかかわらず、パワーは100馬力とアトムよりだいぶ落ちる設定だった気が。
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:1)
「巨大ロボのほにゃららパンチ」ではやっぱその世代が釣れるのは仕方ないかと。
アトムもきっと、愛の力で装甲強化されるのでしょう。同じ材質なら、アトムが巨大ロボの装甲板にぶつかれば潰れるのはアトムの方・・・
#アームパンチは、ボトムズでしたか。自分はてっきりザンボット3のザンブルのアレかと。ボトムズは技名叫ばないもんで忘れてました。
#ボトムズは拳にナックルみたいなパーツがついてましたから、殴打で指関節が破損する問題は少ないと思われます。
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:1)
漫画で、身動きできないアトムをローラーでつぶそうとしてる悪人が「プラスチックだから簡単だ」と言ってましたから、材質的には全然強くないようです。
しかし銃弾は弾いてましたから、瞬間的衝撃には硬化するようですね。
つまりパンチを有効に使うためには速度が必要ということになるので、材質を技でカバーしてるのでしょう。
the.ACount
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:1)
つまり、ドラえもんの手が最も理にかなったロボの手ってことでFA?
#そーいえば、指ないのに銃のトリガーとかスモールライトのボタンとかどうやって押してるだろう・・・気合い?
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:1)
ドラえもんの手は必要に応じて短い指のようなものができたりしますよ。
棒状のモノを持つ時とかに描写されてたりします。
だから人差し指(的なもの)を伸ばしてボタンを押したりもできます。
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:1)
そういやゴールドライタンのゴールドクラッシュのときには
ゴールドライタンの手がモノポール状になって速度も光速になるという
判ったような判らないような説明があったっけ。
#あっ、でもあれ、拳じゃなくて貫手だっけ。
らじゃったのだ
Re:ヘル・アンド・ヘブンとか、アームパンチとか (スコア:1)
確か、掌全体が一つの分子とかなんとかだった気が。
らじゃったのだ
乙女のロマン (スコア:1)
ノエル [wikipedia.org](月村家のメイドさん)もロケットパンチ(ワイヤー付きの拳を炸薬で打ち出してるんで
正確には『ロケット』じゃないけど)の方の拳はもう一方に比べて強化してあったっけ。
らじゃったのだ
人は道具を使えるというけれど (スコア:1)
Re:人は道具を使えるというけれど (スコア:3)
狩猟じゃなくて、隣の奴を殴って木の実を奪うくらいの進化じゃない?
今だと空手で拳を鍛えてる人とそうでない人との違いくらいには差があるとか。
木の棒とかを道具として準備する習性が付く前ならそれなりに有利かと。
Re:人は道具を使えるというけれど (スコア:1)
戦うための武器として拳は弱すぎるし、石だの椰子の実だのが割れるほど堅くもないし、
なんでこんな半端な方向に進化させちゃったんでしょうね
攻撃手段というよりは、
道具を作る繊細な指を保護するために仕方なく握って殴る方向性に持っていったんでしょうか
光の速さで歩けは無茶だ!せめて走らせろ!
Re: (スコア:0)
調べればすぐに分かりますが、
道具を使い始めるようになってからとそれ以前では歴史の積み重ねが一桁二桁は違いますよ。
Re:人は道具を使えるというけれど (スコア:1)
歴史の積み重ねが一桁二桁は違いますよ。
いえ、人類が使い始めた最初の道具は石器で約250万年前。
猿が人類に分化したのが700万年ほど前。そんなに差はないです。
そしてホモ・サピエンスは10万年ちょっと。
あと、質問の意図がまちがって伝わっているような気がします。
人類の歴史のなかでそんなに拳という武器は重要なものだったの?って意味でした。
Re: (スコア:0)
>チンパンジーが指を丸めてもドーナツ型しか作れないのに対し、人間は指を握りしめて拳を作ることができる。
この部分を読む限り、小さなor複雑な物を手先で操作するのに最適な構造とも言える気がする。
殴る方向の進化以外に利点は無いのだろうか
Re: (スコア:0)
狩猟道具や武器は、あらかじめ準備して利用するものなのに対して、
拳は思いつきで突発的に利用するものってことじゃないかな。
要は犯罪用。戦争用とも微妙に違う。
Re:人は道具を使えるというけれど (スコア:1)
鶏と卵?(進化と適応、技術) (スコア:1)
その割には素人が適当に殴ると簡単にこぶしを痛めるし、訓練を受けないと「ポカポカ」と効果の薄い子供っぽい殴り方になるし…。
今のように拳を打撃に使うようになった方が、ある程度現生人類の手の形状が出来た後にできた技術っぽい気がしなくもないのだが…。
Re:鶏と卵?(進化と適応、技術) (スコア:1)
その割には素人が適当に殴ると簡単にこぶしを痛めるし、訓練を受けないと「ポカポカ」と効果の薄い子供っぽい殴り方になるし…。
そりゃ、たまにしか殴らないからだろ。
必要に駆られて、頻繁に殴ってれば上達もするさ。
「殴る」以外の行動だって同じ。
今のように拳を打撃に使うようになった方が、ある程度現生人類の手の形状が出来た後にできた技術っぽい気がしなくもないのだが…。
日本古来の武術には、拳で殴るという技が無かった、という説もあると聞いたことがある。拳を使う技術は、支那から琉球に伝わったとか。
Re:鶏と卵?(進化と適応、技術) (スコア:2, すばらしい洞察)
もし人間の拳が遺伝的レベルで拳闘を前提とした構造に最適化されているのであれば、ホモ・サピエンスがアフリカを出る遙か前から拳闘は自明のものとして確立していたはずです。
そして世界中の武術が必ずしも拳闘を前提としていないことを考えると、手の構造が先にあって、その構造に最適化された武術が出てきた、と考える方が自然ではないかとは思われます。
つーかあれっすよ、我々の手がもし拳闘に全く適さない構造になってたら、きっと研究者はこう言うんですよ。
「ふむ、どうやら我々人類は肘や足を攻撃に使いやすいよう進化してきたようだ」
Re:鶏と卵?(進化と適応、技術) (スコア:1)
日本古来の武術の古来とはどの時代まで遡るのでしょか?
古布志宇知と呼ばれる武術が平安時代の和名類聚抄に記されてるようですが
古布志=拳じゃないのかな?
Re:鶏と卵?(進化と適応、技術) (スコア:1)
日本古来の武術の古来とはどの時代まで遡るのでしょか?
知りません。私が唱えた説ではないので。
ネットで見たものではなく、確か武術系の雑誌だったと思うので、ソースを示すことも困難です。悪しからず。
Re:鶏と卵?(進化と適応、技術) (スコア:1)
書き忘れ。
その割には素人が適当に殴ると簡単にこぶしを痛めるし
とはよく言われることだけど、実際には拳より手首を傷めることの方が多いと思う。
手首を正しい方法で固定しないと、拳を痛める前に、手首を捻挫するから。手首は、掌屈してても背屈してても捻挫しやすい。素人は、拳を握ると背屈してることが多い。拳を痛めるのは、正しく手首を固定する訓練を受けた後の段階だと思う。
それに、殴る相手が人間なら、拳を痛めるほどの打撃にはならないことがほとんど。その例外がハードパンチャーが頭蓋骨の硬い部分なんかを殴ったとき。それにしたって、カウンターになるとか、固定されているとか、そう言う条件が必要じゃないかな。
コンクリートの壁みたいなものを殴るなら、もちろん拳を痛めることはある。
訓練を受けないと「ポカポカ」と効果の薄い子供っぽい殴り方になるし…。
鉄槌のことかな? 手刀の動作で拳を握ったやつ。これだと拳を痛める可能性はほとんど無いと思うけど。
Re:鶏と卵?(進化と適応、技術) (スコア:1)
> kandoさん
まぁ小ネタの一つとして捉えるくらいが丁度良いかと。
親指の長さが短いと、ナイフ扱いづらいしね。
ってか、ボクサーや格闘家は、親指に指4本を乗せてないよね?
確か、その握りだと、親指だかどっかの骨が折れるって聞いたような気が・・・。
親指をに (スコア:1)
どういう状態なんだろう>親指をに横に突き出した拳
Re:親指をに (スコア:1)
このままッ!! 親指を! こいつの! 目の中に… つっこんで! 殴りぬけるッ!
Re:親指をに (スコア:1)
たとえば「チョキ」が作れる動物は人間くらいのものなんだそうです。
ほとんどの動物はグーとパーはできるけど、チョキはできない。
そのくらい「親指だけを独立して内側に曲げる」というのが苦手で、
グーを作る時も親指はダランっとしたままらしい。
Re:親指をに (スコア:1)
おおっひさしぶりにプルプルのチョキがでたぞっ(違
Re: (スコア:0)
そもそも類人猿でも親指だけ逆向きについているような手の形をしてないし
Re:親指をに (スコア:1)
少林寺拳法での平拳 [sk89.net]とか?
Re: (スコア:0)
thumb up 状態?
Re: (スコア:0)
つまり、握りこぶしじゃなくて、人差し指~小指までを折り曲げただけの状態ってことです。
中が空洞になるので弱いのは当たり前。
空手では、中指だけを少し飛び出させる中高一本拳っつー握り方があります。
どう考えても (スコア:1)
>このため、拳はより固くなり、同時に手の平と指をけがから守ることができるとしている。
どう考えても、棒状の物を握り易いように握力を
進化させただけにしか思えないんだが。
なんでこれで「殴り易いように」って結論になるんだ?
米国人は手を殴る事にしか使わないのか?
Re: (スコア:0)
西部劇(ぶん殴り合い)のお国とチャンバラ劇(ヤットウ握って)の国の違いですかねえ。
ジョン・ウェインのようなケンカ大好き。
Re: (スコア:0)
銃はどこ行ったんですか?
Re:どう考えても (スコア:1)
分かりません。
---- 何ぃ!ザシャー
Re:どう考えても (スコア:1)
握りやすいように進化すると同時に、握られやすいように進化 [wikipedia.org]しているのかもしれませんね。
ウォーズマンメソッド (スコア:1)
折り曲げた4本の指の上に親指を重ねて拳を作ることで、打ったときの力が2倍!
親指があることで、指関節の硬さは4倍!
直立歩行により腰の入った打撃ができるようになりさらに4倍!
つまり、チンパンジーの打撃に比べ2×4×4の打撃力を放てるようになったんだよ!
#よし、これを超猿強度と名付けよう
#つまり人類の超猿強度は、32パワーなんだよ!
##弱っ・・・
進化の理由 (スコア:1)
> 拳の作り方を学んだ初期の人類は、さまざまな資源の取り合いにおいて、明らかな利益を獲得していたとしている。
殴るのが得意な人間は利益を得てリア充となり、
資源の取り合いに負けた方もリア充を見て壁ドンするので
殴ることに最適化されると。
搾る (スコア:1)
拳骨を作れることで出来る作業として、手で搾ると言うのがあるのでは?とふと思った。
中身だけを絞り出すという事を覚え、それを繰り返す内に力を込めて握り込むことが出来るようになった
と言うのは私の妄想に過ぎないのだろうか?
そういう作業を出来る動物が人間以外にいるのか良く分からないので断言は出来ませんけどね。
え?何を搾ったかって?
それはまあ色々と想像を働かせてみてください。
Re:搾る (スコア:1)
握撃ですね分かります。
#バキネタがないようなので入れてみた
でも単純に考えて (スコア:0)
チンパンに殴られる方が痛いんだろうなあ。
Re:でも単純に考えて (スコア:1)
あなたとは違うんです
チンパンの方がはるかに強い (スコア:0)
素手の殴り合いならチンパンの方がはるかに強いです。腕の力が弱くなった人間がその穴埋めとして拳を作るようになったのでしょう。
チンパンはその必要がなかっただけで、いばることではないと思う。
Re:むしろ (スコア:1)
4本足の動物でも、キック力は人間より上だと思うぞ。
#「馬に蹴られて死んでしまえ」。
ちなみにカンガルーは尻尾で支えた状態で、両足で蹴るんだっけ?