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火星

元アポロ宇宙飛行士曰く、人間を火星に送ることはバカげている 54

ストーリー by hylom
もう少し短時間で行けると良いのだが 部門より
taraiok曰く、

アポロ8号に搭乗した元宇宙飛行士のウィリアム・アンダース氏が、人間を火星に派遣することについて「バカげている」と述べた。月を周回移動したこともあるアンダース氏は現在85歳。氏は人間を火星に送り出すために多額の公的資金を投入すべきではないとし、無人探査プログラムを大いに支持すると話す(BBCSlashdot)。

氏曰く、「そもそも人間が火星に行く意味はどこにあるのか。私は大衆がそれほど(火星有人探査に)興味があるとは思っていない」。先日、火星にNASAの探査機「InSight」が着陸した。NASAはInSight着陸時の声明の中で、「月への持続可能な帰還を導くこと、それは私たちが火星に宇宙飛行士を送る準備をするのを助けるだろう」と言った。

アンダース氏のコメントに対して、NASAに回答を求められたものの返答はなかったという。

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  • 月は巨大宇宙ステーションとして機能する可能性があるけど、火星はテラフォーミングが進んで移住できるようにならない限り人を送る合理的な理由はないよな。

    テラフォーミング作業自体は無人機送り込んでやればいいわけで、故障率と運用コストにおいて機械に大きく劣るであろう人を送り込んでもね……。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • by Anonymous Coward

      地球温暖化対策も満足にできないのに、テラフォーミングなんて夢物語だなー…

    • by Anonymous Coward
      正にあんな何も無い所で人が安全に活動するには、単独で1週間以上の長時間生命維持を可能とするモビルスーツ成らぬ作業用外骨格でも用意しないと危険過ぎ
  • by yu-maru (34876) on 2018年12月27日 17時50分 (#3540602) 日記

    >氏は人間を火星に送り出すために多額の公的資金を投入すべきではないとし

    多額の公的資金の投入によって月に送り出された人間が言うのは如何なものかと。

    • by Anonymous Coward on 2018年12月27日 18時43分 (#3540637)

      月に送り出された、といっても氏のアポロ8号は月を周回しただけなので、ある意味目の前に目標が
      あるのに後の人のための準備としておあずけくらったわけです。
      アポロ8号~10号、13号の皆さんと11号、12号、14~17号の時の司令船お留守番係の方は
      おあずけ組のはずですね。(ちゃんと調べてはいないので他のアポロで月に降りた方がいるのかもしれませんが)

      それを考えれば、月どころか火星に降りちゃえる人をやっかんでいたとしても同情の余地はあります。
      生暖かい目で見守ってあげましょう。

      親コメント
      • アポロ9号は地球周回軌道での着陸船と司令船のドッキングテストですから、月にはまったく行ってないですね。

        で、まだアポロ8号はまだマシじゃないかな。着陸船なしの司令船だけでの月への往復ですし。アポロ10号は、着陸船で月に途中まで降下しておいて着地はせずに帰還する、というおあずけっぷり。これが一番ひどいと思う。

        > 他のアポロで月に降りた方
        8号の司令船操縦士は、13号船長のジム・ラヴェル。
        10号の司令船操縦士は、16号船長のジョン・ヤング。
        10号の着陸船操縦士は、17号船長のユージン・サーナン

        親コメント
        • by yasiyasi (5450) on 2018年12月28日 16時31分 (#3541055)

          > 他のアポロで月に降りた方
          8号の司令船操縦士は、13号船長のジム・ラヴェル。

          親コメントでは、ちゃんと記述されていたのに‥‥‥
          この人は船長でしたが、月着陸はできてませんよ。

          親コメント
          • すんません、そのあたりはちゃんと分かってますが、推敲してるうちにおかしくなってました。
            元々は以下のような文章だったんですよ。

            ---ここから---
            > 他のアポロで月に降りた方
            月に2回行ったのは以下の3人

            8号の司令船操縦士は、13号船長のジム・ラヴェル。
            10号の司令船操縦士は、16号船長のジョン・ヤング。
            10号の着陸船操縦士は、17号船長のユージン・サーナン

            以上の重複を除くと、月に行ったけど月に着陸してないのは、以下の12人になります

            8号船長のフランク・ボーマン、着陸船操縦士のウィリアム・アンダース
            10号船長のトーマス・スタッフォード
            11号司令船操縦士のマイケル・コリンズ
            12号司令船操縦士のリチャード・ゴードン
            13号船長のジェームズ・ラヴェル、司令船操縦士のジョン・スワイガート、着陸船操縦士のフレッド・ヘイズ
            14号司令船操縦士のスチュアート・ルーサ
            15号司令船操縦士のアルフレッド・ウォーデン
            16号司令船操縦士のケン・マッティングリー
            17号司令船操縦士のロナルド・エヴァンス
            ---ここまで---
            ここまで書いたあと、長ったらしいので短くしようと推敲した結果
            実際の元コメのようにばっさり削除して、その最後に
            ---
            のべ15人から以上の3人を引いて、おあずけ組は12人になります
            ---
            って書いたつもりだったんですが、コピペに失敗してたみたいです。
            ちゃんとプレビュー確認してない時に限ってミスっちゃうんだよなぁ…
            ていうか、今読み返すと、当初書き込む予定の文章でも分かりにくいなぁ…

            親コメント
    • by Anonymous Coward

      月ほどの魅力は無いってことでは?

      # 公的資金で仕事をした人は、関連事業に対する公的資金投入について、
      # 文句は言うなってこと?

    • by Anonymous Coward

      だからじゃない?
      いかに人間を送り出す部分にコストがかかっているかは感じていたと思うし。
      月と火星では、移動にかかる時間も全然違うしな。
      かのカールセーガンも、有人宇宙探査は否定的だったしな。

    • by Anonymous Coward

      その当時の多額の公的資金の投入は、
      世界一の国の威信という文脈のなかにある。

      今は、そうではなく、科学技術の文脈、ということでしょう。

  • >そもそも人間が火星に行く意味はどこにあるのか

    こういうのに意味を求めると、エベレスト登頂とかの登山を全否定になる気がする
    「月があるからそれを周回移動する」「火星があるから行く」でいいじゃないか。

    • その次の文まで読めや。w

      私は大衆がそれほど(火星有人探査に)興味があるとは思っていない

      という主張やから、金を出す人が納得してるんやったらええんやで?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      火星は、人類にとって、最初で最後のフロンティアになる。
      なぜなら、火星のさらに先に、人間が行けるような場所は無いから。

      木星や土星に着陸するのは不可能だし、衛星は小さすぎるし、太陽光は暗いしエネルギーも少ない。
      系外惑星まで足を延ばすのは今の知識レベルでは絶望的。

    • by Anonymous Coward

      国家事業と個人を同一に考える馬鹿な考えはやめたほうがいいぞ

      • by Anonymous Coward

        宇宙条約の終了・脱退・改定を予定してなら、国家事業としてありだろう。

      • by Anonymous Coward

        なんかでじゃびゅ
        襟を立てたあの女史とのやり取りが再現されているような錯覚が・・・

    • by Anonymous Coward

      てっきり人道的に行くべきではないという事かと思ったら、そんな事はなかった。
      時間がかかり過ぎて被爆量がシャレにならなくなるから、対策が出来るまでは行くべきではない。

      • by Anonymous Coward

        火星に行こうとしなければ対策も必要なく予算も出なく研究もされないわけで。
        技術ができるまで待とうということにしていたらまだ誰も月に行っていない。

        • by Anonymous Coward

          着いたら余命いくばくもないというのはさすがにね。

    • by Anonymous Coward

      費用対効果を考えて別の方向をって意見が出るのもまた当たり前。

      全部自前でやるのなら大した反対も無いだろうけど、税金使うと国民すべてがスポンサーだぞ。
      そりゃスポンサーの意見は大切だ。

  • by Anonymous Coward on 2018年12月27日 15時34分 (#3540526)

    > アンダース氏のコメントに対して、NASAに回答を求められたものの返答はなかったという。

    NASAが誰に回答を求められたのだろうか

    • by Anonymous Coward

      BBCの記事だし、書いた記者が聞いたんじゃないのか

    • by Anonymous Coward

      NASAに回答を求めることが可能であったと言いたいのだろう

    • by Anonymous Coward

      NASA(個人の感想にいちいちコメントしてられっか)

    • by Anonymous Coward

      みんなよく読んでないな。
      アンダ―スン氏が行ったコメントについて、彼がNASAに回答を求められたって書いているだろうに。
      NASAが氏のコメントについて何を問うたのかは判らんので細かい事は判らんが。

  • by Anonymous Coward on 2018年12月27日 15時40分 (#3540530)

    たしかに火星や月の重力井戸の底に落ちるよりは、水資源を持つ小惑星に行く方に魅力を感じる。

    #それでもむっちゃ大変だが。

    • by Anonymous Coward

      水なら重力井戸の底で探すほうが楽な気がするけどなぁ

      • by Anonymous Coward

        木星の輪とか木星の衛星にはいっぱいありそうだけど、ちょっと遠いかなぁ<水
        重力の井戸の中といえば中だし、木星の放射線もきつそうだけど

    • by Anonymous Coward

      月はともかく、火星の極冠には水資源がある [bbc.com]っぽいですよ。

  • by Anonymous Coward on 2018年12月27日 16時57分 (#3540573)

    のお話でも読んでね。

  • by Anonymous Coward on 2018年12月27日 18時03分 (#3540615)

    火星に行くより月とラグランジュポイントに基地を作って宇宙空間での経験値を積むほうが先だと思う
    宇宙空間へ進出する難易度が少なくとも南極観測ぐらいの程度にするのが先でしょう

    • by Anonymous Coward

      アメリカの有人火星探査は月軌道ステーション経由ですよ。ホントの意味で駅になる。

  • by Anonymous Coward on 2018年12月27日 21時49分 (#3540702)

    本日午後10時(あと10分余り)からNHKBSプレミアムで放送されるコズミックフロントが
    アンダースさんのアポロ8号の話らしいです。

  • by Anonymous Coward on 2018年12月27日 23時09分 (#3540725)

    極論言えば遙か未来には太陽系に居られなくなるんだから
    少しでも先を目指すのは、本能というか当たり前だと思うんですが。

    • by Anonymous Coward

      少しでも生存圏を拡大しようとするその本能が創り出した兵器で絶滅する可能性の方が高い現実をよく見よう。
      別に人類が絶滅しようがあと数回知的生命体が育つ程度には地球は持つよ。心配するな。

  • by Anonymous Coward on 2018年12月28日 10時47分 (#3540885)

    こんなレベルの文明人が不毛な惑星に行くのに何十億ドルもかけるのは馬鹿が得ている
    全くそのとおりだと思う
    あと500年技術革新してからいくのがよい

    こんな事書くと、文明の争奪競争に負けるだの地球が攻められるだのいう
    荒唐無稽な事を言う輩がいるが
    大丈夫、宇宙は途方もなく広い

    • by Anonymous Coward

      ライバルは宇宙人とは限らんぞ

      #猫とか

    • by Anonymous Coward
      そんな事してる場合では無くて、今再び大戦の機運が高まっているし、それに対応した防御不能な超兵器の発表に拠り、良くても兵器開発冷戦に突入しそうだ。
    • by Anonymous Coward

      だから米国の先人は、は「Jet Propulsion Laboratory:ジェット推進研究所」を作った。

      # ジェット気流だ新兵器 SOS・SOS カシンカシンカシン 飛び出せ征くぞ大地を蹴って 今日もマグマは空を飛ぶ♪(但しマグマ大使等はロケット人間)

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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