水蒸気電解の効率は結構高い(こちらの電中研の報告 [denken.or.jp]によれば、「総消費電力に対する発生水素の高位発熱量」効率で98%)みたいなので、断熱と廃熱回収をがっちりやれば、sunfire社のプレスリリースにある効率70%("The power-to-liquids technology reaches system efficiencies of about 70 per cent.")も不可能ではないように思えます。
# ところで、ストーリーの「通常のディーゼル燃料の70%程度のエネルギー効率が得られる」ってこの部分の誤訳ではないですか
Re:要は電力をそのまま化学エネルギーに変換したと。 (スコア:4, 参考になる)
水蒸気電解の効率は結構高い(こちらの電中研の報告 [denken.or.jp]によれば、「総消費電力に対する発生水素の高位発熱量」効率で98%)みたいなので、断熱と廃熱回収をがっちりやれば、sunfire社のプレスリリースにある効率70%("The power-to-liquids technology reaches system efficiencies of about 70 per cent.")も不可能ではないように思えます。
# ところで、ストーリーの「通常のディーゼル燃料の70%程度のエネルギー効率が得られる」ってこの部分の誤訳ではないですか
まぁ、光合成のすごいとこは「太陽光程度の密度の光エネルギーを高効率で化学エネルギーに変換する」点にあって、電気のように使いやすいものとはもともと比較できないと思います。
それとオフトピ気味ですが、光合成の効率って何十%も無い気がします。この文献 [sciencedirect.com]によれば、C3植物で4.6%、C4植物で6%程度とあります。
Re:要は電力をそのまま化学エネルギーに変換したと。 (スコア:1)