STAP論文の撤回理由書、共著者の合意なしに書き換えられていた? 10
ストーリー by hylom
混迷は続く 部門より
混迷は続く 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
先月、STAP細胞論文の共著者でもある山梨大学の若山照彦教授が「STAP細胞とされる細胞は、自身が提供していないマウスから作られていた」という検証結果を発表したが、この検証プロセスに誤りがあった可能性があり、問題の細胞が若山研究室由来のマウスからできていた可能性があったという(朝日新聞)。
いっぽう、サイエンスライター片瀬久美子氏のブログによると、若山氏側は「STAP細胞が若山氏が提供したマウスとは異なる遺伝子を持っている」という結論には影響がないと述べている模様。
さらに、Nature誌に提出したSTAP論文の撤回理由書が、共著者の合意無しで書き換えられていたという話も新たに出ている(MSN産経ニュース)。若山氏は解析結果を受けてNature誌に対する撤回理由書の修正を依頼したが、それ以外の部分も大きく修正されたと述べている。
このまま (スコア:1)
真相が闇に埋もれるかもしれないね
Re:このまま (スコア:1)
ここでも殆ど話題になってないですしね。
関係者の思う壺なんじゃないでしょうか。
Re:このまま (スコア:1)
STAP問題について、これまで、という意味ならさんざんストーリーが立ったしコメントもついた。
STAP問題における真相が闇に葬られそう(捏造やその他疑惑の解明よりもSTAP細胞・現象があったなかった問題にすり替えられそう)、というのにも同意する。
でも今回のこのストーリーについてコメントがついてないのを見て「話題になってない」とかいってるのなら、それは違うよ(もしそういう話でないならごめんなさい)。
真相とはロクに関係ないストーリーだからコメント付かないんだよ。
話題を盛り上げる手がかりすらあまりないストーリーだし。
で、真相の方については、
理研なり理研に上からモノを言える人たちなりが新しい話題を出さない限り、しばらくコメントのつけようもないでしょ、正直。
Re: (スコア:0)
> ここでも殆ど話題になってないですしね。
いまどき小保方ネタじゃウケも取れずにマイナスモデされるだけだから
面白がってさんざん叩きまくってた野次馬連中が退散しただけでしょう。
ほかのツリー見れば明らか。
最終的にNature誌に提出したのは誰? (スコア:1)
って話が産経ニュースに載ってないから訳が分からない。
何が何だか分からない (スコア:0)
もうここまでくると本当に何が何だか分からない
分かるのは今までの論文捏造事件に多かった「神の手」を持つ大学院生個人が主犯という単純な構図では無いことだけだ
基本的にこの業界は性善説で動いているから学術論文に書いてあることがすべて検証・追試されるわけではない
しかしそれが必要な時にはきちんと検証されるし検証可能であり、検証不可能はものは論文にならないという常識さえゆらいでくる
Re:何が何だか分からない (スコア:2, すばらしい洞察)
混乱して個々の話が分かりにくい、というのは事実かと思いますが、
今回の話は報道の正確さの話とNatureとの論文撤回に関わるトラブルの話で、
門外漢だったら「ふーん、なんか面倒起きてるけど結論は変わらないんだぁ」くらいで止めといていいです。
わざわざ
>検証不可能はものは論文にならないという常識
こんな変なこと言わないでも。
発表場所を選べば支離滅裂で奇天烈な論文でも発表できるし、
革新的な発見であれば(世界で検証されるために)検証不十分な段階でも有名雑誌が取り上げることもある。(それどころか最もらしいけど無意味な論文が有名雑誌に載ることすらある)
取り上げた上で検証されて取り下げられるものもあるし、取り上げたわりには人気がなくてほとんど検証されずに消える論文もある。
有名雑誌だって間違うし恣意的に振る舞うし、価値の指標である引用数だって重要性と数とは必ずしも比例しない(相関と比例は違うという意味で)。
「常識」は上に書いたものであって、「検証不可能なものは論文にならない」などという常識は捨ててください。
Re: (スコア:0)
そこに塩村を入れる発想が...