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ソユーズ宇宙船、打ち上げ失敗。宇宙飛行士は無事」記事へのコメント

  • by saratoga (23467) on 2018年10月12日 7時39分 (#3496400) 日記

    ウクライナ事情が絡んでたら根が深そう。杞憂ならいいんだけど。

    • Re:原因は? (スコア:3, 参考になる)

      by Artane. (1042) on 2018年10月12日 21時19分 (#3496842) ホームページ 日記

      ソ連崩壊で、熟練技術者の技術継承に失敗してるんですよね。

      https://www.jst.go.jp/crds/report/report10/RU20170426_1.html#sec1-6 [jst.go.jp]
      (6)頻発する打ち上げ失敗とその要因

       このように、ロシアの宇宙開発の前途は明るくその扉を開いているかに見えるが、ここに暗い影を落としてきたのが頻発するロケット打ち上げの失敗である。世界的にもロシア製ロケットに対する関心が高まっていた2010年12月以降の2年半強で、10回も打ち上げに失敗している。

       これら一連のロケットの打ち上げ失敗の原因は、概ね単純な人的ミスであるとされており、30歳~40歳代の技術者の年齢層が薄い宇宙産業界において技術継承がしっかりとなされていない結果であるとの声が関係者や専門家から異口同音に聞かれた。これも1990年代のソ連崩壊による社会混乱によって生じた頭脳流出のためであろうか。

       さらに、宇宙関係者の給与アップなどについて政府レベルで言及はされているものの、政府関係者からは優秀な理系人材が給与の高い金融機関に流れてしまっているとの声も聞かれた。

       当初は、ロケット製造企業幹部の交代、さらに連邦宇宙庁の長官の更迭といった人事による対応であったが、失敗が重なるにつれて、連邦宇宙庁および宇宙産業の再編が政府内で検討されることになった。

      ソ連崩壊で、米国企業などに軍事や航空宇宙の技術者や科学者が大挙して流出した上に、ウクライナやグルジアとの紛争で、もともと旧ソ連国内で分散して部品調達してきたのが破綻してますからね…。
      その後航空宇宙産業や軍需産業を立て直すのに20年近く費やしてる。

      # 新世代のロケットの実用化に前のめりなのも、ここらへんが関係してるのでしょうね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      カザフで打ち上げたロシアのロケットになんでウクライナが関係あるんだ?

      • by Anonymous Coward on 2018年10月12日 19時39分 (#3496801)

        部品の一部をウクライナ製で賄ってたので、関係が険悪になってからはソユーズの一部シリーズが打ち切られたりロシア製に部品が置き換わったりしている

        信頼性が変わってたら失敗率も変わるだろう

        親コメント

未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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