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サイエンス

バナナの皮の滑りやすさを調べた北里大学のグループ、イグ・ノーベル賞を授賞 51

ストーリー by hylom
授賞式の混沌っぷりがすごい 部門より

「バナナの皮の滑りやすさ」を調べた北里大学の研究グループが、イグノーベル物理学賞を受賞したそうだ(NHKニュース)。日本人のイグ・ノーベル賞受賞は8年連続になるという。

なお、授賞式の様子やほかの受賞者などについてはTogetterの「2014年イグノーベル賞授賞式実況」が詳しいが、授賞式にはドクター中松氏も登壇していた模様。また、公式Webサイトにも受賞者一覧が掲載されている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2014年09月20日 2時57分 (#2679863)

    を推し量るのにうってつけの賞だと思ってる
    日本人の受賞者が多いのは良いこと

    •  電気情報産業は,B2Bは良いとしても,B2Cはなんかつまらない奴が高機能のつまらないものを作って,売れていないという感じがします。
      もっと面白さ楽しさを考えるゆとりが大切と思います。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        日本の電化製品がつまらなくなったのは、就活の際「大手で安心だ」という理由で
        大学生に志望先として選ばれるようになってから、という説をどこかで聞きました。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月19日 21時10分 (#2679745)

    その表面を維持する手法を発見したら結構有用だとおもう。真空で使うベアリングとか

    • by Anonymous Coward on 2014年09月19日 22時08分 (#2679772)

      馬渕教授らは、バナナの皮の内側にたくさんあるゲル状物質を含んだカプセルのような極小組織が、靴で踏まれた圧力でつぶれ、にじみ出た液体が潤滑効果を高めることを突き止めた。

      http://www.jiji.com/jc/zc?k=201409/2014091900136&g=soc [jiji.com]

      測定だけじゃなくて、すべりやすさの理由にも考察が及んでるみたいだね

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      • by Anonymous Coward on 2014年09月20日 0時28分 (#2679823)

        NHKが本人に電話インタビューしてました。

        関節の摩擦の少なさ(滑りやすさ)を説明するのに
        バナナみたいなものと表現していて
        じゃあ実際バナナがどのくらい滑るかを研究してみた。

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      • by Anonymous Coward

        馬渕教授は医療工学専門で、人工関節の潤滑などを研究。

        かなり有用かもしれない。

        • by Anonymous Coward

          ねえよ。
          カプセルの内容物が漏出したらどう補給するつもり?

          潰れる→殻(仮称)が圧搾→ゲル状物質漏出→潤滑効果アップ
          戻る→殻(仮称)が復元→ゲル状物質吸収→再利用可能

          みたいになればいいのかもしれんが殻が完全に復元するような物質なんてないしな

          • by Anonymous Coward

            あんまり日常的に可動する部分では使えませんよね…。
            トラブル時に一発だけ動かすもの、とかなら行けるかなぁ。
            普段は乾いていてもいいけどいざという時に割れてぬるぬるになる、みたいな。
            つまりコンド(略

          • by Anonymous Coward

            交換前提で寿命を設定してしまうか、潤滑剤のように補給する事を前提にしてしまえば良いかと。
            例えば定期的に注射とか。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月19日 21時17分 (#2679751)

    イグノーベル賞って、他方で言えばゴールデンラズベリー賞みたいなもんなのに、最近じゃ普通に権威ある賞になっちゃってますね。

    • Re:存在価値 (スコア:5, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2014年09月19日 22時03分 (#2679768)

      イグノーベル賞の基準となっている「可笑しさ」と,ゴールデンラズベリー賞の基準となっている「質の悪さ」は,直交する物差しだと思う。
      「質の悪い可笑しい研究」での受賞者には冷笑を,「質の良い可笑しい研究」での受賞者には喝采を送ろう。

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    • Re:存在価値 (スコア:3, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2014年09月20日 1時04分 (#2679835)

      イグノーベル賞は研究の本質自体は笑いにしません。
      着眼点が/.的なおもしろおかしいを基準にしていますが、全ての受賞対象の研究そのものの真摯さは決して笑いの種とせず、むしろ賞賛しています。
      この賞の本質は普段人が顧みない事を研究する事への賞賛主眼なんじゃないですかね。

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    • by Anonymous Coward on 2014年09月20日 0時11分 (#2679812)

      風変わりで笑えるけどきちんとした研究に贈られる賞なので、最低な映画に贈られるゴールデンラズベリー賞とは趣旨が違う。

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      • by Anonymous Coward on 2014年09月20日 7時47分 (#2679893)

        いや別にちゃんとした研究じゃなくても贈られていますが…
        例えば核実験をほぼ月1ペースで行ったことで平和賞とか、ホメオパシー関連で化学賞とか。

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    • by BIWYFI (11941) on 2014年09月20日 3時23分 (#2679869) 日記

      映画はエンターテイメントであり、それ以外の実用性は無い。(実ドキュメンタリーはチョイ例外っぽいが)
      観賞時の「楽しさ」だけが評価の基準で有り、評価尺度は一次元で良い。
      (尤も、人によって「楽しさ」の基準が異なるので、次元軸にブレが在るが、直交生は低い)

      一方、研究には(分かり易い)実用性の有無と、研究内容の良さと云う、次元が直交して異なる複数の評価尺度がある。
      ノーベル賞が実用性の有る研究だけが対象で、イグノーベル賞は(一見)実用性の無い研究が対象となる。

      つまり、「実用性」の次元軸上の異なる位置から、「研究の良さ」を評価するので、ノーベル賞とイグノーベル賞は、平行して共存する訳。共に正の方向に対する評価である点が重要。
      ここが、同一次元で負の方向に分離したゴールデンラズベリー賞との違いだね。

      --
      -- Buy It When You Found It --
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      • by Anonymous Coward
        > 映画はエンターテイメントであり、それ以外の実用性は無い。(実ドキュメンタリーはチョイ例外っぽいが)
        これは言い過ぎだと思う。
        国威発揚にも使われているし、教育的効果を期待した視聴も行われている。
    • by Anonymous Coward on 2014年09月20日 16時57分 (#2680108)

      マスコミが大きく報道する日本人の受賞者しか知らない人の間に、下のコメントにあるような「研究の本質自体は笑いにしない」とか「きちんとした研究に与えられる」といった誤解が広まっちゃってますね。

      日本人が文学賞とれてないのは、言語の壁が大きいと思いますが、文学賞がとれれば、見方が変わるかも(笑)

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      自分もそんなイメージがあったけど(ラズベリー賞の親戚)
      受賞した先生がクッソ笑顔の写真見て変わった
      お祭りなんですね!?

    • by Anonymous Coward

      はるか下にダーウィン賞があるから…

  • by HomuraAkemi (46038) on 2014年09月19日 23時38分 (#2679805) 日記

    ジェイミー・ハイネマンとアダム・サヴェッジにも何か授与した方がいいのではないか。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月19日 21時47分 (#2679761)

    そんなバナナ

  • by Anonymous Coward on 2014年09月20日 0時15分 (#2679816)

    他の国と比べてどうなんでしょ?

    なんとなく、日本人はノーベル賞受賞比率と比べてイグ・ノーベル賞の受賞比率が高いような気がする。

    • Re:8年連続 (スコア:3, すばらしい洞察)

      by northern (38088) on 2014年09月20日 13時59分 (#2680014)

      むしろ何で日本人はイグ・ノーベル賞の受賞が多いのか研究すれば、イグ・ノーベル賞取れそうだ

      親コメント
    • Re:8年連続 (スコア:2, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2014年09月21日 22時13分 (#2680601)

      なお、北里大学は、前回のゾウのウンチに引き続き、私大としては異例の2度目の受賞です。
      しかも、どちらも単独受賞。
      卒業生としては、鼻が高い思いです。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      リストが出てるんだから自分で確かめてみればいいのに。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月20日 1時32分 (#2679848)

    とある研究に対して「ユニーク」とか「面白おかしい」とかを感じる感覚器が、俺には無いらしい。
    「興味深い」←これならすげえ分かる!
    「ユニーク」←・・・?
    「面白おかしい」←・・・???

    • by Anonymous Coward

      ユニークの意味を辞書で調べてごらん。面白おかしい、って意味は本来無いよ。
      DBで言えば重複が無い、ってな意味でのみ使うわけで、他の誰もやってない、ってことでしかない。

      しかし、他の誰もやってないことは珍奇であることも多々あるわけで、多数派に属する人が皮肉を込めて「ユニークだね(誰もそんなことやんねーよ)」と揶揄するわけであります。

      実際、ほとんどはどうにもならないガラクタかもしれない。
      けどいくらか大ヒットもあるからなぁ。
      成果が出ない研究は禁止! なんてことしちゃったら、研究開発は大停滞だろうね。
      STAPの余波がちょっと恐い所だけど、イグノーベル賞みたいなものが評価される、ってのは、日本の国内世論もまだ捨てたモンじゃないのかも、と思う。

    • by Anonymous Coward

      バルカン人がこんな形で発見されるとは。

      #長寿と繁栄を!

    • by Anonymous Coward

      研究が面白おかしいかどうかを考えるんじゃなくて、
      研究のネタが面白おかしいかどうかを考えるんだ。

      「バナナの皮を踏んで滑るのは当たり前だ、何がおかしいのか」とか、
      「同じ成分が含まれているなら、牛の糞からバニラの香りが抽出できるのは当然だ、面白くない」とか
      思うんであれば、一般に「面白おかしい」とか「ユニーク」とかが感じられないってことだろうね。
      「とある研究に対して」って限定する必要はない。

      • by Anonymous Coward

        > 「とある研究に対して」って限定する必要はない。

        言われてみりゃそうだな。
        最近、なんかを面白おかしいと感じた事がないわ。。。

  • by Anonymous Coward on 2014年09月22日 2時17分 (#2680646)

    昔,道端にバナナの皮が落ちていたので,せっかくなんで試しに踏んでみたら
    想像の数倍滑って,わかっているのに転びそうになりました.

    • by Anonymous Coward

      漫画やらネタやらでバナナの皮が落ちてるけど、実際には落ちてるの見たことない。

      # サッカースタジアムには落ちてるのか?

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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