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>このアンテナまず陸の上でも使えるでしょって話で衛星である必然性も少ない
このマイクロ波海洋リモセン(リモートセンシングの略語、日本語で遠隔観測)ですが、「海面に対してある特定の入射角の角度で観測すると、S/N比がとても高い、それ以外は使えるものではな(以下ry」という特徴があります。
例えば地上観測として、例えば灯台にこの手のセンサを搭載したとしてもものすごく限られた範囲(ほぼ点か楕円上の線)のデータしかえられません(もちろん、衛星をロケットで軌道に打ち上げる前に地上試験としてそういう試験はします)
面的にデータを得るためには、1. 極軌道の低軌道人工衛星観測(このプロジェクト。衛星とセンサは、入射角を一定に保ちながら、アンテナを回転させて地上をスイープ、衛星はその間に移動して次のスイープで別の場所を観測する)2. 人が操作する飛行機による観測(コスト面で常時観測に不向き、ただ民生利用には使えん(飛行経路が公開情報になる)がコスト度外視の軍飛行機なら??)3.無人ドローンによる観測(最近出てきた新たな選択肢で、まだ観測報告が研究論文になるレベル)4..気球による観測(実用・研究面も動向わからん)
なお静止衛星ひまわりなどにこの手のセンサを搭載しても、「海面に対してある特定の角度で観測すると、S/N比がとても高い、それ以外は(ry」の問題が地上の灯台につけたときと、幾何学的に同じになるので、搭載するなら極軌道衛星になります。
技術的な制約としては以上。そのうえで「こんな観測データは今は日本にとって過剰で必要ない」という判断は政治的なものでございますね。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
その衛星は打ちあがるの? (スコア:2)
バイスタティック [metsoc.jp]公共の電波をつかって発信源無しにいろいろな探査が出来る、次期防空網も含めて盛り過ぎなんだけど、そのアンテナまず陸の上でも使えるでしょって話で衛星である必然性も少ない
Re:その衛星は打ちあがるの? (スコア:0)
>このアンテナまず陸の上でも使えるでしょって話で衛星である必然性も少ない
このマイクロ波海洋リモセン(リモートセンシングの略語、日本語で遠隔観測)ですが、「海面に対してある特定の入射角の角度で観測すると、S/N比がとても高い、それ以外は使えるものではな(以下ry」という特徴があります。
例えば地上観測として、例えば灯台にこの手のセンサを搭載したとしてもものすごく限られた範囲(ほぼ点か楕円上の線)のデータしかえられません(もちろん、衛星をロケットで軌道に打ち上げる前に地上試験としてそういう試験はします)
面的にデータを得るためには、
1. 極軌道の低軌道人工衛星観測(このプロジェクト。衛星とセンサは、入射角を一定に保ちながら、アンテナを回転させて地上をスイープ、衛星はその間に移動して次のスイープで別の場所を観測する)
2. 人が操作する飛行機による観測(コスト面で常時観測に不向き、ただ民生利用には使えん(飛行経路が公開情報になる)がコスト度外視の軍飛行機なら??)
3.無人ドローンによる観測(最近出てきた新たな選択肢で、まだ観測報告が研究論文になるレベル)
4..気球による観測(実用・研究面も動向わからん)
なお静止衛星ひまわりなどにこの手のセンサを搭載しても、「海面に対してある特定の角度で観測すると、S/N比がとても高い、それ以外は(ry」の問題が地上の灯台につけたときと、幾何学的に同じになるので、搭載するなら極軌道衛星になります。
技術的な制約としては以上。
そのうえで「こんな観測データは今は日本にとって過剰で必要ない」という判断は政治的なものでございますね。