パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

東京大学木曽観測所の新観測システム「トモエゴゼン」、本格稼働を開始」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward

    2fpsの動画撮影が基本だそうですが、つまり露出時間は1/2秒以下…。
    長時間露光の方がいいんじゃないの? と思ったのだけど。

    流星やデブリといった高速移動天体は各画素上には数秒から数ミリ秒しか滞在しません.画素を通過後にも露光を続けると背景光によるフォトンノイズに埋もれていくため,微かな信号は消滅してしまいます.
    しかし,短時間で露光を切り上げて信号を読み出せばフォトンノイズへの埋没を防げます.
    もし,中性子星合体のようなコンパクトで高エネルギーの現象が数秒以下の時間スケールの閃光(フラッシュ)を生成していたとしても,これまでのCCDによる低速な探査では,信号が背景フォトンの海に沈むため捉えることはできません.

    露光時間が短いことが、何より重要なことらしい。
    技術の進歩で見える世界がガラッと変わる、っていうのは面白いね。
    木曽やパロマーなどのロートル(失礼)望遠鏡が復活してきてるのも興味深い。

    • Re: (スコア:5, 興味深い)

      by Anonymous Coward

      天文月報の記事がせっかく色々と書いているのに前提知識がないとわからない部分があるのでちょっとだけ補足します。

      重力波望遠鏡(KAGRAやLIGOなど)は指向性が皆無という問題があり、せっかく重力波を検知してもソースの位置を単独では特定出来ません。同時刻に観測していた可視光や電波望遠鏡の記録を取り寄せて、重力波を生んでもおかしくない大きな現象が見えたかどうか探すしかないのです。もちろん、他の望遠鏡は重力波の為だけに全天を睨んでいるほど暇ではなく、それぞれ別の研究で使われているので、重力波のソースがたまたま誰かに見られていることを祈るしかありません。

      この望遠鏡は、広域で高速に観測を行いデータを蓄積することで、重力波望遠鏡が照合を掛けられる記録の数を飛躍的に増やそうというものです。2015年まで実在が直接証明すら出来ていなかった重力波が、今や実用的な天文学のツールとして使われようとしているわけです。ワクワクします。

      • by Anonymous Coward

        重力波望遠鏡は指向性は有るだろ?
        ほとんど盲点方向ではないって感じで複数の望遠鏡を組み合わせて判断しているって感じだと思ったが。
        構造が2次元だからだろうから根性居れて3次元構造にすればもっと方向がつかみやすくなるかも。
        まあ地表が90度違う方向の所のと組み合わせれば良いのだろうけど。

        • by Anonymous Coward on 2019年10月03日 16時49分 (#3695755)

          重力波望遠鏡では1機だけでは指向性はありません。LIGOのように2機設置すると、検知の時間差を調べることで両機を結ぶ直線に対してどれくらいの角度で伝わってきたのかは辛うじて分かるようになります。3機(LIGOの2機とKAGRA)を組み合わせると、ようやく具体的な座標が分かってきます。しかしそれでも電磁波天文学の結果と比較しないとソースの特定は困難でしょう。

          親コメント

あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

処理中...