アカウント名:
パスワード:
既存の衛星が動いてるのにバックアップ機を打ち上げるのって自作好きが余った機種をサブ機扱いにするのに似てるな。と思ったが、9号と8号で性能は同じとのこと。8号ってカラー映像が撮れるようになったアレだよね。それなら新しい方をバックアップにするのが良いな。一時的にも止まったら困るし。
とはいえそうなると前と同じなんだし話すことがなくないか?天気予報は当たるときゃ当たるし、外れることも時折あるし、困ったら雨雲レーダーでも見れば割と分かる。昔というか、良く言われる「あてにならない」って程当たらないわけでもない感じ。
別に8号9号の話じゃないけどせっかくなので。1980年代から90年代前半くらいまではテレビの天気予報で毎日のようにひまわりで撮影した写真が出ていたけど、雨雲レーダーの発達などで日常生活の中でひまわりの存在を感じることは減ってしまったね。それでも天気予報のためには太平洋の広範囲のデータも欲しいわけで、他の手段もないわけではないけど何年間も毎日のように観測するなら静止衛星の方が効率的。
想像だけど同じスペックのものを2つ作ったのは設計コストを頭割りして安くあげられること、打ち上げに失敗した時のバックアップ、両方打ち上げに成功すれば片方は軌道上で予備機として維持、と限られた予算で予備機を確保するための工夫なんだろうな。(過去のひまわりでは現役機のトラブルで予備機として待機させてた旧型を復帰させたことがあったと思う)
ひまわり5号後継のMTSAT-1(1999)が打ち上げに失敗して、替わりのMTSAT-1R(ひまわり6号)はいろいろトラブって打ち上げが遅れに遅れて2005年にまで延び、ひまわり5号がそれまで持たずにアメリカから気象衛星を借りる羽目になったり、
そのうえ、運輸多目的衛星としての相乗りの都合で、ほぼ間をあけずに、MTSAT-2(ひまわり7号)を2006年打ち上げってあたりが今の運用体制に大きく影響してるような気がします。
ひまわり6号7号の設計寿命は運用10年観測5年なのでひまわり8号(2014)、ひまわり9号(2016)と打ち上げれば、たとえひまわり8号が失敗してもひまわり9号が予定通り上がれば7号に無理させることなく世代交代できます。
8号9号は設計寿命15年なので、この方針で行くなら、次は10号(2029)、11号(2031)打ち上げぐらいですかね。
2029年の気象衛星ってどんなのになるかな。とはいえ今後分解能が上がる、観測バンドの数が増えるくらいしか面白いことはない気がするな。専用の気象衛星が不要になるとも思えないし。気象衛星ネタでは8号のカラー画像がかなりインパクト大きかったけど、16もある観測バンドのうち3つだけの話でもある。
天気予報は精度が上がって秒単位で分かるようになるのかな。でも位置情報さえあれば今後数分程度の確実な予報は現状でもできるはずだし、6時間後に雨が止む瞬間を秒単位で知っても仕方ないな。
次世代機の概要 https://confit.atlas.jp/guide/event-img/jpgu2019/MSD44-10/public/pdf?type=in&lang=ja 噛み砕いた記事 https://news.yahoo.co.jp/articles/5ad526fad7f0a1ca3e811fc79261ab94fe1d813f
新しい観測センサー積んで、大気を立体的に捉えられるようになる予定 水蒸気を立体的に観測できれば ある程度は突発的な風雨に対応できるようなるだろうな
助かる。ありがたい。
7年先の話として調べもしなかったが、考えてみると人工衛星の設計ってそれくらい長いか。なんなら2040年までに望ましい仕様なんてのまで定められてるとは。高分解能な赤外線観測機器ってだけと言えばだけだけど、「大気を立体的に3次元で(実際には雲の厚さ?)」ってのはそれなりにわくわくするな。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
※ただしPHPを除く -- あるAdmin
新型がサブ機なのか (スコア:-1)
既存の衛星が動いてるのにバックアップ機を打ち上げるのって自作好きが余った機種をサブ機扱いにするのに似てるな。
と思ったが、9号と8号で性能は同じとのこと。8号ってカラー映像が撮れるようになったアレだよね。
それなら新しい方をバックアップにするのが良いな。一時的にも止まったら困るし。
とはいえそうなると前と同じなんだし話すことがなくないか?
天気予報は当たるときゃ当たるし、外れることも時折あるし、困ったら雨雲レーダーでも見れば割と分かる。
昔というか、良く言われる「あてにならない」って程当たらないわけでもない感じ。
Re: (スコア:0)
別に8号9号の話じゃないけどせっかくなので。
1980年代から90年代前半くらいまではテレビの天気予報で毎日のようにひまわりで撮影した写真が出ていたけど、雨雲レーダーの発達などで日常生活の中でひまわりの存在を感じることは減ってしまったね。
それでも天気予報のためには太平洋の広範囲のデータも欲しいわけで、他の手段もないわけではないけど何年間も毎日のように観測するなら静止衛星の方が効率的。
想像だけど同じスペックのものを2つ作ったのは設計コストを頭割りして安くあげられること、打ち上げに失敗した時のバックアップ、両方打ち上げに成功すれば片方は軌道上で予備機として維持、と限られた予算で予備機を確保するための工夫なんだろうな。
(過去のひまわりでは現役機のトラブルで予備機として待機させてた旧型を復帰させたことがあったと思う)
Re: (スコア:1)
ひまわり5号後継のMTSAT-1(1999)が打ち上げに失敗して、
替わりのMTSAT-1R(ひまわり6号)はいろいろトラブって打ち上げが遅れに遅れて2005年にまで延び、
ひまわり5号がそれまで持たずにアメリカから気象衛星を借りる羽目になったり、
そのうえ、運輸多目的衛星としての相乗りの都合で、ほぼ間をあけずに、MTSAT-2(ひまわり7号)を2006年打ち上げ
ってあたりが今の運用体制に大きく影響してるような気がします。
ひまわり6号7号の設計寿命は運用10年観測5年なので
ひまわり8号(2014)、ひまわり9号(2016)と打ち上げれば、たとえひまわり8号が失敗しても
ひまわり9号が予定通り上がれば7号に無理させることなく世代交代できます。
8号9号は設計寿命15年なので、この方針で行くなら、次は10号(2029)、11号(2031)打ち上げぐらいですかね。
Re: (スコア:0)
2029年の気象衛星ってどんなのになるかな。
とはいえ今後分解能が上がる、観測バンドの数が増えるくらいしか面白いことはない気がするな。専用の気象衛星が不要になるとも思えないし。
気象衛星ネタでは8号のカラー画像がかなりインパクト大きかったけど、16もある観測バンドのうち3つだけの話でもある。
天気予報は精度が上がって秒単位で分かるようになるのかな。
でも位置情報さえあれば今後数分程度の確実な予報は現状でもできるはずだし、6時間後に雨が止む瞬間を秒単位で知っても仕方ないな。
Re: (スコア:2, 参考になる)
次世代機の概要 https://confit.atlas.jp/guide/event-img/jpgu2019/MSD44-10/public/pdf?type=in&lang=ja 噛み砕いた記事 https://news.yahoo.co.jp/articles/5ad526fad7f0a1ca3e811fc79261ab94fe1d813f
新しい観測センサー積んで、大気を立体的に捉えられるようになる予定 水蒸気を立体的に観測できれば ある程度は突発的な風雨に対応できるようなるだろうな
Re: Re:新型がサブ機なのか (スコア:0)
助かる。ありがたい。
7年先の話として調べもしなかったが、考えてみると人工衛星の設計ってそれくらい長いか。
なんなら2040年までに望ましい仕様なんてのまで定められてるとは。
高分解能な赤外線観測機器ってだけと言えばだけだけど、「大気を立体的に3次元で(実際には雲の厚さ?)」ってのはそれなりにわくわくするな。