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1430 story

しし座流星群がやってくる! 35

ストーリー by wakatono
例年より多く降ってくる? 部門より

kensama 曰く,"毎年この時期にやってくるしし座流星群だが、今年はこれまでに無い大規模なヤツがやってくるかもしれないらしい。国立天文台によると「今年の出現数を数字で示すのは困難ですが、強いて挙げれば、11月18日、19日の夜明け前に、最大で、1時間当たり20個程度の流星が見られるのではないでしょうか。」とのこと。詳しい解説はこちらにある。この中でも記述されているが、イギリスのアッシャー博士らの予測によると、「11月19日未明(ピーク時刻3時19分)に、東アジア地域で、1時間当たり、天頂修正出現数で1万から3万5000個の流星出現の可能性がある」とのこと。この予測どおりになるとすると、どえらい流星雨が見られそう。"

アマチュア無線家にはまたとないチャンスか?

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  • by sinkope (230) on 2001年11月02日 8時47分 (#34916) 日記
    ブームの火付けとなった98年、よく星を眺めに行ってた某峠の展望台に行きましたら、普段は夜中に人っけない広場に、まァいるわいるわ、人、人、人‥‥。
    面白いのは、明らかに「そのスジ」と思われる集団と、「ウワサを聞いて駆けつけました!」というごく普通の方々との相違。片やシュラフを放射円状に並べ、流星が流れる度に「オリオンからぎょしゃ、散在、2等、速い、痕無し‥‥」とか淡々とした声があがる。それを聞いてたとあるカップル、「ねぇ、サンザイってなーに?」「さぁ?」みたいな(笑)。
    でも、こうして誰も彼も夜空を見上げているというのは、非常に良い風景です。どんなにカチカチの天文ファンも、光り輝く星々やこぼれ落ちる流星にロマンを感じるのは一緒でしょう。願わくば、世の中の科学への関心向上にもなってくれれば。

    さて、流星を見に行く時のポイントを少し。
    ・しし座やオリオン座等の冬の流星を見るには、とにかく防寒が欠かせません。これでもかっ!というくらい厚着出来る準備をしましょう。上だけでなく、腰から下も万全に。
    ・天文ファンがいるような場所で、懐中電灯を灯してウロウロすると、写真撮影(バルブ開きっぱなし)の邪魔になるので、イヤな顔をされます(笑)。ライトを空に向けて振り回すのはもっての他。赤外線方向に強いフィルムを使っている人もいるので、「ナイトショット」みたいのもヤバイかも。
    • by Fuyuki (221) on 2001年11月02日 10時55分 (#34945)
      その筋の人々が観測しているところに懐中電灯を持ち込む場合、できれば赤セロファンを張ってで減光処理をした懐中電灯をつかってもらえると、比較的うけがよいでしょう。

      観測中に困るのは車のライトなので、できれば夜半に車で現場の極近くまで乗りつけるというのはやめたほうがよさげ、すこしはなれたところに停めてあとはテクテク歩いてゆくとさらにうけがよいとおもわれ・・・。

      いちばんよいのは日のあるうちに現場入り・・・。
      --
      # 数学は科学の女王にして奴隷
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  •  うちの愚息は、夜、雨の日に天にむかってフラッシュをたいて、まるで流星写真みたいなのを撮って遊んでいましたが、本物がとれそうです。
     期待、期待。
    • デジカメは安物しか触ったことがありませんが、相手が淡い光である以上、10分-1時間単位の長時間露光は欠かせませんよね。デジカメの階調数は有限ですから、淡い光ではどうしても暗い階調の部分しか使えません。その結果として、画像の情報量が減ってしまいます(明るい部分の階調が使えなくなる)。

      銀塩写真だと、もともと階調がほぼ連続変化するため、現像時に増感をかけてカバーすることができるんですけどね... 昔白黒写真で遊んでいたころにいろいろ効果を試してみました。もっとも、増感はカラーの方がより威力を発揮するのですが(ただし各原色の発色特性がそろっていることが必要)。

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      • by Anonymous Coward on 2001年11月02日 4時07分 (#34903)
        ていうよりは、CCDは長時間露光だとノイズが辛いんじゃあないかな?冷やしましょう。
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      • by Anonymous Coward on 2001年11月02日 11時10分 (#34949)
        心配ご無用! 流星は長時間露光して意味があるほど長時間光っていません。せいぜい0.5秒程度かと。 しかも、かなり高速で移動しますから、長時間露光してもCCD上に電子はたまりません。そのためには、流星にあわせでカメラの向きを変えてあげないと。 ただし、流星痕を狙うなら別です。これなら、淡いですが、移動速度が速くないし、しばらく光ってますので、その辺の問題はクリアされるでしょう。 それ以前に、バルブにできるデジカメってあるんでしょうか?最近のはスローシャッター対応のものが出てきてはいますが、それでもせいぜい30秒とか1分とかが限度だったように思います。 医療用とか天文用の冷却CCDカメラなら、これ解決できるのでしょうが、いかんせんお値段が。
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        •  カメラというよりはCCDのビデオカメラユニット、 つまりレコーダなしのものが応用可能です。 本来は監視カメラなどのユニットですね。  レンズはCマウントで交換できるのがふつうです。  秋月にゆけば、台湾の製品が安く入手できます。 ノートPCでビデオキャプチャすればいいでしょう。
      • by taikobo (6616) on 2001年11月11日 2時31分 (#37297)
        流星はいつどこにでるかわかりませんので、 むしろビデオが有効です。 0.0001ルクスまで大丈夫というビデオもありますが、 そこまでいかなくても、手元にあるやつでもいけるかと。 ・ピントはマニュアルで、無限大にする ・夜景撮影モードがあればそれにする ってなところでしょうか。
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  • by oku (4610) on 2001年11月01日 21時59分 (#34825) 日記
    アマチュア無線家にはまたとないチャンスか?
    電波望遠鏡で流星群を観測するのですね、きっと。
    # それとも観測結果を HAM 経由で
    # リアルタイム中継するのかしら?
    • by ryohei (201) on 2001年11月01日 22時23分 (#34838) ホームページ 日記
      流星反射通信ですね。
      流星が燃えたときにまき散らされた金属イオンによって電波が反射する、とのことらしいです。(メテオスキャッター)
      普段電離層を突き抜けるVHF帯の電波がこれによって反射されて本来届かない筈の見通し距離外と通信できるようになります。

      主にVHF帯なのでアマチュア無線だと50MHzと144MHz。FMラジオ放送もこの帯域に含まれるので東京で九州のFM放送が聞こえるという現象も起きます。

      実際にやってみると流星が飛んだと思われる瞬間からほんの短い時間だけ電波が届くので通信は結構シビアです。下手すると数秒で聞こえなくなるので結構スリリング。

      天文屋さんも、FMラジオを遠くの局(東京からなら北海道の局とか)にあわせて、出力にペンレコーダー繋げて数を数えるなんて方法で流星観測をやったりしてます。この方法だと、天気が悪くて流星そのものが見えなくても観測できるメリットがあったりします。

      --
      -- 手を抜くためには手を抜かない。
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      • by SteppingWind (2654) on 2001年11月01日 23時22分 (#34855)

        しし座流星群は通常の流星に比べて, かなり大規模な流星痕を残すので通信には有利なのではないでしょうか.

        一昨年の時には数は少ないものの, 天文雑誌を飾った10秒近くも肉眼で観測できるような大火球がありましたから, 今回も期待できるのでは?

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      • 「通信」と組み合わせるなら,
        流星散乱通信,では?
        メテオスキャッター,というくらいですから。
        --
        -- LightSpeed-J
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      • by taikobo (6616) on 2001年11月11日 2時35分 (#37298)
        最近は、コミュニティFM局がふえ、 どのチャンネルも、放送しているような状態ですので、 FM放送を使った流星観測はかなり衰退しています。 かわりに、衰退しているハムの50MHz帯にビーコンを 出しての観測が広く行われているみたい。 1万円くらいの専用受信器もありますよ。 くわしくは、高校生向けの解説など、 電波観測ってところにあります。
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    • by youkan (3208) on 2001年11月01日 22時05分 (#34828) 日記
       いや、たとえば、周波数帯にもよるでしょうけど、スポラディックE層の代わりに流星を使った通信でしょう。
       沖縄でもFM東京が聞こえるかもしれませんね。
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    • by oltio (3848) on 2001年11月01日 22時02分 (#34826) 日記
      流星バースト通信の事ではないかと。 (ボケだったらごめん)
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    • たぶん・・・ (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2001年11月02日 10時19分 (#34937)
      アマチュア無銭家のことではないかと考えられます。
      カメラも無い、望遠鏡も無いような・・・
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  • by itinoe (972) on 2001年11月02日 11時13分 (#34950) 日記
    とりあえず自分が関わっているもので
    LIVE!LEONIDS2001日本語英語版携帯版なんてのがあるはず。

    中継はオーストラリアとか国内数箇所を予定だけど…天気はどうなのかなぁ?
    ちなみに来年(北米だったかな?)を逃すとつぎは33年後だし、今年並みの流星雨が期待できるのは2099年までまたないといけないだとか聞きます。

    流星の電波観測はビーコンを受信しているとプラズマ化する流星で電離層が乱れるのでビーコン電波の伝播に乱れが生じるのを観測するものもあります。視覚化しやすいし曇っていても観測できるというメリットがあります。
    --
    見たような聞いたような・・・
    itinoe
    • 以前、ネット中継の流星を見てたけど、あんまり 見ることができなかった。単に、数の問題?? 多いと、ネットで見ても楽しいもんですかね?

      やっぱ、生で見たいけど、東京近辺で見ても あんまり迫力ないしなぁ~。
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      • by taikobo (6616) on 2001年11月11日 2時41分 (#37300)
        しし座流星群は、東京で見ても迫力がありますよ。 あたしも、1998年は大都会の真ん中で見ていましたが 「あんがい見えるもんだなあ」と思いました。 今回も日曜日の深夜(月曜日の未明・2~3時)がピーク だそうですから、経済活動もかなりとまっているときで、 午前様用のタクシーもいないから、いいと思います。 インターネット、携帯、そして自分のお目めで 世紀の現象(かもしれない)を迎えましょう。 そうそう、自分のコントロールできる灯りは消してね。
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  • 過大な期待は... (スコア:2, 参考になる)

    by Baldanders (1791) on 2001年11月02日 11時13分 (#34951)
    国立天文台の発表のとおり, ピーク時刻はともかく出現数に関しては 「当たるも八卦」 なので, 過大な期待は禁物ですね。 一昨年の予想が見事に的中し非常に注目されているアッシャー博士らの予測ですが, ピーク時の出現数は年々減少するのが普通です。 いずれにしろ「これまでに無く大規模」とはならないと思います。 一昨年の大出現のとき日本は昼間で見損なってるので何とか今年は見てみたい,という「思い」はありますが。 ちなみに予想数はあくまでも修正値(ZHR)なので, 仮に予想通りだとしても肉眼で1時間に何万個も見えるわけではありません。
    流星観測は大した機材も要らず誰でも手軽にできるので, とっかかりとしてはお薦めです。 地上の光の少ない場所を見つけて風邪を引かないように気をつけて, 後は寝っ転がって気長に空を眺めましょう。 「高校生天体観測ネットワーク」 のページにはアマチュア向けの観測マニュアルもあるのでお薦めです。 明け方の冬・春の星座は明るくて賑やかですよ。
    --
    Baldanders
  • by yosukena (6066) on 2001年11月02日 0時33分 (#34872)
    毎年毎年、流星群のたびに「いままでにない大出現」って騒いでいるがするんですが。

    望遠鏡業界の戦略?
    • by oltio (3848) on 2001年11月02日 0時46分 (#34875) 日記
      望遠鏡で流星を追うのはいくらなんでも無理
      じゃないかなぁ。

      あるとしたら防寒グッズ業界かなぁ。
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      • by brake-handle (5065) on 2001年11月02日 1時00分 (#34879)

        計数をとるのであれば、パッと思いつくのは広角レンズをつけたカメラをバルブにしてしばらく待つやり方でしょうかねぇ。どこに現れるかわからない以上、視野角は広くとる必要があります。

        ただ、こういう類の器具って、本気でやる人は自作は当たり前、かつ10年単位で使い続けるそうです。あまり商売にするようなネタではありません。観測範囲を広げるというのであれば意味がありますが。

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      • Re:今年も (スコア:2, おもしろおかしい)

        by t-job (4583) on 2001年11月02日 4時54分 (#34906) 日記
        > あるとしたら防寒グッズ業界かなぁ。

        ホーキンス博士はユニクロのフリースを着て、夜空を見上げるのかしら?
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    • by itinoe (972) on 2001年11月02日 11時24分 (#34955) 日記
      流星群の規模・出現時間の予知が難しいというのもありますが。それ以外にも
      大きくなければニュースにならないというのもあると思います。
      今年はペルセウス流星群とかもあったはずですが話に聞かないし…
      --
      見たような聞いたような・・・
      itinoe
      親コメント
  •  アマチュア無線屋よりも、地球上に2°間隔で 並べられている静止衛星 や 低軌道衛星の 太陽電池に当る事の方が  「今 そこにある機器^H^H危機」かも しれませんぜ

    そういえば、あったなあSID
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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