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日本人の遺伝的多様性と起源についての研究は、これまでミトコンドリアDNA※3やY染色体※4のDNA塩基多型を用いた研究が主流でした。それらの先行研究では、興味深いことに、日本人集団の「二重構造」説※5を支持するものや、ミトコンドリアDNAのハプロタイプ※6の多様性を示すものがあります。そのため、今後のゲノムワイドなケース・コントロール解析が、偽陽性の結果を得ることがないようにするためにも、ゲノム全体を網羅するSNPを用いて、日本人の集団構造を調べることが必要です。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
過去の研究との違い (スコア:1, 興味深い)
Re:過去の研究との違い (スコア:3, 興味深い)
そうしないと仰るようにこれまでの研究を再実験しただけになってしまいますから.
大規模に調べることの重要性は,これからの研究の基礎となるデータを集めることにあります.
例えば遺伝病Xがあったときに,その病気の患者と健常者を集めて原因遺伝子を調べるためにそれぞれの
DNA配列を比べるという方法がとられます.(ケースコントロールスタディー)
日本人が構造化されていることを考慮に入れないで実験をすると,健常者と患者の違いを調べていた
つもりが,実は参加していただいたボランティアの出身地を調べていただけになってしまう可能性が
あるわけです.
そこでDNAのどの部分が地域性を表しているかを予め理解しておき,その部分を「病気と関わるDNA」
と誤解しないように予めリストアップしておくことができた,ということです.
また逆に,例えば沖縄で異常にに多くの発症率をもつ病気が存在したとき,沖縄型で特徴的な配列の
近くに原因となる遺伝子が存在するかもしれないという候補の絞り込みにも使えるかもしれません.
kaho