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NASA、火星探査車両に搭載されたソフトウェアをアップデート 3

ストーリー by Oliver
apt-get 部門より

snowy曰く、"BBC Newsの記事より。NASAは、火星表面で活動中の2台の探査車両、OpportunityとSpiritに搭載されたソフトウェアをそれぞれアップデートした(Opportunityの記録Spiritの記録)。アップデート作業が完了するには3日かかり、この間、探査作業は中断した。主なアップデート内容は以下の3点。OpportunityとSpiritに共通するものとしないものに分かれる。

  • 自動走行時の自律航法の性能向上と障害物発見時の行動決定機能の向上。これにより一日当たりの行動距離が伸びた。
  • 以前起きたSpiritで起きたトラブル(Flash Memoryのオーバーロード)と同様のトラブルが起きた場合の復帰処理に関する改良。これは既にアップデートされた内容を更に更新し、安全性をより向上させた。
  • 探査車両をディープスリープモードに入る事なしに、Opportunityの調査用デバイス(ロボットアームの事のようだ)のスタックヒーターの動作を止める事が出来るようになった。これにより、スタックヒーターが消費する燃料量が低減された。

なお、それぞれの探査車両が火星で活動を開始してからの日数が、Spiritは100火星日、Opportunityは80火星日を超えたそうだ。"

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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