日本ペイントホールディングス子会社、船にフジツボが付きにくくなる塗料を開発 27
ストーリー by hylom
意外に効果大 部門より
意外に効果大 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
日本ペイントホールディングスの子会社が、フジツボを戸惑わせて船底につきにくくする塗料を開発し、今後販売するそうだ(朝日新聞)。
仕組みは、人工血管に血小板が付くのを防ぐ樹脂の技術を応用し、微細にまだらに並んだ塗料がフジツボを戸惑わせて付着するための分泌物を出させなくするそうだ。
新塗料を使用すると、付着したフジツボによる船と水との摩擦が減り、加えて船の重量も軽くなることで燃費が良くなり、二酸化炭素排出量は15%以上抑制される。現在の塗料が、フジツボ等の対策で含有している亜酸化銅による環境汚染も無くなる点も大きい。
強力な船底塗料が禁止されて以来・・・ (スコア:4, 参考になる)
以前は有機錫の非常に強力な船底塗料が使われていた。
日本では、平成時代の初めに、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(化審法)で「第二種特定化学物質」としてある程度規制された。その後、国内の船舶業界では、全面禁止の自主規制を執った。
世界的には、「二千一年の船舶の有害な防汚方法の規制に関する国際条約」(略称 船舶防汚方法規制条約)が発効し、規制された。数年前に、既に塗ってあるやつも含め全面禁止に至った。
銅系などの有機錫の代替品は、無いよりは非常に効果があるが、通常のドックのサイクルよりも先に生物付着が進んでしまう。
現在は、防汚物質の溶出とともに、塗膜が削れていくことによる生物付着防止を謳う製品も多い。
有機錫は環境ホルモンとしても指摘されており(国立環境研究所 堀口氏の学説「海産腹足類のインポセックス」)、pptオーダーで効く。
膝に塗っておく (スコア:3)
そうすれば、膝を怪我をして膝の皿にフジツボがつくという、ゾワッとする都市伝説がなくなる。
Re:膝に塗っておく (スコア:2, おもしろおかしい)
膝の皿に塗っておかなくてはいけないので、代わりに、ゾワッとする手術が生じる。
「フジツボを戸惑わせる」ってのが (スコア:2, すばらしい洞察)
かわいい。
Re: (スコア:0)
戸惑ってるフジツボが。
Re: (スコア:0)
Confusion fujitsubos
Re: (スコア:0)
フジツボのこうげき!
フジツボはまごまごしている。
Re: (スコア:0)
美少女化かぁ、すでにあるんじゃね?と検索してみたが上位に来るほどにはまだなさそうだった
Re: (スコア:0)
もう千年くらい前にご先祖さまが……
(擬人化じゃないか)
Re: (スコア:0)
「お継母さま…!」
「いけません…!でも…感じちゃう!びくんびくん」
っていうやつだっけ。
Re: (スコア:0)
フジツボは雌雄同体なので、あるとしたらソッチの方面になるかと。
15%に驚いた (スコア:0)
どう数えたのかわからないが、
水の抵抗がかなりありそうなのはわかる。
Re:15%に驚いた (スコア:2)
ただ、燃費が15%よくなるじゃなくて2酸化炭素排出量ってところが、ちょっと居心地がよくない。
重油だから炭素含有量が多いので、そっちの方が多く言えるとか。
Re: (スコア:0)
燃費って書くと従来の燃料費とこの塗装の費用up分の比較になってお金の話になってしまうけど
CO2排出量と書くと、船舶業界でも削減目標が設定されてるのでそれの達成手段として見てもらいやすいから、でもお高いんでしょ?となりにくい、ってのはどうでしょう。
Re:15%に驚いた (スコア:1)
以前タンカーの船長をしてた人に聞いた話だとフジツボがつくとかなり燃料が無駄に消費されるそうです。
なので以前から塗料には付着しづらくする為に毒になる成分が含まれているとか言ってた。
人間に影響があるレベルかのか聞くのを忘れたけど、どうなんだろ???
Re:15%に驚いた (スコア:3, 参考になる)
従来の防汚塗料としては有機スズ系塗料 [jsanet.or.jp]が使われていたのですが, これがいわゆる環境ホルモン [nies.go.jp]として働くということで使用禁止になってきているようです.
最近では, 水中で分解することで塗装ごと剥がしたり, 水流で変形して剥がしたりする [cmp.co.jp]ような塗料が使われているみたいです.
Re: (スコア:0)
どう数えたのかわからないが、
水の抵抗がかなりありそうなのはわかる。
単純に過去の運用データと比較してみただけでしょう
なんか、気持ち悪い (スコア:0)
案1
環境汚染が無くなる点も大きい。
案2
環境汚染も無くなる点が大きい。
Re: (スコア:0)
ドヤ顔校正コメントに恐縮ですが、「無くなる」ものは他にないのですから案2はおかしい。元の文章もおかしいので案1が唯一の正解では。
Re: (スコア:0)
ドヤ顔校正コメントに恐縮ですが、「無くなる」ものは他にないのですから案2はおかしい。元の文章もおかしいので案1が唯一の正解では。
どちらも不正解ですよ、もっとhylom語を勉強しましょう。
Re: (スコア:0)
船底のフジツボがなくなる+環境汚染がなくなる。
という話ならば案2でも問題はないはず
Re:なんか、気持ち悪い (スコア:1)
なので元の文でOKですね。
フジツボがなくなること(による燃費改善・炭素排出量減少)の意義は大きいし、環境汚染がなくなることの意義も大きい。
Re: (スコア:0)
いや、フジツボが「なくなる」なんて記述は原文にはないです。「付きにくくする」です。
一方、新塗料に効果が2つあるのは確かなので、「環境汚染が無くなる点」にかかるように、
後半ひとつだけ「も」を使った案1がどちらかといえば正しい。
Re: (スコア:0)
句点が少なく、無駄な読点が多いですね。
フジツボが付着しなければ船と水との摩擦が減る。加えて船の重量も軽くなる。燃費が良くなり二酸化炭素排出量は15%以上抑制される。
句点で文を区切るだけで印象は随分変わります。
亜酸化銅による環境汚染 (スコア:0)
う~~ん、亜酸化銅(Cu2O)と環境汚染が結びつかん・・・・
回りくどいなぁ (スコア:0)
「日本ペイントホールディングスの子会社」のような回りくどい表現ではなく、素直に「日本ペイントマリン」って書けばいいじゃん。
むしろ積極的にコバンザメがつきやすくして (スコア:0)
無数のコバンザメが船の推進力を助ける、とか
ならんね。