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実はソ連・ロシアがアメリカの真似をしてLox/ケロシン系ロケットエンジンを作る必要は全くない。なぜならケロシン系に関してはソ連・ロシアの技術のほうがずっと進んでいるから。エンジン一基あたりの推力もF-1よりもゼニットに使われているRD-170シリーズの方が強力だったりするし。
その秘密は、ソ連が幻となった月着陸計画の過程で開発した「酸素リッチ2段燃焼サイクル」という燃焼方式。この技術はアメリカを始めとするどの西側諸国もいまだに真似ができない代物。いまやアメリカの主力打ち上げロケットのアトラス∨にもロシア製のRD-180エンジンが採用されているくらいだからその技術の優位性はいかばかりか。アメリカは強力なLox/LH2で巻き返そうとしているようですがどうなることやら。
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実はソ連が (スコア:2)
Re:実はソ連が (スコア:5, 興味深い)
実はソ連・ロシアがアメリカの真似をしてLox/ケロシン系ロケットエンジンを作る必要は全くない。なぜならケロシン系に関してはソ連・ロシアの技術のほうがずっと進んでいるから。エンジン一基あたりの推力もF-1よりもゼニットに使われているRD-170シリーズの方が強力だったりするし。
その秘密は、ソ連が幻となった月着陸計画の過程で開発した「酸素リッチ2段燃焼サイクル」という燃焼方式。この技術はアメリカを始めとするどの西側諸国もいまだに真似ができない代物。いまやアメリカの主力打ち上げロケットのアトラス∨にもロシア製のRD-180エンジンが採用されているくらいだからその技術の優位性はいかばかりか。アメリカは強力なLox/LH2で巻き返そうとしているようですがどうなることやら。
Re:実はソ連が (スコア:1)
アメリカはスペースシャトル計画で有人打ち上げロケットにSRBという固体燃料ロケットに離床推力の大半をゆだねるとう間違いをした一方で、ソビエトはエネルギア用に堅実にRD-170を開発しただけのこと。スペースシャトルもエネルギアも成功したとは言えないけど、ロシアはRD-170の後継が活躍している一方、アメリカは気が付いたら安くて信頼性が高くて適度に推力の大きい液酸液水エンジンが無かっただけの事。