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医療

「エクスタシーの父」、88歳で死去 18

ストーリー by hylom
あぶないおくすり 部門より
eggy 曰く、

「エクスタシーのゴッドファーザー」と呼ばれていたアレクサンダー・シュルギン博士が今月2日、88歳で亡くなったとのこと。死因は肺癌(International Business TimesSlashdot)。

氏は何百という向精神薬の合成および発見をしており、また自身が妻と一緒にその効果を試しては結果を記録し、その内容を2冊の本にまとめていた。過去のインタビューでは、人生のうちで4千回は向精神薬で「ハイになった」と答えている。ざっと計算すれば、1週間に1回のペースを50年間続けていたということになる。

シュルギン氏は、合成麻薬の一種であるMDMAに関する「功績」でも知られている。MDMAはは1912年にAnton Kollisch氏によって合成されたものだが、その後しばらくはその存在は忘れられていた。しかし1976年にシュルギン氏がその効果を試し、1978年にMDMAが人間に与えるプラスの効果に関する論文をDavid Nichols氏と共同で発表。その後、1980年代には麻薬「エクスタシー」として広く使用されるようになったという。

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  • by Anonymous Coward on 2014年06月04日 16時58分 (#2615106)

    スラドでも話題になった
    http://srad.jp/story/14/05/21/0811223/ [srad.jp]
    ASKA氏がやったのもこれ、エクスタシーですね。

    この人は"確信犯"だったそうで。
    向精神薬によって助けられた人も多いようですが、彼自身があまり規制に頓着しなかった事もあってやられた人も多いですね。
    「ハッカー」です。セキュリティホールや既存のものを大胆に改革する新しい仕組みを作成し、それを惜しみなく世間に配るハッカーと同じ。
    そういう行動をとるから、功罪が非常に強く出る。合成法を世間に広めたのも彼だが、有用な薬も作っている。

    亡くなったことで彼の功罪について、きちんと評価が進むかもしれません。
    臭いものには蓋もいいけど検証はいる。

    • by Anonymous Coward

      誤用が広がり過ぎて正しい意味で使うときには
      括弧でくくらなければいけないって、なんだかねぇ。

  • by Anonymous Coward on 2014年06月04日 18時13分 (#2615156)

    あれで「何でも禁止」は悪影響がある、社会道徳が踏み込めない領分もある、という理解が根っこにあるんだろう。

    日本も専門化が適正な分量を処方出来るシステムがあれば、一人一人の幸福度は上がるだろうし、
    不純物が多い危険な合法ドラッグで死人が出るようなことも無いだろうに。

    酒とポルノばかり寛容で、薬も飲まずに欝で自殺する奴ばかりの変な国だよな。

    • by Anonymous Coward

      これから話す事実はある意味すごくマイナーな事で、あなたに限らず多くの人が知らないのであなたが知らない事は無理もありません。
      だからこれから言う重大な事実を知らなくても全然恥じることはありません。
      まずは気をしっかり持って下さいね!

      >専門化が適正な分量を処方出来るシステム

      なんと世の中ではこれを「医療」と呼ぶらしいですよ!!
      いやあ私もついこの間まで知らなかったんであなたが知らない事は全然恥じゃありませんけど、
      いつの間にか先進諸国の多くの国で採用されているシステムなんですって!すごいですね!

      • by Anonymous Coward
        日本では使用はしても処方はしないから、先進諸国の多くの国で採用されているのにそのシステムがないって話をしてるんじゃないか?
        • by Anonymous Coward

          >日本では使用はしても処方はしないから

          オキシコドン「」
          モルヒネ「」
          コデイン「」
          フェンタニル「」

          麻薬施用者「」

          • by Anonymous Coward
            え、その程度の薬の話してたの?
            コデインとか薬局で買えるものに入ってるし…
            • by Anonymous Coward

              少なくとも #2615156 からの流れに「程度」の話なんて、一切でてきてないな。

              • by Anonymous Coward
                日本に「専門化が適正な分量を処方出来るシステム」がない薬物の話をしていますので
                日本で処法できる程度の薬の話はしておりませんです。
              • by Anonymous Coward

                突っ込まれたら後から条件を付けないと議論を維持できないような雑な話をするのはやめろや
                それから薬物犯罪専門の刑務所では、薬物から抜け出すための医療として薬物を処方しているのは有名な話なんだが知らないのか?

              • by Anonymous Coward

                えっ。
                1. 処方できない薬を、医療として採用することが許される国があるんですか?
                2. 処方できない薬が処方できるようになったら。 それは結局、医療になるんじゃないですか?

              • by Anonymous Coward

                頭悪いな。
                現状で認可に異常に時間がかかってることに対してだろ。

              • by Anonymous Coward

                このストーリー内を検索しても「認可」なんて単語はあんたしか使ってないんだけど
                伝えたい事に言葉を尽くさず、判ってくれないと「頭悪い」って、そんなの受け入れてくれるのはおまえの母ちゃんぐらいだぞ?

              • by Anonymous Coward

                本当に頭が悪いな。
                #2615156 じゃない俺(2615677)が読み取れてる以上、前提を把握出来ずにわけのわからない藁人形論法でおまえが屁理屈こねてるだけだよ。

  • by Anonymous Coward on 2014年06月04日 18時56分 (#2615189)

    てっきり薬のキメ過ぎだと思ったのに…

    やっぱりタバコが一番やばいってことか。

    • by poquitin (42421) on 2014年06月04日 23時03分 (#2615357)

      シュルギン博士はタバコも大麻も吸わないようですよ
      http://downlode.org/Etext/pihkal_philosophy.html [downlode.org]

      LSDの父のホフマン博士も102歳まで生きたし、シュルギン博士も88歳
      サイケデリクス系ドラッグは健康にいいのかしらん?

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        宮崎容疑者もそんなに老け込んでいるようには見えなかったなあ。毎日致死量クラスの覚醒剤を注入してたそうだけど。高級品だけあって不純物が少なかったのかな。

        • by poquitin (42421) on 2014年06月04日 23時32分 (#2615377)

          覚醒剤は不純物とか関係なく、純粋に老けるイメージですけどね
          現在の田代の姿なんかがイメージ通りのシャブ中

          LSDやシュルギン博士がいろいろ合成したようなサイケデリクス系はあまり老けるイメージはないですね
          そもそも依存性や耐性がほぼないから、無茶な連用とかしないですし
          むしろ毎度精神が新鮮に生まれ変わるせいで若返るのかも(笑)

          親コメント
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