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全米で謎のミツバチ集団失踪 74

ストーリー by mhatta
神隠し 部門より

papa-pahoo 曰く、

産経新聞の記事朝日新聞の記事によると、アメリカ全土でミツバチが巣箱から集団失踪するという異常現象が広がっているとのこと。現在のところ原因は不明で、国家養蜂局(NHB)日本語サイト)が緊急調査に乗り出した。
2月13日現在、確認された被害地域は22州にのぼっており、ミツバチを介した受粉に依存するアーモンドやブルーベリーといった140億ドル(約1兆6000億円)規模の農作物への影響が懸念されている。

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  • 外来種 (スコア:5, 興味深い)

    by tiatia (22244) on 2007年03月03日 15時12分 (#1120113) 日記
    日本のオオスズメバチが、アメリカで野生化してたりしないのかな?
    オオスズメバチは、ほんの数十匹でミツバチの巣を壊滅できるみたいですからねぇ
    日本産のミツバチだけは蜂球作って対抗できるけど、セイヨウミツバチは簡単に全滅するらしい。
    • by simon (1336) on 2007年03月04日 6時52分 (#1120386)
      アメリカでは「アフリカ化ミツバチ」別名キラービーと呼ばれる獰猛な交雑種のミツバチが
      中南米から流入してることに悩まされており、一時期「日本のオオスズメバチを天敵として輸入しようか」
      という意見も出たそうです。

      しかし良く考えたら
      「キラービーによる被害よりもオオスズメバチによる被害のほうがでかいじゃん?
       つか、普通のミツバチ(セイヨウミツバチ)もついでに全滅しちゃいかねないし」
      という当たり前の事実に気づいて取りやめになったそうですが。

      >日本産のミツバチだけは蜂球作って対抗できるけど、セイヨウミツバチは簡単に全滅するらしい。

      日本でも養蜂業者がセイヨウミツバチを使って蜜集めをしてる訳ですが、ときたま逃げたセイヨウミツバチが
      分蜂して野生化しても絶対に定着はしないらしいですな。オオスズメバチに根絶やしにされちゃうから。

      大型の肉食昆虫であるところのオオスズメバチがヨーロッパにはいなかったのでこの技術を身につける
      必要に迫られなかったんだそうですね。自然ってスゴイな。

      ナショナルジオグラフィックのムービーカメラマンが恐ろしくも美しい絵を撮ってます。
      ↓必見です。
      Bees Battle "Hornets From Hell"(最初にCMが入ります) [nationalgeographic.com]
      親コメント
    • by Rodin (28411) on 2007年03月03日 21時39分 (#1120249)
      みなしごハッチ [wikipedia.org]
      みつばちマーヤの冒険 [wikipedia.org]

      これらのアニメを思い出して泣けてきました・・・
      人間の社会も厳しいが、自然界はもっと厳しい。
      --
      匠気だけでは商機なく、正気なだけでは勝機なし。
      親コメント
  • by keroling (30404) on 2007年03月03日 8時57分 (#1119923) ホームページ 日記
    これが日本だと
    巣箱ごと集団失踪したりするわけで

    事例:こんなの [bouhancamera.info]とかこんなの [nikkansports.com]とか

    ※盗難ともいう。

    #おそらく諸外国でもこういうのあるんでしょうけれど…
    #それよりも今回のストーリーのような事が日本でも起こる可能性は無きにしもあらずなわけで…

    --
    アレゲやないわ!! 興味津々なだけや!!!
    • Re:これが日本だと (スコア:0, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward
      日本では金属の集団失踪 [jiji.com]が目下の問題ですね。

      彼らは一体いずこへ??
      • Re:これが日本だと (スコア:5, おもしろおかしい)

        by firewheel (31280) on 2007年03月03日 11時16分 (#1120000)
        日本だと、働き蜂の突然の失踪なんて珍しくないですよ。

        デスマーチの現場を見れば、ある日突然失踪する人の一人や二人は当たり前。
        時には巣箱ごと失踪することも有ります。(「会社が夜逃げする」とも言う。)
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          こういうとき、普段からあまり働いてない、まぁやったところであまり出来が期待できそうにない奴の方から
          逃げ出し始めるのは何故なんだろう。
          • by firewheel (31280) on 2007年03月03日 12時57分 (#1120056)
            >こういうとき、普段からあまり働いてない、まぁやったところであまり
            >出来が期待できそうにない奴の方から逃げ出し始めるのは何故なんだろう。

            1、一見働いてないように見えるけれど、本人の稼働率は既に200%くらいになっていて限界を超えている。生産性の差は30倍以上あるので、根性『だけ』で200%頑張ってもどうにもならないのです。

            2、自分一人いなくなっても他の人が困らないから気楽に抜けられる。「このプロジェクトが失敗したら俺が抜けたせいだ」ということが起こらない。

            3、そういう人はDQN会社を渡り歩いてきたので、修羅場の経験が豊富。潮時を見極める技術においてはその道の専門家をも凌駕する。

            ということでは。
            親コメント
          • by yukio_mat (10683) on 2007年03月03日 23時12分 (#1120279) 日記
            >こういうとき、普段からあまり働いてない、まぁやったところであまり出来が期待できそうにない奴の方から
            >逃げ出し始めるのは何故なんだろう。

            2・8の法則からかんがみれば、仕事が出来る人よりもそうでない人が多数派なので、
            確率的に逃げ出すのを観測しやすいと言うことだったりして。

            でもまあ、死なないのも仕事のうちなので、「うるさい!知ったことかそんなもの!!
            オレは生きなきゃいけないんだ!!」とボクが叫んだときには、見逃してください。
            全力でなくても良いですから…

            --
            Yukio@神戸在住
            親コメント
          • by Anonymous Coward
            >こういうとき、普段からあまり働いてない、まぁやったところであまり出来が期待できそうにない奴の方から
            >逃げ出し始めるのは何故なんだろう。
            人間、二つのことを同時に心配できるほど器用じゃないんですよ。
            仕事のできる人間は、目の前の問題をどう自分で解決するかに意識が行ってしまうため、
            いつ逃げ出すかについては、ついついプライオリティが低くなってしまいます。

            例えるなら、仕事のできる人間はプロジェクトという船に乗っかった船員、
            仕事のできない人間は乗客(ただし船員なみの情報は与えられているとして)。
            どんなろくでもない船でも、乗客より船員がまっ先に逃げ出す例は案外少ないでしょ。
            責任感で残るというよりも、
            気がついたら逃げるのに都合の良いタイミングを逸してしまった、というのが現実かと。

            というか、真っ先に逃げ出すような船員は、
            最初から危ない船に乗らない危機管理能力にも優れているんじゃないだろうか。

            # そんなわたしは中途半端にしか仕事のできないプログラマ
          • by Anonymous Coward
            経験上、仕事のできる人はいきなりぶっ倒れて病院送りになります。
            もっと仕事のできる人は、火の粉のかからない位置から口だけを出します。
            • by Anonymous Coward
              >経験上、仕事のできる人はいきなりぶっ倒れて病院送りになります。
              >もっと仕事のできる人は、火の粉のかからない位置から口だけを出します。
              もっと偉い人は火に油をたっぷりと注いだ後、
              一人だけ安全な場所に避難して傍観者になります。

              安全な場所に避難することを「責任をとる」と呼ぶ
              そうですが、それが何語なのかは不明です。
    • by Anonymous Coward
      二ホンミツバチは巣箱からまるまる自ら逃亡するのも珍しくないそうですが.
      船や飛行機で運ばれた二ホンミツバチが北米大陸で繁殖したのかな?
      • 珍種二ホンミツバチ (スコア:3, おもしろおかしい)

        by kazuhix (21600) on 2007年03月04日 0時27分 (#1120300) 日記
        船や飛行機で運ばれた二ホンミツバチが北米大陸で繁殖したのかな?
        二ホンミツバチって活字印刷やワープロが普及する前は居なかったそうだ。北米大陸だとニと二の区別できないやつ多いから繁殖してる可能性はありうる。
        --
        ヽ( )`ω´( )ノ
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      よし、まずは笛吹き男を捜そう。
  • 大丈夫 (スコア:2, 興味深い)

    by kai (5115) on 2007年03月03日 12時06分 (#1120028) ホームページ
    まだ元気に養蜂してらっしゃるはずのホームズ先生が解決してくれます。

    #まあ蜜蜂からすると人間に定期的に蜜を回収されてしまう土地はいくら頑張っても蜜が貯まらない土地なわけで、移住を考えるのは別に不思議でもないような。

  • ミツバチにまで、魔の手を伸ばしてきた
    ということなのでしょうか?

    // それはそれとして、関連ストーリーに関連が感じられないのは、
    // 私の人間力の低さが原因か?
  • by metta (20740) on 2007年03月03日 9時37分 (#1119943) 日記
    ミツバチが集団で逃げた・過労死したという説もあるらしいですね。
    グローバル化で中国やアルゼンチンの低賃金の蜂と競争しなければ
    ならないらしいです。

    人事とは思えませんねー。どこの国でも働き蜂は辛いよ。
  • NHB (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2007年03月03日 10時55分 (#1119985)
    タレコミ人のせいではなく産経新聞が悪いんだろうが、NHBは国家養蜂局じゃねぇだろ。
    • Re:NHB (スコア:2, 参考になる)

      by gk-hyn (7889) on 2007年03月03日 11時53分 (#1120018)
      米国蜂蜜協会 [www.nhb.jp]。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        おぉ、すごいぜ、国家養蜂局とかって思ったのに。つまんないなぁ。
        • Re:NHB (スコア:1, 参考になる)

          by soy_milk (26202) on 2007年03月03日 14時51分 (#1120104) 日記

          なんで残念なのか分かりませんが、マジレスしてみます。About Us [honey.com]には

          • 米国内で流通する蜂蜜1ポンド当たり1セントの税金(?)が財源。
          • 1986年制定の Honey Research, Promotion and Consumer Information Act で設立。
          • BHA の運営については米国農務省令で規定(この省令は蜂蜜業者の投票で承認された)。

          ということが書いてありますんで、「全米蜂蜜協会」で想像されるような、民間の任意団体というわけではないと思います。

          思うに、日本で「蜂蜜産業に関する行政をきちんとしろ」という話が出たときは、「農水省に蜂蜜課を作れ」みたいな話になりがちでしょう(蜂蜜は「局」レベルの専門組織を置くほどではないと思います)。

          しかしアメリカの場合、まずは「国家が設立し、しかし政府からはある程度距離を置いた機関」を作れということになるのではないかと。日本だと何に相当するんでしょうかね、公益法人?特殊法人?独立行政委員会?

          USDA Advisory Committees のページ [usda.gov]を見ると、こういうのがやたら沢山ありますね。

          親コメント
          • by Anonymous Coward
            話がズレてるぞ。

            1.NHBは、米国蜂蜜協会。日本語のページまで作って漢字で表記しているんだからそう表記しなければ、誤報。
            2.About usにはBHAなんて単語はこれっぽっちも出ていない。
            3.USDA(米国農務省)の話は別問題。

            NHBは単なる業界団体。
  • by Anonymous Coward on 2007年03月03日 10時08分 (#1119958)
    温暖化の影響とかいう意見は無いんですかね?
    ちゃんと検討した結果「温暖化は関係無い」って結論になったのか,それとも,あいかわらず「温暖化なんて存在しない」とかいう米国の建前を押し通すつもりなのか…
    • 温暖化? (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2007年03月03日 10時39分 (#1119977)
      温暖化というキーワードは嘘っぽい。

      また、何でも(根拠無く)温暖化のせいにする考え方がいや。
      もう裏づけも無く地球温暖化を口にするのは納豆でダイエットと同レベルと判断してよいだろう。
      #バラエティー番組向けだし。
      親コメント
      • by firewheel (31280) on 2007年03月03日 11時20分 (#1120001)
        温暖化で巣箱レベルの大量失踪なら、暖冬だと蜂が絶滅してるって。
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          涼しい地方に避難くらいするだろ
          現に暑い地方の蝶が日本に来てる
      • Re:温暖化? (スコア:1, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2007年03月03日 11時59分 (#1120021)
        > 温暖化というキーワードは嘘っぽい。
        >
        > また、何でも(根拠無く)温暖化のせいにする考え方がいや。

        オフトピですけど、グリーンピースなお友達が「なんでもかんでも温暖化って言うな〜」って言ってました。真面目なクレーマー(?)も困ってるようですよ。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年03月03日 10時33分 (#1119973)
    「ダスト」 [google.co.jp]みたいな事が本当に起こり始めているのかも。

    世界の終末が始まるってなんかわくわくするよね。と、人事のように言ってみる。
    • 特に旧約聖書には、人智を越えた何かが最近5000年程?の間に何度か起きていることを示唆する記述がありますし、例のファーストインパクト仮説にしても、太陽系自体が銀河の中心を約二億年の周期で廻っているという仮説(これは初めて知った)にしても、某か形而上的な物と科学との接点みたいな何かを感じますね。

      リンク先の書評とか読んでいると、産業革命以降の急速な化石燃料の消費や重金属の乱用、森林の破壊などによって起きている環境汚染や疫病、そしてこれから先100年間以上にわたって徐々に進行する可能性が高いとされている「人類の種の存続に関わる破滅的状況」は、実はもっとマクロな、それこそ自然の摂理というか神の悪戯の類なのかも知れませんね…

      # 結局、我々は56億と7000万年先の救済 [bbsnews.jp]までは持たぬと言うことか…
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年03月03日 10時47分 (#1119983)
    きっと、いっしょに旅してきた説教師が橋の下で殺されたんだよ!(怒りの葡萄 [wikipedia.org])
  • by Anonymous Coward on 2007年03月03日 12時27分 (#1120037)
    日本のどこかで、

    「すずめが全然いなくなった!」

    と騒いでいたのは、いつ(何年前)の何処だったでしょうか?

    あれも十分不気味な現象だと思います。
    なにせ恒温動物なので、より「人間に近い」かも知れないわけで。
    • by sameshima (10060) on 2007年03月03日 21時29分 (#1120245) 日記
      近所のすずめは毎年秋になると1~2週間いなくなります。
      聞いたわけではないですが、米を食べにいっているようです。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      >「すずめが全然いなくなった!」
      >なにせ恒温動物なので、より「人間に近い」かも知れないわけで。
      たとえば少し寒い日が続くだけでまとめて凍死することがあります。
      小型の恒温動物であるがゆえに、体温を維持するのに困難が伴うのです。

      ある地域限定でいなくなってもそんなに恐い話ではありません。
      でもこれが「日本全域で」だとすると、非常に恐い話になるかも
      しれませんね。害虫が大量繁殖して生態系のバランスが一気に
      崩壊するということもあるのかも。
  • by Anonymous Coward on 2007年03月03日 15時17分 (#1120115)
    そのそも(;'ー`)ミツバチは女王蜂を入れ替える時などに 集団で巣を離れるものだと思って居るんだが。 数匹の蜂が最初にそのような行動を取り始めると、 一気にそれが他の蜂に伝わって巣の放棄が始まってしまう。 だから養蜂家は対処策も知ってるはずなんだけどな('ー`;) 規模が大きいというだけで、これとは違うのかね? 原因となるトリガーが違うとかそういうことなのか?
  • by Anonymous Coward on 2007年03月03日 16時19分 (#1120141)
    「臨界量」を超えたためにわけのわからないものに変化しちゃったとか。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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