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バイオテック

米政府、中国のゲノム編集による受精卵改変に反対 27

ストーリー by hylom
この先何が起こるのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ホワイトハウスが受精卵改変に反対するという声明を発表した(毎日新聞apitalnatureダイジェスト)。

ホワイトハウスは「将来世代への影響が不透明で、現時点では越えてはいけない一線だ」と主張している。遺伝子改変をめぐっては中国の研究チームが4月、ヒトの受精卵で試みたとの論文を発表して専門家らに衝撃を与えた。これほど騒ぎになったのは、長年科学界が守ってきた研究倫理が脅かされているからだという。

ここ数年でゲノム編集の手軽さや効率は飛躍的に向上し、急速に普及。世界中の研究室で実験用の遺伝子改変マウスづくりなどに使われているほか、畜産や農業分野でも応用研究が進んでいるという。

科学技術担当のホルドレン大統領補佐官は声明で、改変された遺伝子が何世代もかけて子孫に広まる可能性があると指摘。「人類の遺伝子改変につながる重大で差し迫った懸念を招く。一つの国で取られた選択によって私たち全員に影響が及ぶ恐れがある」と強調しているが、相手が中国であることを考えると、こうした声明がどれくらいの効果を出すかは分からない。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • アメリカはそれを批判しながら、自国ではこっそり実用化してる。

  • by Anonymous Coward on 2015年06月01日 20時44分 (#2823571)

    で済むのかね

    • by Anonymous Coward

      お金が出なくなるからな
      やりたくてもできねーのよ
      資金源が他に確保できる場合は、その限りではないけど

  • 毎日の記事「米政府:受精卵改変に反対『越えてはいけない一線だ』」 [mainichi.jp]も、
    ここのタイトル「米政府、中国のゲノム編集による受精卵改変に反対」 [science.srad.jp]も、
    タイトルに「ヒトの」と入れるべきだと思うの。

    • by Anonymous Coward

      受精卵と聞いて一般の人が連想するのはヒトのものだからいいんじゃないかな。

      • by Anonymous Coward

        まあ、マウスなんかは弄り放題やってるからな
        いまさら弄るかどうかで騒ぐのはヒトのだろう
        JK

  •  の始まりですね(走召糸色木亥火暴)
     後に平安貴族に誤認識される草

    --
    "castigat ridendo mores" "Saxum volutum non obducitur musco"
  • by Anonymous Coward on 2015年06月01日 17時44分 (#2823463)

    10万年後くらいに、考古学者がそう分類するのかな?

  • by Anonymous Coward on 2015年06月01日 17時58分 (#2823468)

    なのに、どうして受精卵改変は反対されるんでしょうか。

    受精卵改変のせいでヒトが絶滅しても、それもまた自然の摂理。

    • by Anonymous Coward

      なにに疑問を抱いているのかわからない。
      人為的要因による破滅を防ごうとするのもまた自然の摂理じゃないんですか。

    • by Anonymous Coward

      何事も狙い通りにうまくいくとは限らない。
      狙い通りにいかなかった時のことを考えておくべき。

      つまり、受精卵改変で何らかの障害を持った新生児が生まれたとしましょう。
      自力で生きていけないような重度障害、例えば、植物人間状態などだったら、どうしますか?
      その子の人権はどうなるのでしょう?
      (アメリカや日本ではそんな理由で安楽死させるというわけにはいかないでしょう。
       中国だとやりかねない気がしますが。)

      また、中途半端に優れていたら/劣っていたらどうしますか?
      子どもを作るな、とはその子が成長した時に言えないでしょう。

      というようなことから遺伝病の対策として理論的には有効な見込みであっても、
      受精卵改変は反対されるんではないかと。

      • by Anonymous Coward

        むしろ積極的に研究して人類滅亡の危機が迫った時に遺伝子改変で適応できればいいなと思いました(SF脳)。

    • by Anonymous Coward

      20年後、男性が生まれると特定のウイルスに弱くなる遺伝子を持ったハニートラップ隊が。

    • by Anonymous Coward

      >ヒトが絶滅しても、それもまた自然の摂理。
      かっけー

    • by Anonymous Coward

      受精卵改変に反対するのも、受精卵改変を禁止するのも、自然の一部であるヒトの行動ですから、自然の摂理です。
      ほかにも、殺人とか強盗とかを禁止するのも、自然の摂理です。

      ヒトなりの考えがあってやってることです。
      もちろん、ヒトが考えるという行動も、自然の摂理です。

  • by Anonymous Coward on 2015年06月01日 20時58分 (#2823578)

    遺伝子改変というと「子供を金髪碧眼にでもするのか?」とか揶揄されそうですが、
    遺伝子疾患を治療する方法として有効な可能性はとても高いですよね。

    「俺の家族は健常者だから規制しても何も問題ない」というのは倫理的に正しいのでしょうか?

    • by Anonymous Coward

      将来的にはね。でもまだまだ未知の領域があるから、実験は慎重にしないと
      作られた出来損ないの人間が哀れじゃん。

      • by Anonymous Coward

        何もしなければ1万人に30人の割合で中等度の障害が出る、
        遺伝子操作を行えば1万人に9992人は問題ないが、8人の致命的障害を持つ子が生まれる、
        みたいなことが分かったとき、それでも実行すべきか、という問題がある。

        ……そして今はその割合すら何一つ分かっていない。
        「やってみたら分かるだろう」と言ってやってみたら、10人に9人が致命的障害を持って生まれるかもしれないのだ。
        しかも話が遺伝子だから、産まれてから数十年経ってから障害が現れたりするかもしれないしな。

    • by Anonymous Coward
      青髪三眼だろ常識的に考えて
      # 続きはどうなったのかのう…
  • by Anonymous Coward on 2015年06月01日 22時53分 (#2823664)

    中国がコーディネイター側で欧米がナチュラル側になるとは思ってもみなかったな

    • by Anonymous Coward

      「青き清浄なる世界のために」とか言いそうなのは、欧米か。

    • by Anonymous Coward

      どうせやるならヒディアーズまで突っ走ろう。

    • by Anonymous Coward

      中国はなんでもありなんだからそりゃやるでしょ。

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