すばるが"第10惑星"の探査に協力 2
ストーリー by Acanthopanax
最外周 部門より
最外周 部門より
yosuke 曰く、 "asahi.comの記事より。すばる望遠鏡は7/13から4日間、エッジワース・カイパーベルト天体の観測を行うことになりました。
これは、2006年打ち上げの冥王星-カイパーベルト探査ミッションNew Horizonの要請によるもの。すばるの能力であれば、直径数百km以上の天体を100個程度発見できるだろう、と見積もられています。探査機の向かう領域には、これまでほとんど天体が見つかっていないので、この観測で見つかった天体に探査機が向かうことになりそうだとのこと。
これまでに冥王星を探査機が訪れたことはありません。しかも、冥王星は近日点を通過して遠ざかりはじめているところであり、これを逃すと、今世紀内のフライバイによる探査のチャンスはないといわれています。他に天体が見つからなくても飛ばしてほしいものですが、別の天体が見つかって、探査がより意義深いものになるに越したことはありません。
記事のタイトルのように、第10惑星に値するものがあるとはあまり思えませんが、先頃発見されたSednaのような興味深い天体が見つかると、部外者としては面白いと思います。"
全然詳しくないんですけれども (スコア:1)
いくら離心率が大きいといえど、あそこまでいくのにチャンスがなくなるのではなくて
>探査機が向かう領域は、地球から見ると天の川と重なり、天体がほとんど見つかっていない。(asahi.com)
ということで、行く先が砂利道なのか、舗装道路なのか分かっていた方がいいでしょう。あんまりわかっていたら行く必要もないわけですが。
>第10惑星に値するものがあるとはあまり思えませんが、
これにはとても同意します。あったら軌道計算レベルで既に見つかっていますよね?公転周期250年レベルの小惑星とか発見されることを期待します。たまたまその方面に居るやつ。
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Re:全然詳しくないんですけれども (スコア:0)
推進技術が上がればいくチャンスはあるだろう。
でも近日点を離れるとわずかにある大気も凍り付いてしまうので、フライバイでの観測機会はなくなる。