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サルには「ゼロ」を認識するための脳細胞がある 33
ストーリー by hylom
サルも0を認識できるのか 部門より
サルも0を認識できるのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
東北大のチームは何もない「ゼロ」の状態を認識する細胞が、サルの脳にあることを突き止めたそうだ(日経新聞)。
サルなど人間以外の霊長類もゼロを認識できることは行動から知られていたが、脳の細胞を確認したのは初めてだという。チームの虫明元・東北大教授は「人間も同様に、ゼロを学習で理解するだけでなく、認識する脳細胞が備わっている可能性が高い」とのこと。とりあえずインド人から検査してみるのはどうだろうか。
なにが「とりあえず」なんだ? (スコア:0)
なんだこりゃ。不快きわまるわ。
Re:なにが「とりあえず」なんだ? (スコア:3, おもしろおかしい)
「ゼロを理解(発明)したインド人は自分とは違う存在だ」って言いたいのかな?
Re: (スコア:0)
A:「何も無い状態」の認識できる能力と、
B:0,1,2,3・・・ 書けるような、自然数以外のゼロという「数」を認識できる能力と、
C:インド数学の発明である「位取り記数法」
それぞれ別のものだ。
この研究は、猿でも教えれば「何も無い」という認識の他に、
「1」や「2」や「3」と同じ扱いを受ける「0」というものを認識できる、
そして対応する脳細胞を見つけたと言っている。
「位取り記数法」を発明する能力は、多分私にはない、記者も同じ思いなのだろう。
だからといってインド人を引き合いに出すのはセンスが悪いと思う。
Re:なにが「とりあえず」なんだ? (スコア:4, 参考になる)
位取り記数法とインドはそれほど関係が無いんじゃないかと。
位取り記数法使って空位に「何もない(0)」を表す記号を最初に導入したのはバビロニアあたりじゃなかったっけ?(他のいくつかの地域でも、インドよりも早く and/or 独自に空位を表す数字を導入した形跡がある)
(0を含まない)位取り記数法に限れば、シュメールぐらいにまで遡るし。
インドで最初に到達されたと(今のところ)考えられているのは、演算対象としての0(何かを演算した結果0に成るとか、0に何かを作用させて演算するとか)なので、むしろ今回の記事で言っている能力に関連するようなものでは?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「(ゼロを発明したインド人の脳は猿と同等だろうから) とりあえずインド人から検査してみるのはどうだろうか」
と言ってるわけで…
元記事にはインド人という言葉は出てこないのに、何故スラドに持ってくるとこうなるのか…。
次は虚数細胞を (スコア:0)
まず実数の二乗から教えないと
Re: (スコア:0)
たしかに。
数学できない人間には虚数にたいする理解が先天的にないのでは、と時折思う。
微分細胞、積分細胞も。
Re: (スコア:0)
突き止める可能性は無限大だな!
1細胞, 2細胞, 3細胞, ..., n細胞, n+1細胞, ...
ペアノ細胞系 (スコア:0)
0を認識する細胞と、1を認識する細胞と、ある数の次の数を認識する細胞があって、全体で整数を認識するシステムを作っている・・・?
Re: (スコア:0)
実際の脳の認識に近いものだからこそペアノの公理系が使われているのでしょう。
最初に8個のON/OFFパターンを認識する細胞があったりすると違う公理系が採用されていたと思います。
Re: (スコア:0)
すべての数学の概念には対応する脳細胞があって、それは人類発祥の頃にはすでに存在していた。
数学上の発見とは、その細胞を見つけることと等価である。
脳細胞をすべて調べつくしたら、それ以上の新たな数学上の発見はありえない。
それはそれでつまらない気がする。
Re: (スコア:0)
つまり、i(愛)を説くようになると
ウキキキッ(スコア:0) (スコア:0)
ウキッウキキッー
Re: (スコア:0)
ガットハブグフーン?
ゼロで除算 (スコア:0)
雑学に詳しい予備校の先生に、皆で雑学を披露して、先生が知ってたか初耳か勝負するバラエティ番組で、若手のアイドルか何かが、「スマホの計算機で、何とか割るゼロを入れると、エラーってでるんですよ~!」と披露し、先生が「初耳」って押してました。
教育再生会議で、小説家みたいな人が、生きていくのに数学は要らないでしょと決めちゃった日本は、もうおしまいだと思いました。
Re:ゼロで除算 (スコア:1)
Android4.4.2に入っていた電卓で
0/1したら∞ってでましたね
既に修正済みなのか
# 林檎を食べたらどうなるかは未検証
Re: (スコア:0)
iOSだと「エラー」
Mac OSX の計算機だと「数値ではありません」
と表示されるな。
スマホ=iPhone なのかもね。
現実の電卓だと「0」と表示されてた気がする。
Re: (スコア:0)
Android 4.4.4 のスマホの電卓で確認してみました。
0÷0 → NaN
1÷0 → エラー
でした。
Re: (スコア:0)
1÷0×0 → NaN
どういう順序で処理してるんだろう?
Re:ゼロで除算 (スコア:2)
かけ算からやった場合、1÷0になるので∞。
割り算からやった場合、∞×0になるのでNaN。
Re: (スコア:0)
カレーも出てくればいいのに
Re: (スコア:0)
なんの話をしてるんですか?
Re: (スコア:0)
> 0/1したら∞ってでましたね
これはさすがにバグでしょう。
# 単なるタイプミスだと思いますが、マジツッコミしておきます。
ヌル・チェックは生き物にとっても重要 (スコア:0)
忘れるとクラッシュするしね。
#C++使い
ゼロとは概念なので細胞とは次元が違うのでは? (スコア:0)
ゼロというのは概念であるため、特定の細胞や遺伝子が該当する都いうものではないと思うが。
つまり、ゼロという概念を認識できるだけの知能はあり、それを司る細胞群があるということでは?
Re:ゼロとは概念なので細胞とは次元が違うのでは? (スコア:1)
脳科学の本を読むことをおすすめしますが、
脳にはあなたが普段認識しているもの1つ1つと対応するような神経細胞があるんですよ。
あなたの顔とか友人の顔とか△とか□とか○とか。
(それを見せたときに反応する神経細胞があるということです。)
それと同じように0という概念に対応するような神経細胞があった、それがサルにもあったという話でしょう。
Re: (スコア:0)
今回のその細胞領域は知能があれば学習の結果得られるものではないかというのが元コメの指摘です。
で、この発表をした教授は、学習によらない機能として存在する可能性が高いと言っている、という。
脳機能の発生がどんな経緯で行われるのかわかってないので、
十分な脳容積があればほぼ無入力でも同じ形の脳機能地図になるような学習が自発的に行われるのかもしれないし、
遺伝子的な制御を受けた発生から初期発達の段階で雛形となる構造が強制的に構築されるのかはわかりませんけどね。
Re: (スコア:0)
> それと同じように0という概念に対応するような神経細胞があった、
ではその細胞を殺せば、0の概念だけ選択的に消せるわけですか?
現代の脳科学はほんとにそんなこと言ってるんですか?
Re: (スコア:0)
話が少し食い違っているかと思います。例えば三角形に反応する脳細胞というものはあります。
もしこの細胞と四角形に反応する細胞を両方殺せば、三角形と四角形を見ただけで判別するという芸当はできなくなります。
しかし、もし普通に教育を受けた人間にそういうことをしても、三角形に関わる様々な定理とか公式を含んだ三角形の概念まで失われることはないでしょう。だから辺とか頂点の数を指で数えれば、三と四の違いは区別できるとも思います。
でも、目の前の三つの辺を持った図形を睨んでも、昔知っていた三角形だという気がしない。本当に三角形ですか?と尋ねられたら
Re: (スコア:0)
「ゼロと言う概念」に対応する細胞群があれば、別にゼロを(自意識として)認識する知能はいらないのでは?
#それを「ゼロを認識できるだけの知能と呼ぶ」というのならまあそうなのかも知れないけど
それと、
>ゼロというのは概念であるため、特定の細胞や遺伝子が該当する都いうものではないと思うが。
これは自明じゃないような。
「特定の概念」に対応する細胞とか遺伝子がある可能性って否定できる?
Re: (スコア:0)
御仁がどんな回答を期待しているのか測りきれず申し訳ないが、
ここでいう「ゼロ」とは「数学的ゼロ」なのか「たべちゃったら、残りがな〜んもなくなっちゃった〜!」のどちらかを明白にする必要があると思った。
前者なら、数学は全て概念の産物であり、つまり人類の文化遺産ともいえるもので、遺伝子や細胞レベルのものではないが、後者であれば、猿でもわかるであろう!
Re: (スコア:0)
鶏と卵かもしれませんが、ある機能を司る脳細胞群というのが種族内で共通して現れる辺り、
知能の発生よりも先に基礎的な構造が発達する何らかの要因が存在する可能性が考えられます。
一度も人の顔を見ずに育った人間が「顔のような形に反応する領域」を持つか否か、みたいな。
「ゼロを学習で理解するだけでなく、認識する脳細胞が備わっている」というのはその手の学習によらずに形成される機能として存在するという話かと。