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地球にはたくさん水があり、金星・火星にはほとんど水が無いのは、地球は強い地磁気で守られて水が宇宙に流出しないが、金星・火星は、強い地磁気が無いので水がどんどん流出するから
仮に金星が地球並みの自転速度だったり、火星内に液体金属のコアがあれば、強い磁気で太陽風から守られて、どっちも水の惑星だったのでは?
現在の定説で言われている「原始太陽系」では原始の太陽周辺にガス雲があるが、この時に水分子のような軽い分子は太陽系外縁に押しやられ、太陽系中心部分に金属や岩石が集まるとされている。これを裏付けるのが水星~火星が岩石惑星で木星以降がガス惑星であるという観測事実、彗星が氷を主成分としているというコンセンサス等。
さらに「スノーライン」という、水が液体で存在できるのは大体小惑星帯あたりで、それより太陽から近いと水は気体⁽水蒸気⁾になってしまい、それより遠いと水は固体⁽氷⁾になってしまうという、広く他の恒星系を観測した結果得られた統計的概念があり、ここからも地球に液体の水があるのは例外的であるとされる。
ここで「えっ?じゃあ地球の水はどこからもたらされたの?」ということが本当にわからなくなったから地球から近いイトカワとかリュウグウとかの小惑星に億とかそれ以上の単位の金をかけて水の起源を探っているのがはやぶさ等探査機。
地球よりも太陽に近いので太陽風の影響が強いはず。地球と金星は同じようなサイズなので大気の維持に必要なエネルギーは金星のほうが大きいはず。というはずなのだが金星には地球や火星と比べても濃厚な大気がああるんだよなー。大気を維持できているのに水がないのにはなんか理由があるはず。水が太陽系外由来として金星に水が少ない理由としては、太陽系外からやってきた水分の大半を太陽系の外縁部の天体が捕まえてしまうからってのがそれっぽい?
単に水蒸気が二酸化炭素よりも軽いせいで逃げて行っちゃったんじゃないのかなぁと思ってました。CO2 → 12+16x2 → 44H2O → 1x2+16 → 18
地球の場合は大気温が早くに下がって水が液体になったか、二酸化炭素が必要十分なほどなくて金星ほど気温が上がらなくて、水があまり気体にならなかったとか。
水蒸気がそのまま逃げるのではなくて、上空で水素と酸素に分解されて水素が逃げる。ご存知のとおり水素は最も軽い。酸素はたとえば炭素の酸化に使われて二酸化炭素になる。
# 地球で燃料電池だとかクリーンエネルギーだとか言ってどんどん水を電気分解してるが大丈夫なのか? と個人的に心配
人類が作り出せる水素の量なんて自然界に存在するものと比べれば微々たる量だし、作るのにけっこうコストかかるから水素のまま大気中に放出される量はその中でもごく一部。さすがに水素の生産量が今の百億倍になったら気にした方がいいかもね。
上空で分子が分解されて、太陽風で軽い水素が宇宙に飛ばされる
水だけじゃなく、メタン・アンモニアなんかの水素を含んだ分子は全部、上空で水素がもぎとられて宇宙に流出した
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
地球と、金星・火星の違い (スコア:0)
地球にはたくさん水があり、金星・火星にはほとんど水が無いのは、
地球は強い地磁気で守られて水が宇宙に流出しないが、
金星・火星は、強い地磁気が無いので水がどんどん流出するから
仮に金星が地球並みの自転速度だったり、火星内に液体金属のコアがあれば、
強い磁気で太陽風から守られて、どっちも水の惑星だったのでは?
Re:地球と、金星・火星の違い (スコア:3, 興味深い)
現在の定説で言われている「原始太陽系」では原始の太陽周辺にガス雲があるが、
この時に水分子のような軽い分子は太陽系外縁に押しやられ、太陽系中心部分に金属や岩石が集まるとされている。
これを裏付けるのが水星~火星が岩石惑星で木星以降がガス惑星であるという観測事実、
彗星が氷を主成分としているというコンセンサス等。
さらに「スノーライン」という、水が液体で存在できるのは大体小惑星帯あたりで、それより太陽から近いと水は気体⁽水蒸気⁾になってしまい、それより遠いと水は固体⁽氷⁾になってしまうという、広く他の恒星系を観測した結果得られた統計的概念があり、ここからも地球に液体の水があるのは例外的であるとされる。
ここで「えっ?じゃあ地球の水はどこからもたらされたの?」ということが本当にわからなくなったから
地球から近いイトカワとかリュウグウとかの小惑星に億とかそれ以上の単位の金をかけて水の起源を探っているのがはやぶさ等探査機。
Re: (スコア:0)
地球よりも太陽に近いので太陽風の影響が強いはず。
地球と金星は同じようなサイズなので大気の維持に必要なエネルギーは金星のほうが大きいはず。
というはずなのだが金星には地球や火星と比べても濃厚な大気がああるんだよなー。
大気を維持できているのに水がないのにはなんか理由があるはず。
水が太陽系外由来として金星に水が少ない理由としては、太陽系外からやってきた水分の大半を太陽系の外縁部の天体が捕まえてしまうからってのがそれっぽい?
Re: (スコア:0)
単に水蒸気が二酸化炭素よりも軽いせいで逃げて行っちゃったんじゃないのかなぁと思ってました。
CO2 → 12+16x2 → 44
H2O → 1x2+16 → 18
地球の場合は大気温が早くに下がって水が液体になったか、二酸化炭素が必要十分なほどなくて金星ほど気温が上がらなくて、水があまり気体にならなかったとか。
Re: (スコア:0)
水蒸気がそのまま逃げるのではなくて、上空で水素と酸素に分解されて水素が逃げる。ご存知のとおり水素は最も軽い。酸素はたとえば炭素の酸化に使われて二酸化炭素になる。
# 地球で燃料電池だとかクリーンエネルギーだとか言ってどんどん水を電気分解してるが大丈夫なのか? と個人的に心配
Re:地球と、金星・火星の違い (スコア:1)
人類が作り出せる水素の量なんて自然界に存在するものと比べれば微々たる量だし、作るのにけっこうコストかかるから水素のまま大気中に放出される量はその中でもごく一部。
さすがに水素の生産量が今の百億倍になったら気にした方がいいかもね。
Re: (スコア:0)
上空で分子が分解されて、太陽風で軽い水素が宇宙に飛ばされる
水だけじゃなく、メタン・アンモニアなんかの水素を含んだ分子は全部、
上空で水素がもぎとられて宇宙に流出した