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単純に晩婚化が進行している(女性の生涯出生数に変化はないが結婚が遅くなっている)場合、合計特殊出生率だけの推移を見ると、急激に落ち込んだ後に元の水準に回復するという変化になると思う。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
貧乏子沢山 (スコア:3, 興味深い)
> 最近のアメリカ合衆国では出生率の増加が見られるなど、
> 従来には無い傾向も見られるようになったらしい。
昔から貧しい地域では子沢山の傾向が見られたわけで、
先進国の貧困層が増えてんじゃねぇのか、と不安になる。
はっ、日本も現在の方向性を維持すれば自動的に少子化解消?
Re: (スコア:0)
初婚率や非婚率、出生数などの他の指標を参考にし、年齢毎の動向の変化を考えながら、長期にわたる推移を分析していかないと、誤った結論を導き出すこともある。
例えば、単純に晩婚化が進行している(女性の生涯出生数に変化はないが結婚が遅くなっている)場合、合計特殊出生率だけの推移を見ると、急激に落ち込んだ後に元の水準に回復するという変化になると思う。
日本の晩婚化が未だに急激で、アメリカのそれが落ち着いてきたということも考えられなくはない。
それと、アメリカは人口ピラミッドが比較的きれいだからね。
日本や東アジア諸国みたいに特定の年齢層が突出して多い(団塊とか団塊ジュニアとか)場合は、その影響も考えなければならない。
Re: (スコア:1, すばらしい洞察)
それに、晩婚化だけが急激に進むって前提じゃないと上の話は成り立たないけど、そんなに急激な変化も有り得ない。戦争や全国的な大災害でも起これば別だろうけど。いずれにせよ、急激な晩婚化が進めば、それに伴う障害出産数低下は避けられない。
長期的な推移の重要性を説くなら、単純化し過ぎた話は有害だと思います。
Re: (スコア:0)
晩婚化のみが進行して女性が生涯に産む人数に変化がないと単純化した場合でも、俺が述べたように一時的に合計特殊出生率が落ち込む。
実際のところは、あなたが言うように晩婚化とともに女性が生涯に産む人数も減るだろうが、この場合でも一時的に合計特殊出生率が実態以上に落ち込むんだよ。
これは、年次の合計特殊出生率が、期間合計特殊出生率を使っているためだ。
その年において、「ある年齢の女性が一年間に産んだ子どもの数」÷「ある年齢の女性の人口」を15歳から49歳ぶんまで足しあげるのが
Re:貧乏子沢山 (スコア:0)
実態出生率の低下が緩和されるわけでもなく、
対策の考察に役立つわけでもないと言うのが大変興味深いです。
Re: (スコア:0)
将来人口推計に期間合計特殊出生率を使わず、仮定の出生率を使っている(そして仮定が大幅に間違えている)厚生労働省の涙ぐましさへの皮肉か?
俺は、対策の考察なんぞ興味ないね。